厄年は災いが起きやすいと言われている年だけに
「厄年だからお守り買ってきた!」
なんて神頼みな人、結構多いのではないでしょうか。
でも、失礼のないお守りの持ち方や
ご利益についてちゃんとわかってますか?
お守りのご利益がいつまでなのかも気になるもの。
今年厄年にあたる人は
こちらでしっかり確認しておきましょう。
厄年のお守りの持ち方には決まりがある?
「厄年のお守りってどう持ち歩けばいいの?」
ちょっとしたことなんですけど、厄年って災難が降りかかりやすいと言われている年だけにお守りの扱いひとつでも気になっちゃいますよね。
自分で気が付かないうちに粗末な扱いをしていてご利益に影響しちゃったら大変。
「逆に悪いことが起こったらどうしよう…」
なんて不安を払拭するためにも、ここでお守りの扱い方についてしっかり確認しておきましょう。
お参りする神社にもよりますが、お守りは様々な願意のものが用意されています。
交通安全、健康祈願、恋愛成就、病気平癒…などなど。
厄年のお守りもたくさんあるお守りの中のひとつですが、扱い方としては他のお守りと特別な違いはありません。
『常に身に着けておく』
もしくは、
『使用頻度の高い持ち物につけてできるだけ自分のそばにある状態にする』
このように、普段から自分のそばにおいておく持ち方が基本です。
ただ、お仕事や生活環境の都合で
「お守りを持ち歩けないんだけど…」
なんて人もいると思います。
そういった場合はお札と同じように、家の中で目線より高い位置にお守りの表側が『南』か『東』を向くように設置しておきましょう。
お守りは神様の力が宿ったもの。
だからこそ、いつどんな災厄が降りかかろうともご加護によって守ってもらえるようにいつも自分の近くにある状態が持ち方としては理想的です。ですがお神札のようにお守りを家の中で祀る形でも、神様の力で自身や家族を守ってもらうという意味に特別な違いはありません。
壁にフックや画鋲を刺して吊り下げる形でもいいですし、賃貸で壁に穴をあけることが難しいのであれば背の高いラックの上に立てかける形でもOK。
前述の通り、自分の目線より下になることのないように。その点だけは注意してくださいね。
厄年のお守りの効果を高めるためには?
せっかくお守りを身に着けるのであれば、ご利益はしっかりがっつり受けたいものです。
そう考えるのはきっと私だけではないはず。
では、お守りの効果を高めるためのポイントと私が実践していることをご紹介しますね。
神様はキレイな場所が好き
人間だってそうですけど、神様は清浄な場所を好みます。
最近では神棚のある家庭は随分と減ってしまいましたが、今でも神棚がある家ではお神札を祀る神棚は神様の住まいと同じなので常にキレイな状態を保つように心がけているはずです。
つまり、お守りも同様にキレイな場所にあるのが好ましいということ。
お守りをお財布に入れて持ち歩く人って結構多いですよね。実際、私もお財布の中にお守りを入れていますが、その際には注意してほしいことがあります。
さすがに小銭入れの中にお守りを入れる人はいないかと思いますが、紙幣入れにお守りを入れる時には紙幣とは別に仕切られた場所に入れておくのがベターです。
お金はたくさんの人の手に触れているので、思っているよりも汚れています。
お財布の仕切りをうまく使って、お守りと紙幣が直接触ることのないようにしましょう。
また、汚れているお財布を使っている場合も思い切って新しいものに取り換えた方がいいですね。
見るからにキレイとは言い難い場所にお守りを入れたりするのは神様にとっても喜ばしいものとは言えませんし、そんな状態で十分なご利益が得られるとは到底思えません。
今現在お財布の中にお守りを持ち歩いている人も、神様がいる場所としてふさわしい場所かどうかを見直してみるといいかもしれませんね。
丁寧な扱いを心がける
当たり前のことですが、粗末な扱いは厳禁です。
お守りを服やバッグのポケットに入れたりするのは問題ありませんが、お尻のポケットに入れたまま椅子に座ったり、お守りを入れたバッグを投げつけたりするなんてもってのほか。
ご加護を受けている神様に対して、失礼な扱いをしている上に
「私のこと、守ってくださいね」
なんて虫のいい話ですよね^^;
過剰なまでに恭しく扱う必要こそありませんが、粗雑な扱いはしないように注意しましょう、ということです。
厄年のお守りはいつまで持っておくもの?
厄年にあたる人は災厄が降りかからないようにと、神社にお参りして厄除け守を受けて帰る人も多いと思います。
ただ、お守りをいただいたものの、
「このお守りっていつまで持っておいたらいいの?」
そんな疑問に首を傾げる人もいるはず。
厄年は前厄・本厄・後厄と3年あるので、1つのお守りをいつからいつまで持っておけばいいのかわからない…と思う人は案外多いのではないでしょうか。
結論として、お守りは授与された日から1年を目安にお返しするものです。そしてまた改めて新しいお守りを受けるようにしましょう。
これはどのお守りに対しても言えることです。
わかりやすく例えて言うなら、前厄の年に受けたお守りを後厄の年までの3年間持っていても意味がないということです。
「厄年が終わるまで同じお守りをずっと持っていればいいんじゃないの?」
と考える人もいるかもしれませんが、神社には新しいものにこそ強い力が宿る『常若(とこわか)』という考えがあります。
常に強い力で守ってもらえるように前厄、本厄、後厄と、それぞれに1年ずつ新しい厄除け守をいただいて神様のご守護をお祈りしましょう。
そして厄年の間も厄明けしてからもお守りを受けた神社に立ち寄る機会がある時には、いつも守ってくださっていた神様への感謝を込めて手を合わせてお参りすることを忘れないでくださいね。
まとめ
- 災厄から守ってもらえるようにお守りは日頃から自分のそばにある状態を保つのがベター
- お守りのご利益を十分に受けられるように常に丁寧な扱いを心がけることが大切
- 厄年のお守りは前厄・本厄・後厄とそれぞれ新しいものをいただいて授与された日から1年を目安にお返しする
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