七五三の準備は何かと大変なもの。
ご祈祷、写真撮影、お食事会…
いろんな手配に追われて
忙しくされている親御さんも多いことでしょう。
でも、
「七五三のお祝いってどこまで声をかけるものなの?」
「祖父母は当たり前?親戚はどの範囲まで?」
そんな疑問を持つ人もいらっしゃるのではないでしょうか。
七五三の準備をスムーズに進めるために
こちらでしっかり確認しておきましょう。
七五三はどこまで呼ぶもの?
「そろそろ七五三の準備を始めた方がいいかな…?」
今年七五三をむかえる子供のためのお祝いをどうしようかと色々悩む親御さんはたくさんいらっしゃると思います。
準備を進める中で気になるのが、
『七五三のお祝いは祖父母や親戚にも声をかけた方がいいのか』
『招待するならどの範囲までにするものなのか』
ということ。
どちらかと言えば
「親子そろって家族だけのお祝いにしたい」
と思うご家庭が多数ではあるものの、土地柄の風習や家それぞれの考え方によって親戚一同でお祝いの席を設けたり家をまわったりするところもあるようです。
違う土地から嫁いだ人は自分が育った土地との違いに戸惑う人もいるかもしれませんね^^;
どういったお祝いの形にするかご主人としっかり相談しておく必要がありますが、義父母の考えに押し切られて夫婦の考えを曲げなければいけない時も少なからずあるでしょう。
そういった場合には
- 神社でのご祈祷だけ参列してもらうのか
- 写真スタジオでの記念撮影だけ参加してもらうのか
- お食事会だけ参加してもらうのか
- 全部ではなくどれか限定してご一緒してもらうのか
- 同じ日にするのか日を別々に変えて行うのか
これらのことを最初にきっちり決めておくと準備も滞りなく進めることができます。
では祖父母や親戚をお呼びする際に注意すべき点をひとつずつ確認していきましょう。
七五三に祖父母を呼ぶ場合
孫のお祝い事を楽しみにしているおじいちゃんおばあちゃんはたくさんいらっしゃると思います。親子だけでシンプルにお祝いを…と考えていても子供にとっては祖父母にあたるわけですからそう無碍にすることもできませんよね。
ご一緒してもらう時には気をつけておくべき点がいくつかありますので、直前になって慌てることのないように事前にシュミレーションしておくことが大切です。
まず、11月頃の神社は七五三のご祈祷を希望するご家族でごった返しているので相当な待ち時間は覚悟して行くべき。お参りする神社や時間帯によっては1時間以上待たないといけないこともあります。
順番を待つ間、椅子が用意されているかどうかはわかりませんし、もし祖父母のどちらかが足を悪くされている場合はこういった体への負担も考えておかなければなりません。
また、記念写真を残す場合には写真スタジオのプランにもよりますが、残す写真の枚数が増えれば増えるほど料金も高くなるといったケースが多いようです。孫可愛さにあれも欲しいこれも欲しいなんてせがまれることになったらたとえお祝いを頂いていたとしてもなかなか痛い出費になってしまうことも…。
事前に枚数や予算をきっちり決めて了解をもらっておくか記念写真自体を遠慮してもらうかの手を打っておいた方が賢明かもしれません。
食事会に関しても人数が多いほど費用がかかりますし、何よりスケジュール調整が難しくなってくるのでお参り・記念撮影・お食事会のうちいずれかに限定での参加をお願いしてみるのも良案だと思います。
そして肝心なのが、
- 義両親と実家の両親両方に参加してもらうのか
- 両家別々にするのか
- どちらかに遠慮してもらうのか
これらも準備を進める際の重要なポイントになります。
ご家庭それぞれの事情もありますし、移動手段やそれにかかる時間と費用のことも合わせてじっくり計画を立てるようにしましょう。
七五三 親戚をどこまで呼ぶかは慎重に
七五三のようなお祝い事に親戚を呼ぶ場合、どの範囲まで声をかけるべきでしょうか。
結論として、地域ごとの考えに属するのが無難ですが、声をかけたとしても子供から見て叔父や叔母、いとこにあたる関係までがお互いに余計な気を遣わないで済む間柄だと言えます。
というのも、お祝い事に呼ぶとなると招待される側はお祝いを包まなければいけない立場になるわけです。
いとこの子が七五三をむかえる年になればこちらも同じようにお祝いを包むことになるのでお互い様ですが、普段から親しくしているならまだしも、やみくもに広い範囲で声をかけるのは控えた方がいいかもしれません。
地域によっては仲人さんを呼ぶなんてところもあるようですが、それはそれで後々面倒に思うことも増えることでしょう。
全国的に見ても七五三は親子だけ、もしくは祖父母も一緒に参加する形が多数派のようですし、あまり大所帯になると主役の子供本人がストレスを感じてしまうことも考えられます。
子供にとって一番いい形でお祝いできるように。これが第一です。
我が子も、一緒に参加する家族も、みんな笑顔でいられる素敵な1日になるようにご夫婦で万全の準備を整えてあげてくださいね。
まとめ
- 地域の風習や各家庭の考え方によってお祝い事の形は様々
- 子供の祖父母を呼ぶ場合は両家共に時間や費用のことまで入念に確認しておく
- 親戚を呼ぶ場合は気兼ねのいらない親しい範囲までがベター
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