「今年こそ絶対焼かない!」
毎年そう思ってるのにどうして焼けるの?と
日焼け止めをうらめしい目で見ているそこのあなた。
もしかしたら日焼け止めの使い方自体を
間違っているのかもしれませんよ?
日焼け止め効果の持続時間とSPF値の計算方法を
ここでしっかり確認!
正しい塗り方をマスターして焼かない夏を楽しみましょう。
日焼け止めは塗ってから何時間もつ?
日焼け止めのパッケージに書かれているSPFとPAという文字。
SPFの意味とは日焼けの原因となるUV-Bを防ぐ効果を示した指数で、PAについてはシミやしわの原因となるUV-Aを防ぐ効果を示した指数と言われています。
日焼け止めを使う時期になると
「実際肌に塗ってから何時間くらい効果があるの?」
と思う人も少なくないはず。
この疑問についてはSPFの数値から計算することができます。
商品によって『SPF35』や『SPF50』といった数値に違いのある日焼け止めが店頭に並んでいると思いますが、これはわかりやすく言うと紫外線をブロックしてくれる持続時間の違いを表しているのです。
「じゃあSPF30なら30時間効果があるの?」
というとそうではないんですね^^;
ちょっとした計算方法があります。
では、今お使いのものは一体何時間の日焼け止め効果があるのか。
続けてご説明していきましょう。
日焼け止め SPFの計算方法って?
ではSPF数値の計算方法についてですが、
この公式さえ覚えておけば簡単に算出できます。テストには出ませんが覚えておくと便利ですよ(笑)
私は日焼け止めを購入する際、スマホの電卓機能を使って持続時間を調べてから買うようにしています。
一般的に販売されていることの多いSPF数値をあてはめるとこのようになりますね。
【SPF28の場合】 … 20×28=560分(約9時間20分)
【SPF32の場合】 … 20×32=640分(約10時間40分)
【SPF35の場合】 … 20×35=700分(約11時間40分)
【SPF50の場合】 … 20×50=1000分(約16時間40分)
商品によっては上記の数値以外のものもあります。公式にあてはめて計算してみてくださいね^^
日焼け止めの使い分け方
日焼け止めは日常使いやレジャー使いによって使い分けるものです。
SPFの数値が上がるほど効果は長持ち!とついつい思いがちですが、その分肌にかかる負担も大きいことを頭に入れておきましょう。
炎天下で長時間陽を浴び続けるような日にはSPF50のような数値の高い日焼け止めを使った方がいい場合もありますが、日常使いするものとしてはあまりおすすめできません。
家事や近所への買い物、通勤通学など、普段屋外にいる時間は人それぞれですし、敏感肌の人なら肌への優しさを考えた選び方がベスト。生活スタイルに合わせたSPFの使い分けで自分にぴったりの日焼け止め対策をしましょう。
日焼け止め 焼かない塗り方とは
SPFの数値が低いほど肌に優しい処方なので日常生活で使う分にはSPF20~30程度で問題ありません。生活のシーンに応じてSPF値を使い分けることもポイントではありますが、「焼きたくない!」という思いが強いのであればまず塗り残しのないようにしっかりと塗ること。目の届きにくいところだとどんなに気を付けていても意外と塗り残しがあるものです。
また、日焼け止めを使う時期には汗がつきもの。
ウォータープルーフタイプのような水に強い処方のものでない限り日焼け止めは汗と一緒に流れ落ちてしまいますし、タオルで汗をふく時にも日焼け止めごとふきとってしまうことになります。その時点で日焼け止め効果はなくなってしまうんですね。
朝塗ってしまえば一日中OKということではありません。2~3時間を目安に塗りなおすことを習慣づけて、常に紫外線防止効果を維持させましょう。
日焼け止め 顔の塗り方
日焼け止めを顔に塗る場合、ミルクやジェルタイプのものだと手に出して500円玉くらいが適量です。私が使っているものはクリームタイプのもので大体パール2個分くらいの量を塗っています。
「量、多いんじゃない?」
と思う人もいるかもしれませんが、逆に言えば大半の人が塗る量が少なすぎるのです。最近の日焼け止めはのびの良いものが多いので特にそうですね。
①化粧水+乳液でしっかり保湿して肌になじんでから日焼け止め
②日焼け止めを塗って肌になじんでからメイク
きちんとなじませる時間をとることで塗りたての白浮き感は落ち着いてきます。急いでメイクにとりかかってしまう人も多いですが、スキンケアも日焼け止めも肌になじむまでの時間を必ずとるようにしてください。
顔の塗りなおしの場合イチからやり直すのはなかなか難しいですが、ティッシュを使って皮脂と汗をしっかりオフしてからUVカット効果のあるパウダーやファンデーションを重ねることで紫外線対策としては十分な効果が期待できます。
日焼け止め 腕と脚の塗り方
腕と脚の場合も顔と同様にしっかりとした量を塗る必要があります。
手首から肘にかけて日焼け止めの線を太めにひと筋。
肘から肩までにかけて日焼け止めの線を太めにひと筋…といったように、関節から関節までの面積を目安として日焼け止めを絞り出します。(ポンプ式の場合、私の場合は2~3プッシュ使っています)
すりこむというよりは肌に乗せていくように塗っていくのが理想的です。紫外線から肌を守るベールを作るようなイメージですね。
適量を塗ること。
塗り残しのないこと。
そしてこまめな塗りなおし。
これらがすべて白肌キープの鍵となります。
どのタイプの、どのSPF数値の日焼け止めを使う場合もこのポイントはしっかり守ることを忘れずに。
まとめ
- 紫外線の持続効果はSPF1=約20分として算出する
- SPF値が高いほど効果も高いということではなく生活に合わせて使い分けることがポイント
- 焼かない為には箇所に応じた塗り残しのない適量を守ってこまめに塗りなおすこと
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