ノロウイルスやインフルエンザが流行りだすと
気を付けないといけないのがウイルス対策!
家族に体調が良くない人がいるのなら
特に注意が必要です!
いつでもどこでも除菌対策に
神経張っていなければいけません。
菌は目に見えません。
だからこそ家の中でも
しっかりとした除菌対策が必要なんです。
…とはいえ、お店の状況によっては
アルコール消毒液やウエットシート等、
品切れ状態になってしまうことも。
自作の消毒液で対応する賢い人も増えている反面、
使用期限や作り置きの注意について
ちゃんと把握している人は少ないように思います。
正しい使い方で、正しい対応を。
手作りの消毒液を使用されている人はぜひご一読を。
ハイターで作る消毒液の使用期限は?
キッチンハイターのような塩素系漂白剤を水で薄めて、自作の消毒液を活用しているご家庭も多いと思います。
ですが、使用期限について考えたことはありますか?
市販のアルコール消毒液とは違って、自分で手作りする消毒液は日を追うごとに効果が薄れていきます。
そんな消毒液を使ってせっかく家中の掃除をしても、消毒ができていなければ残念ながら意味はないと言えるでしょう。
一人暮らしをされている人であれば、マスク着用やしっかりとした手洗いでなんとか予防はできるかもしれません。
ですが、お父さんやお母さん、子供…といった一般家庭だったら。
家族の人数が多ければ多い分、誰がどこで触ってきた手で家の中の何を触っているかわからないですよね。
ドアノブやテーブル、電灯のスイッチやコンセント周り等、皆が普段当たり前に触れるものです。
それらを帰宅した誰が触るか。
その手を経由して口からウイルスが体の中に入ってしまったら。
だからこそ気が抜けません。
また、ある程度の量を多めに作り置きをしておけば、確かに掃除の取り掛かりは早くできて便利だとは思います。
でも、前述のように殺菌効果がなければただの無駄な行為となってしまうのです。
消毒液は作り置きをしないでその都度作って掃除するのが理想的です。
しっかりとしたウイルス対策を心がけるのであれば面倒がらずに使う分ずつ毎回作ること。
ちゃんと殺菌効果のあるお掃除で、家族をウイルスから守りましょう!
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ハイター消毒液は作り置きに向かない?
ハイターのような次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤で自作した消毒液は、効果が薄れていってしまうため作り置きには向かないと先にご説明しました。
もちろんこのことが第一の理由でもあるのですが、一般的なウイルスに対して殺菌効果のある濃度は0.02%あれば十分。
分かりやすく例であげれば、
ということです。
ノロウイルスやインフルエンザ、または嘔吐後の処理の時にもこの程度の濃度で十分対応できますので覚えておくといいですよ。
使用するハイター自体も古いものは避けてできるだけ新しいものを使うようにしましょう。
また、消毒液を作る際は必ずゴム手袋をして行うこと。
もし原液が手に触れてしまったら手荒れの原因になります。
ですので、素手で作るのは禁止!
着用したゴム手袋も、掃除が終わったらその都度捨てるようにしてください。
となると、ゴム手袋もある程度のストックを用意していた方がいいかもしれませんね。
手作り消毒液の簡単な作り方
初めて消毒液を手作りする人の為に、改めて作り方のご紹介をしておきますね。
①まず、塩素系漂白剤(家にあるキッチンハイターでOK)を用意します。
余談ですが、ダイソーでも販売してました。
②次に500mlの水を用意します。
画像のお水は555mlのものになります。
ペットボトルを1本用意してそのまま使ってもかまいませんが、後から入れる漂白剤のことを考えるとサイズ的に余裕があった方がいいかなと思いまして。
お徳用の500ml以上のサイズのペットボトルに500mlを水道水を測って入れた方が、蓋を閉める際に溢れる危険性もないのでオススメです。
③ペットボトルに直接つけられるスプレー蓋を用意します。(100均で購入可)
④水を入れたペットボトルに使用する用途に応じた濃度にする量の漂白剤を入れます。
⑤スプレー蓋をしっかり閉めてペットボトルをよくかき混ぜれば出来上がり。
大きめのペットボトルで別に作って気に入ったスプレー容器に移すのもアリです。
ただ、移す際はこぼれないよう細心の注意を。
ちなみに我が家で使っているのはコレです↓↓
ダイソーのスプレー容器です。
ペットボトルでも良かったんですが、ちょっとオシャレにしたかったので(笑)
家中の消毒なんて面倒くさい…
そんな時こそ気分をあげていきましょう♪
我が家のお掃除が参考になりましたら嬉しいです^^
ハイター消毒液の使い方の注意点について
消毒液を作る際に気を付けている人は多いと思いますが、実際に使用する時にも十分な換気をしながら家具や身の回りのものの消毒を行いましょう。
主に拭き掃除に使用することになると思いますが、その時は直接スプレーで吹きかけることはしないこと。
必ずキッチンペーパーなどに染みこませてから使用するようにしましょう。
というのは、直接スプレーしてしまうことで消毒液の飛沫を吸い込んでしまう危険があるからです。
それに加えて、なんとなくファブリーズ感覚で空間にもシュシュっとスプレーして
「お部屋の空気もキレイに!」
とやってしまう人がいるかもしれませんが、これはNGです。
あくまでも家具や身の回りにあるものの消毒に使うようにしてください。
もちろんゴム手袋着用でお掃除してくださいね。
そして、一番覚えておいてもらいたいことは『手の消毒液』ではないということ。
原液ではないとしても、間違いなく手荒れします。
次亜塩素酸ナトリウムで作った消毒液は、あくまでも『手』ではなく『物』の消毒に使用するものであることを忘れないようにしてください。
まとめ
- 家にあるキッチンハイターで消毒液は簡単に手作りできる
- 塩素系漂白剤で作った消毒液は作り置きせずその都度作るようにする
- 必ず『物』の消毒液として使用すること(手に触れないように作る時も消毒時もゴム着用を忘れずに)