一緒に初詣に行った先輩や友人から
「今年、厄年じゃない?」
と言われたことはありませんか?
「神社に設置してある厄年表に書いてある生まれ年と年齢が違うのはどうして?」
「誕生日が関係してるの?」
厄年に該当する年齢の考え方について
わかりやすくまとめてみましたよ。
厄年のお祓いは誕生日以降?
「厄年のお祓いをするなら誕生日以前?それとも誕生日以降?」
こう思われている人は残念ながら、少し勘違いをしています…^^;
初めて厄年を迎える人はわからないことが多いのも当然ですが、おそらく初詣か何かでお参りした際に神社などに用意されている厄年表を見て
「私、今年厄年かも?」
きっと該当する年齢のみ目にしてそう思ったのでしょう。
厄年とは『数え年』で該当する年齢になりますので、誕生日の前と後、どちらでお祓いを受けてもこれといった違いはありません。厄年は誕生日から一年間と捉えるのではなく、年が明けてから一年間とするのが正しい考え方になります。
設置されてある厄年表には年齢だけでなく生まれ年の記載もあったはずです。ここを確認するようにした方が確実ですよ^^
厄年表に書いてある年齢は『数え年』なので普段満年齢で数える私達現代人にはあまりなじみのないものです。
では、『数え年』とは何か。次の章で詳しくみていきましょう。
厄年のお祓いを受ける場合早生まれの人は?
「私、早生まれだけど厄年になるの?」
この疑問も厄年あるあるですよね(笑)
結論からいいますと、早生まれは関係ありません。
厄年に該当する年齢は数え年で考えるものと先述しましたがこの『数え年』の考え方は、生まれた年を1歳として元日を迎えるごとに1歳、年を取るということ。
極端な言い方をしてしまえば年が明ければ日本人全員1歳年を取るということになります。
「よくわからない。。。」
という人は
『今年誕生日を迎える年齢に1歳足す』
この計算で数え年がわかります。これだけ覚えておけば大丈夫です。
わかりやすく例を挙げてみますと
8月4日生まれ 実年齢17歳の人は
17歳(今年誕生日の年齢)+ 1歳 = 18歳 となります。
8月4日生まれ 実年齢17歳の人が新年を迎えると
18歳(今年誕生日の年齢)+ 1歳 = 19歳 となります。
女性であれば本厄にあたる年齢ですね。
こういった考えから厄年に早生まれは関係ないと言えるのです。
厄年のお祓いはいつまでに行くもの?
正月から節分にかけて厄除けのお祓いに行く人が多いですがこの期間しかできない、ということではありません。神社でもお寺でも基本的に年中受付をされているところがほとんどです。
では、数え年がわかったところで2023年の厄年について確認してみましょう。
令和6年(2024年)男性の厄年
平成12年(2000年)生まれの25歳
昭和58年(1983年)生まれの42歳 ★大厄
昭和39年(1964年)生まれの61歳
※すべて数え年になります
令和6年(2024年)女性の厄年
平成18年(2006年)生まれの19歳
平成 4年(1992年)生まれの33歳 ★大厄
昭和63年(1988年)生まれの37歳
昭和39年(1964年)生まれの61歳
※すべて数え年になります
表記された年の前後にあたる年が前厄、後厄とされています。
例として、男性で言えば
昭和57年(1982年)43歳の人は後厄
ということになりますね。
上記の厄年に当てはまって
「今年、厄年だ!!!」
と不安に思う人も、特に気にしない人も、新しく迎える一年を心穏やかに過ごすために厄払いを検討してみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
- 厄年の該当年齢に誕生日や早生まれの考えは関係ない
- 数え年の出し方は『今年誕生日を迎える年齢に1歳足す』
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