教育実習を終えたらお礼状の用意をするもの。
とはいえ、
「誰に書いたらいいの?」
「やっぱり校長先生?」
「クラス担任にも書くべき?」
まだ社会のマナーに慣れていない学生さんは
ちょっとしたことにも疑問を感じてしまうものです。
そんなお礼状に関するお役立ち情報をまとめました。
今から取り掛かろうと思っている学生さんの参考になりましたら幸いです。
教育実習のお礼状は誰に書くもの?
「教育実習のお礼状って誰宛に書いたらいいの?」
そんな疑問が頭の中を巡ってお礼状を用意する手がストップしていませんか?
お礼状に関する指導は通っている大学によって様々です。
細かく指導してもらえるところもあれば、
「各自出しておくように」
との指示だけ受けただけで、一体誰に出していいのかどんなことに注意すべきなのかわからない生徒さんも多いのではないでしょうか。
だからといって何もしない…というのは明らかにマナー違反。お世話になった実習先に対して失礼にあたることがないように、ひとつずつ確認していくとしましょう。
まずは教育実習のお礼状を『誰に』用意するか?という疑問についてですが、
- 校長先生
- 教科指導の先生
- クラス担任の先生
これらの先生には必ず送るようにしましょう。合計で3通用意するということになりますね。
実習先によっては教科指導の先生とクラス担任の先生が同一であることもあります。その時は校長先生と教科・クラス担当の先生の2通分の用意すればOKです。
感謝の気持ちを綴る正式なお礼状になりますので、使う便箋や封筒にも気を配るのがポイントですよ。
↓こちらで詳しく確認できます↓
では、校長先生と担当して下さった先生方へのお礼状を作成していくとしましょう。
教育実習のお礼状 校長先生編
教育実習は、学生側からすれば受け身で行く考えの人が多いのが実情だと思います。
ですが実習先からすれば通常業務に加えて実習生を迎え入れる準備やスケジュール調整、そして実習期間中の指導などそれなりの負担があります。
それでも受け入れる判断をして下さったのは学校の長である校長先生であり、実習生の頑張りを誰よりも見守ってくれていた方ではないでしょうか。
担当して下さる先生達とは違って密に関わる時間が少ないからこそ
- 実習期間で何を経験できたか
- そのことをどう受け止めどう感じたか
- これからの自分の日常にどう活かしていくか
感謝の気持ちを込めてまとめるようにするといいですね。
ちなみに封筒に書く宛名についてですが、
○○○○校長先生 様
と書くのは間違いです。
一見丁寧な使い方に見えますが、『先生』は『様』や『殿』と同じ敬称にあたります。ですので『先生』と『様』を重ねて使うのは間違った使い方になってしまうのです。
正しい使い方は下記の通り。
○○○○校長 先生
社会人でも同じような間違いをする人が意外と多いので今のうちに覚えておきましょうね。
教育実習のお礼状 指導教諭編
実習中に一番長い時間を共にするのは、自分の担当について下さった教科担任の先生、そしてクラス担任の先生だと思います。
- 授業を見学してそこから学んだこと
- 生徒たちとのコミュニケーションの仕方
- 自分に対するフォローやサポートを受けたことへの感謝
- その他様々な助言を受けて成長できたこと
こういった内容を綴るのももちろんいいですし、実習期間で関わって下さった担当以外の先生やクラスの生徒達との思い出、そして先生からいただいた忘れがたい一言などあればうまく織り交ぜながら書き上げると読む側としても印象良く受け止めてもらえることでしょう。
また、多少の失敗はありながらも有意義な実習生活を送ることができた人もいる反面、担当について下さった先生との相性が悪く
「お礼状なんか書きたくない…」
なんて人も少なからずいると思います。
こればっかりは運が悪かったとしか言いようがありませんが、実際に実習生としてお世話になったことは事実なのですからそのことに対してお礼を述べるのは大人としてのマナーです。
社会に出れば気の合う人ばかりと関わるわけではありませんし、似たようなことはこれから先たくさんあるのです。そういったことにもマルチに対応できる能力を早いうちに身につけることでそれはあなた自身のスキルとなり、就職活動をする際の強力な武器にもなります。何事も前向きに捉えることが大事ですよ^^
たかがお礼状、されどお礼状。
常識ある大人になる為の一歩として頑張って書き上げてくださいね。
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まとめ
- 校長先生、教科指導・クラス担任の先生へのお礼状は必須
- 実際に体験させてもらったことが自分の成長の糧になったことをうまく書き上げれば印象up
- 相性の悪かった先生でも礼儀をもってお礼状の用意をすること
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