前厄・本厄・後厄 どの年に厄払いに行ったらいい?
それとも3年連続で行くもの?
厄年のお祓いについて
様々な疑問、いただいたお札やお礼参りについてまとめました。
もうすぐ厄年を迎えるという人は
こちらの記事を読んで厄払いについて考えてみましょう。
厄年のお祓いは前厄・本厄・後厄3年連続で行くべき?
- 厄年のお祓いは毎年3年行った方がいい?
- 神社かお寺、3年とも同じ場所に行くべき?
- 1回だけお祓い受ければ十分?
厄払いを受けるにあたって細かい疑問や不安ってありますよね。
では順を追って紐解いていきましょう。
厄年のお祓いは毎年3回行くもの?
厄年には前厄・本厄・後厄と三つあります。この3年とも連続で厄払いに行くべきなのか。3回受ける必要はないのか。
いろんな考えがあると思いますが、答えとしてはどの答えも間違っていないということ。信仰や個人の考え方によるものなので厳密にこれといった決まりはないのです。
厄年には昔から身体に変調が起こりやすく心身ともに不安定になる時期とされてきました。この時期を無事に、心穏やかに過ごせるよう神様にお祈りしてきたのです。
厄払いをせずに不安な3年を過ごすのか
厄払いをして自身が安心できる3年を過ごすのか
大なり小なり心の中に何か思うものがあるのであれば、3年連続で厄払いに行くのも考え方のひとつとして良いのではないでしょうか。
さらに言ってしまえば
「私は気にしないから3年とも行かない」
この考えも決して間違いではないのです。
厄払いは3年とも同じ神社やお寺に行くべき?
「3年ともきちんと厄払いに行こう!」
と決めたものの…
「3年とも同じ場所でお祓いしてもらった方がいいのかな?」
新しい疑問が浮かんできた人もいらっしゃると思います。
答えとしては、全部同じ場所でも別の場所でもかまいません。ご近所の氏神様の神社で受けたり帰省や旅行先でお祓いを受ける人もいます。
何より考え方は自由なので違う場所で厄払いを受けたら失礼になるということはないのでご安心くださいね。
厄払いは一回だけ行けば十分?
「本厄の年だけ厄払いにいこうかな」
3年連続ではなく1回だけ厄払いに行く人もいます。もちろんこの考えも間違いではありません。
「厄年始めの前厄の年に厄払いしてもらおう」
「最後の年を無事に終えられるように後厄の年に厄払いに行こう」
個人の環境や考え方によってお祓いを受ける年を決めるといいと思いますよ。厄払いに行く以外の年は賽銭箱の前で自分でお参りしてお守りだけ頂いて帰る、という人もいます。
自分で納得のいくお参りの形を見つけられるといいですね。
厄年のお祓いで頂いたお札について
厄年のお祓いを受けた人は授与品としてするめ等の撤下品(てっかひん)をいただくと思います。
「お札はどこに飾ったらいいんだろう…」
神棚のない家庭だとどこに置いてよいものか迷いますよね。
- 目線より高い位置
- お札の文字が『南』か『東』を向くようにする
この2点さえ守って飾るようにすれば大丈夫です。
↓こちらで確認できます↓
また、撤下品としてするめをいただいた場合は傷んでしまう前に食べることです。『神社からいただいたもの』としてなんとなく気後れして食べないまま月日が流れた…そんな人がまれにいるようですが(笑)
神様にお供えされたありがたい撤下品です。古くなって食べられずに捨ててしまう方が失礼です。
ありがたく召し上がってくださいね^^
厄年のお礼参りはお札を持参しよう
前厄・本厄・後厄3年の厄年を終えたら厄払いを受けたところにお礼参りにいきましょう。
3年連続で厄払いを受けた人は1年毎にお礼参りしてももちろんOKですし、後厄を終えてからの1回で受けてもよし。この辺りは考え方によるので迷ったら神主さんに相談することです。
お礼参りは祈願後1年後を目安としていますがいつまでに、という決まりはありません。
足を運んで手を合わせ
「無事に厄年を終えることができました。ありがとうございました」
といった感謝とそれを伝える気持ちが大切なのです。
遠方の神社で厄払いをした場合は近くの氏神様にその旨の報告と感謝を伝えましょう。すぐにではなくともいつか足を運べる機会があればその時にお礼参りできたらいいですね。
また、厄払いの際にいただいたお札やお守りがあればお礼参りに持参するようにします。無事に厄年を終えた報告と返納が一緒にできますよ。
厄払いに限らず、すべての祈願・お祓いにおいてお願いしっぱなしは神様に失礼です。周りの人が自分の為に何かしてくれた時
「ありがとう」
とその気持ちを伝えるように自分のことを見守ってくれた神様に対して感謝の気持ちをきちんとお伝えしましょう。
まとめ
- 厄払いは3年連続でも1年だけでもどのような形でも良い
- 3回厄払いをする時は全部同じ場所でなくとも良い
- いただいた授与品やお札は粗末にならない扱いを心がける
- 厄年を終えたらお礼参りを忘れずに
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