子供が産まれてひと月目のお宮参り。
お参りするにあたって
「どっちの親と一緒にいくべきなんだろう?」
とふとした疑問に首をかしげていませんか?
父方の両親と一緒に行くべきなのか。
それともは母方の両親と一緒に行くべきなのか。
そんなお宮参りに関する情報をまとめました。
お参りを予定されているご家庭はぜひご一読を。
お宮参りはどっちの親と行くもの?
「お宮参りってどっちの親と行けばいいの?」
なんて疑問に思っている人は少なくないと思います。
結論として、父方、母方、どちらの両親と行ってもかまいません。
ただどちらかと言えば、父方の両親と一緒にお参りに行くというケースが多いのが実情です。
だからといって母方の両親が一緒にお参りしてはいけないということではありません。
父方と母方の両親揃ってお参りするご家族もいますし、母方の両親ととだけご一緒するご家族もいます。
また、実家や義実家が遠方で都合が合わない、という場合は親と子だけでお参りするご家族もいます。
単に家族だけでのんびり気兼ねなくお参りしたい、と考える人もいることでしょう。
お住まいの地域によっても考え方はそれぞれですので、要は自分達の都合や考え方で決めて良い、ということです。
ですので、どっちの実家と一緒に行くかを考えるのではなく、自分達だけでいくか、両親も参列してもらうか。
そのどちらにするかを考えた上で、お参りはいつにするか、といったスケジュールを組んでいくと良いでしょう。
お宮参り 両家でトラブルにならないように
両家一緒にお参り…という形になった場合、気をつけなければいけないことがあります。
それは誰が子供を抱くか、ということ。
たかがそんなこと…と思いきや、祖父母の立場からすれば重要な問題です。
どちらか片方だけがずっと赤ちゃんをひとりじめ…といった状況が長く続くと両家でトラブルになってしまう、ともかぎりません。
特に父方の母(嫁から見て義母)が赤ちゃんを抱っこして離さない、といった傾向が強いようです。
母方の両親からすれば
「嫁に出した側だから…」
と遠慮する人も多いでしょうが、本音を言えば自分たちも赤ちゃんを抱っこしたいと考えているはず。
そんな不穏な空気を作らないように自分達夫婦が気を配ることが大切です。
嫁の立場から父方の両親に物申すのは角が立ってしまうかもしれないので、夫が気をきかせてうまく立ち回るよう努めましょう。
抱っこしている写真を十分に撮り終わった頃合いに
「あちらのご両親にも抱っこしてもらおうよ」
と言った感じで赤ちゃんの抱っこ交代を勧めてみましょう。
お互いの家が平等に赤ちゃんに触れられる機会を作って、和やかなお宮参りになるように気を配ることが肝心です。
お宮参り 夫婦だけでお参りする方がいい?
前述したように両家の親、または片方のご両親と一緒にお参りするご家族もいれば、自分達だけでお宮参りを済ませたいと考えるご夫婦もいます。
その理由として、
「両家に気を遣うのがめんどくさい」
「親子三人だけでのんびりお参りしたい」
といったことがあげられるからです。
子供が産まれて初めてのお祝い事なのに、両家の祖父母がピリピリしないようにと気を遣って立ち回るのは確かにしんどいものですよね。
ただ、声をかけてもいないのに一緒に行く気満々でいる祖父母もいます。
参列する人数が増えるとスケジュールの調整も大変ですし、当日の行動もスムーズにいかないものです。
これは私の友人の話になりますが、先日夫婦と赤ちゃんだけでお宮参りを済ませてきたそうで、
「自分たちのペースで行動できて凄く良かった」
との話を聞きました。
親子三人だけでお参りする家族が少なくないのも納得できますね。
当日は赤ちゃん本人のご機嫌にも行動を左右されますので、夫婦だけでささっと済ませてきて両家の親に事後報告する。
その代わり別日に記念撮影を予定してそちらに参加してもらう、というのもひとつの手です。
両家と一緒に行っても夫婦だけで行っても良し。
一番大事なのは主役である子供に負担のない一日にしてあげることです。
この辺りを家族でよく話し合って、いい思い出になったと振り返ることのできるお宮参りにしてあげましょう。
以上、お宮参りの疑問についての解説レポをお届けしました。
これからお宮参りを控えているご家庭の参考になりましたら幸いです。
まとめ
- お宮参りは父方・母方どちらの両親と参列しても問題ない
- 片方の親が赤ちゃんを独り占めして微妙な空気にならないように気を配ること
- 自分たちのペースで気兼ねなくお参りしたいのなら夫婦と子供だけでお参りするのもアリ
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