「お礼状ってパソコンで作ったらダメなの?」
教育実習を終えてお礼状を用意する際、
そんなふとした疑問に首をかしげる人もいるのではないでしょうか。
手書きで書くとなると
字が下手なことを気にする人もいるはず。
ワープロか手書きか。
その他お礼状作成時の注意点についてまとめました。
実習を終えたばかりの学生さんは必見です!
教育実習のお礼状 パソコン作成はNG?
教育実習を終えたら忘れないうちにお礼状の用意をしないといけません。
さてこのお礼状ですが、あなたはどうやって作りますか?
①Word等、ワープロソフトを使って作成?
②便箋に手書きで作成?
正しい答えは②番。便箋に『手書き』で書くことです。
パソコンで打ったものは確かに見栄えもいいですし、途中で間違いがあってもすぐに修正することができます。ですが、お礼状は手書きで用意するのがマナーとされています。
今はインターネットで検索すればお礼状の例文集をたくさん集めることができます。もちろんその内容を見て、書き方の参考にする分には問題ありませんが、当たり障りのない文章をそのままコピーして貼り付けて…そんなことも簡単にできるわけです。
丸写しにならないように数か所だけ部分的に内容を手直ししたとしても、毎年教育実習生のお礼状を受け取っている先生側からすればすぐにわかってしまうもの。短い間とはいえ、お世話になった人達への礼儀としてはあまり関心できるものではありません。受け取る側としてはパソコンで印刷されたものよりも、一字一句手書きで書いたものの方がやはり嬉しいものではないでしょうか。
お礼状は言葉の通り、相手へのお礼の気持ちを伝える手紙です。
社会のマナーを学ぶいい機会として前向きに受け止めて、心のこもった内容で書き上げるようにしましょう。
教育実習のお礼状 手書き作成の手順と注意
お礼状の作成手順として、まずは書く内容をしっかりまとめます。
いきなり便箋に書き出してしまうのはおすすめしません。文章の流れに違和感を感じたり、途中書き漏れがあったりと後から修正したくなった場合に便箋を無駄にしてしまうことになります。
この時点では文章の内容をパソコンでまとめてもかまいませんが、漢字の予測変換でうっかり誤字のまま打ってしまわないように十分注意しましょう。
出来上がった内容を今度は用意しておいた便箋に手書きで書いていきます。正式なお礼状として送るものですから、使用する便箋や封筒は失礼のないようにある程度質のいいものを選ぶのがポイントです。
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注意点として、使用するボールペンのタイプにもよりますが、インクの乾きが遅いものだと手について便箋が汚れてしまうこともあります。縦書きで手紙を書く時にありがちなミスですので、1行書き上げるごとにインクが乾いているかを確認する、もしくは行を進めるごとに書きあげた箇所に紙を重ねてインクと手が直接触れないようにする、といった工夫をするといいですね。
また、書き損じてしまった場合に修正テープを使うのは厳禁です。面倒でも最初から書き直すこと。焦らずゆっくり仕上げていきましょう。
お礼状 手書きの字が汚いのが気になる…
「字が汚いのって、正直印象悪いよね…」
自分の字が下手なことを理由に手書きのお礼状の用意を躊躇する人も少なからずいるのではないでしょうか。
書く側としてはとても気になるところだと思いますが、実際受け取る側としてはあまり気にしていないのでその点が安心して大丈夫ですよ^^
むしろ、
「頑張って書いたんだろうな」
という気持ちは十分に伝わるものです。
字が汚いと気にする人は書く内容に力を入れましょう。たとえきれいな文字だったとしても、例文集を真似たんだろうなと思わせるようなものより内容がしっかりしてあるお礼状の方が心に響くものです。
実習先でのエピソードを具体的に書くこと。
そしてそこから得た学びがどんなものだったか、感じたことすべてを書き上げること。
実際に体験できたことで自分にどういった変化があったのか…といった内容をまとめると、お世話になった先生方も
「真面目に取り組むいい実習生だったな」
と思ってもらえることでしょう。
文末に『乱筆乱文お許し下さい』と添えておくとより丁寧かもしれませんね。
あなたの見えないところでも実習先の先生方は何かと気にかけてくれていたはずです。感謝の気持ちをしっかり伝えられるお礼状ができますように。
まとめ
- 教育実習のお礼状はパソコンではなく手書きで作成すること
- お礼状は文字の美しさよりも文章の中身で勝負
- 例文集はあくまでも参考程度に、自分の言葉で感謝の気持ちを書き上げよう
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