お宮参りの着物はお下がりNG?使い回しは良くないの?

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子供が産まれて初めての行事であるお宮参り。

お宮参りの際には
赤ちゃんに着物を着せてお参りするご家族を沢山目にしますね。

そんなお宮参りの着物ですが、

「着物は必ず新品を用意しないといけないの?」

「親のお下がりを使用するのはおかしいの?」

なんて疑問に首をかしげている人もいらっしゃると思います。

着物を使いまわすことはいけないことなのか。
お宮参りの『?』に関する答えをまとめました。

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お宮参りの着物 親のお下がりはダメ?

「子供が産まれたら自分が来ていた着物をお宮参りに使いたい」

そう考えている親御さんは少なくないと思います。

ですが、

「お古の着物をお宮参りに使うなんて!」

といった考えの人が家族の中にいたら対立してしまうこともありますよね。

結論として、親が使った着物を子供に着せることは何の問題もありません。

そもそも昔の人は着物を何度も繕い直して長く着ていました。
親から子へ、子から孫へと受け継ぐことは珍しいことでも何でもなかったのです。

ですので、息子が産まれたら父の着物を、娘が産まれたら母の着物を着る、という考えは間違いではないと言えます。

ただ、中には

「新しいものを用意しないのは子供がかわいそう」

と考える人もいるかもしれません。

もちろんお下がりの着物の状態にもよります。

着物が傷んでいるのにそのまま使うのは確かにお子さんがかわいそうです。

傷んでいればお直しに出すか新しいものを用意する。
傷んでいなければクリーニングに出してから使う。

といったように、着物の状態に応じてどうするかを判断すると良いでしょう。

お宮参りの着物 使い回しは良くない?

ご家庭によっては兄弟や姉妹で着物を使いまわしたいと考えることもあると思います。

このことに関しても前述の通り、着物の状態に問題がなければ着まわしてもかまいません。

実際の話ですが、私のお宮参りには従姉妹のお姉ちゃんの着物を着せてお参りしたそうです。

父方の祖母が

「○○ちゃん(従姉妹)の着物借りたらいいんじゃないの」

と言ったそうで…。

父と母もそれで別に構わないといった考えだったようで、何も問題なく話は進んだとのこと。

あくまでも私の家の話になりますが、やっぱりそれぞれの家の考えが重要視される、という傾向があるようですね。

ただ、兄弟や姉妹で使いまわす分には問題ありませんが、いとこから貸し借りする場合には家紋が違う場合もあるというのが注意ポイントになります。

着物をレンタルで借りる人もいますので気にしない人はそれでOKですが、後になって実家や義実家の両親からお小言をもらわないようにできるだけ早めに確認しておくことをオススメします。

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お宮参りの衣装はどうする?参列時の注意点

赤ちゃんの着物にばかり気を取られてしまって、親である自分達の服装のことが頭になかった…

なんてことにならないように気を付けなければいけません。

お宮参りは氏神さま(土地の神様)に子供が無事生まれたというご挨拶をする儀式になります。

両親も神様に失礼のない服装をするのがマナーです。
着物やスーツ等のようなきちんとした正装が望ましいですが、正装の用意が難しいようであれば準正装でも構いません。

要はカジュアル過ぎない服装であれば良い、ということです。

デニムやサンダルはもってのほか!ですよ。
できるだけ肌を見せないようにジャケットやカーディガンを羽織ったりする等の工夫をしましょう。

女性の素足も厳禁です。
ストッキングを着用することを忘れずに。

また、実家義実家の祖父母も一緒にお参りする場合には両家に服装を整えてくるようにきちんと伝えておくことです。

片方がびしっと正装しているのに、もう片方はカジュアル…というのはおかしな話ですからね。

写真を撮る際にも何かとバランスが悪いと思います。

そうならないように、あらかじめ両家でどんな服装にするかを話し合っておくといいでしょう。

以上、お宮参りの着物についての解説レポをお届けしました。
これからお参りに行かれる方の参考になりましたら幸いです。

まとめ

  • 親が使った着物のお下がりをお宮参りで使うことに特に問題はない
  • いとこで貸し借りをする場合は家紋が違う場合もあるので確認しておくこと
  • お宮参りに一緒に参列する家族も神様に対して恥ずかしくないきちんとした服装でお参りすること

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