マスクが売り切れていて、なかなか手に入らない。
そんな状況の中、使ったマスクを
洗って再利用しているご家庭は多いのではないでしょうか。
医療現場でもマスクが品薄で困っているとよく耳にするので、
現時点で一般の人ができることはやはりマスクを再利用することだと思います。
ですが、
「マスクって何回まで洗っていいの?」
ふとそんな風に思ったことはありませんか?
特に不織布マスクを再利用している人の場合、
普段は使い捨てのものだけに気になる人もいるはず。
それに洗いすぎるとマスクが毛羽立ってしまってしまうことも。
マスクが傷んで着用しても効果がなければ不安ですよね。
こういったマスクを洗う頻度やその他役立つ情報を
わかりやすくまとめました。
家のマスクが残り少ない…。
そんな心配を抱えている人はぜひチェックしてみてください。
マスクを洗う頻度は?
マスクがどこもかしこも売り切れ…
そんな状況だと今手元にあるマスクを再利用する人も多いと思います。
ただでさえ花粉が飛び交う時期と重なってしまうと花粉症の人はたまったものではないですよね^^;
本来は1回の使用で使い捨てるのが前提に作られているマスクだとしても、洗って再利用するしか手はありません。
…となると、気になるのはマスクを洗う頻度です。
答えとしては、着用する『人』によって異なる…といったところでしょうか。
というのは、会社勤めで朝から帰宅するまでマスクをする人もいれば、ちょっとした買い出しの時だけ着用する人もいます。
同じ一日でも、環境や人と接する時間帯によってマスクに付着するウイルスや花粉の量も異なってくるものだからです。
不織布マスクは洗うことによって汚れを落としたり除菌対策ができます。
ですが洗えば洗うほど、ウイルスや花粉を防ぐフィルター効果が劣化してしまうというデメリットも忘れてはいけません。
ですので、現状で健康に問題ない人はちょっとの外出程度でマスクを頻繁に洗う必要はないと言えます。
前述した通り、不織布マスクは使い捨てを目的に作られているもの。
つまりマスクを洗う頻度が高い程、1枚のマスクが長持ちするかどうかに関わってくるということを覚えておいた方がいいですね。
ではマスクを洗濯するのは何回までにとどめておいた方がいいのか?
このことについて続けて詳しく説明していきましょう。
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マスクを洗うのは何回までがいいの?
では、マスクを洗うのは何回までがいいのか?という疑問についてですが。
元々使い捨てのものを無理に使い倒している状態なので、個人的な結論としては、2~3回までの洗濯にとどめるのがベストではないかと思います。
一日中使った場合のマスクは外側も内側も汚れています。
特に女性はメイクをするので、ファンデーションや口紅がつきやすくなってしまうもの。
優しく洗ったとしても汚れが落ちるまではこすり洗いをするわけですから、フィルターの繊維はどうしても傷んでしまいますよね。
見た目的に問題はなさそうでも、あまり洗いすぎると目には見えない細かな繊維はフィルターとしての機能を果たしていないでしょう。
ですので個人それぞれの考えもあるとは思いますが、我が家の再利用目安としては3回までとしています。
実際に、我が家でも最長3回使ったら
「まだ使えそうだけど…」
と思いながらもゴミ箱へ。
ただでさえ貧乏性なので、もったいない精神が一気に上昇する瞬間です^^;
反対に、すっぴんでちょっとそこまで…くらいの外出で使ったマスクであれば話は変わってきます。
フルメイクの状態で着用したマスクと違って汚れやウイルスにそこまで過敏になる必要はないと思うので、そんな時は洗わずそのまま次の外出の際に使うようにしています。
要は洗う回数を減らしてマスクの傷みを軽減させることで少しでも長く使えるように、ということです。
ただ注意点として、使ったマスクは家族や他の人の手に触れることのないところで保管することが大切ですね。
うかつに自分以外の人が触れてウイルスや花粉が付着してしまったら元も子もないので。
ちなみにマスクを洗う時は、家族のものと一緒にして洗わないようにしてください。
万が一、誰かのマスクに何かしらのウイルスがついていた場合、一緒の水で洗うことになります。
洗った後にハイターや熱湯消毒等で殺菌処理をしたとしても、結局は間に合わせの対処法なので完全な対策と言えるわけではありません。ですので洗濯の際には十分注意しましょう。
その点で言うと、一人暮らしの人はそういったことをいちいち考えなくていいので楽ですね^^
つまりは個人ひとりひとりのマスクを洗うように心がけることが肝心だということです。
そして使い終わったマスクをすぐ洗うのは問題ありませんが、使用済みのマスクが何枚かたまってから洗濯した方が効率的だと私は思っています。
マスクを使ってその都度洗うのとまとめて洗うのとでは使う洗剤の減り方も違ってくるので、どちらかといえば後者の方が経済的にもオススメです。
ということで、まとめますとマスクを洗う回数は3回位を基準にして、着用した回数や時間によって洗濯の回数を増やしたり減らしたりする判断を見極めるのが適切な扱い方だと言えるでしょう。
マスクが毛羽立つ頃にはもう効果なし?
「さすがにもうコレを使うのは無理かな…」
と、マスクを見て思った人。
きっとマスクの表面が毛羽立っている状態なのでしょう。
その考え、正解です。
フィルターの繊維はもう既に本来の役割を果たせていない状態だと思います。
その頃にはマスクゴムも同じく傷んできている状態でしょうし、そのマスクの役目は終わったと思って捨ててしまうのが賢明です。
ただ、ウイルスや花粉の予防が目的ということではなく、
「外出時にマスクしてないと、エチケット的に白い目で見られそうで…」
といった考えであれば多少傷んだマスクでも問題なしだと思いますが…この辺りは人によりけりですね^^;
我が家では新しい対策として、最近ではできるだけ1枚のマスクを長く使えるようにと、マスクの内側にガーゼを挟んで使うようになりました。
こうすれば、マスクの内側が直接汚れることもありませんし、ガーゼなので肌にも優しく息もしやすいです。
女性の方は特に鼻ギリギリの高さまでガーゼをあてた方が、マスクにつくファンデーションの汚れが軽減されていいですよ^^
ですが同じことを考える人が増えてきたのか、最近ではマスク同様にガーゼも品切れのお店が増えてきました。
元々ガーゼもたまたま家にあっただけの量しかなかったので、キッチンペーパーをマスクの大きさに折り曲げて代用することもあります。(個人的にはやっぱりガーゼの方が呼吸しやすいですね 笑)
普通のティッシュだと息はしやすいですが、マスクの中で型崩れしていて、あまり役立っていないような気がしました。
中でティッシュが移動して結局マスクも汚れていましたし…。
ですので、マスクの中に挟むのならガーゼがイチ押しですね。
余談ですが、キッチンペーパーを中に挟んでいた時に
「あんた、マスクから白いのはみ出してるよ」
と母から突っ込まれました(恥)。
私のような恥ずかしい思いをしないように、この方法を実践する人は時々鏡でチェックすることをオススメします^^;
以上、マスクを洗う頻度に加えてできるだけ長く使える対処法レポをお届けしました。
マスクが手に入らずお困りの方の参考になりましたら幸いです。
まとめ
- 不織布マスクを洗う頻度は着用時間等によって異なるが2~3回使用を推奨
- 家族の場合は全員分を一緒に洗濯しないで個別に分けて洗うようにするのが望ましい
- ガーゼをマスクの内側に挟む等の工夫をして洗濯の回数を減らしできるだけ長く使えるようにすること
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