「起きるのがつらいけどお弁当の用意をしなきゃ…」
家を出るのが早い旦那さんの為だったり
自分の健康管理の為だったり。
家計の節約にもなるお弁当ですが
いざ作るとなるとなかなか大変なものです。
朝慌てることのないように
最近は夜のうちに作っておく人も多いようですが
気を付けておくべき注意点もあります。
お弁当を夜作る派の人は必見です!
お弁当 朝作る派と夜作る派について
朝が弱い人だったり、多忙続きでギリギリまで寝ていたい人だったり。忙しい朝にお弁当を毎日用意をするのはなかなか大変です。
お弁当を朝作るメリットは作りたてを詰められること。
調理した後に冷ます…といった手間はかかりますが、朝出来上がってから、お昼に食べるまでの時間が短いほど安心して食べることができます。
そしてお弁当を夜作る最大のメリットは朝ゆっくりできること。
事前に用意しておけば朝バタバタすることもなくなりますよね。朝にちょっとしたゆとりができることは何よりありがたいものです。
ただ、夜作る派の人は
「詰め終わったら冷蔵庫に入れておけば大丈夫!」
そんな風に考えている人が大半だと思います。
でも、ちょって待って。
冷蔵庫の中は確かに部屋の温度と比べると低温ですが、何時間置いても菌はつかないというわけではありません。食べ物を保存するなら冷蔵庫、といった思い込みで食あたりや食中毒をまねく原因になることも。
冷たい冷蔵庫の中だからと油断するのが一番危ないのです。ではお弁当の冷蔵庫保存についてもう少し詳しく説明していくとしましょう。
お弁当 夜作る場合は冷蔵庫保存でOK?
夜にお弁当を作る派の人はどちらかというとおかずだけ準備してご飯は朝に詰める…といった人が多いと思います。ですが、前日に用意しておいたお弁当を冷蔵庫で保存していたとしてもお弁当を詰めたその時の状態によって菌がついてしまうケースがあることも知っておくべきです。
例えば、しっかり洗ったつもりの自分の手でも洗浄もれがあって菌がついていた…なんてケースもあるわけです。素手で食材をさわっていた場合、冷蔵庫から出してお弁当内の温度が上がると共に菌も増えていきます。菌は目に見えないので確認しようもありません…考えるだけで怖いですね^^;
少々の菌がついていたとしても健康な大人の身体にはある程度の抵抗力が備わっているので問題ないこともあります。ですが、幼稚園に通うような小さい子供に食べさせる場合のことも考えるとやっぱり安全なお弁当作りを心がけるべき。
夜にお弁当の用意をする場合、お弁当箱には詰めずに作り置きしたものを耐熱皿に乗せて保存しておきましょう。朝そのままレンジで加熱して、冷ました状態のものをお弁当箱に詰めた方が安心です。下ごしらえの状態までに留めておく形でもかまいません。しっかり加熱調理して、冷ましてから詰めるということが大事なのです。
また、全ての工程に菜箸を使うこと。菌を増殖させないように、普段からちょっとしたことにも気を配るようにしてくださいね。
お弁当 夜作る場合の衛生面の問題
前日の夜のうちにお弁当の用意をしておくのは忙しい朝の時間を楽にしてくれるベストな方法ではありますが、一番に気を付けるべきは衛生面についてです。
作り置きしておいたおかずは朝レンジで温めることを先に説明していますが、
「せっかく冷蔵庫で冷えたのにわざわざ温めるのはどうして?」
と疑問に思った人もいることでしょう。
それはお弁当箱に詰めるまでにおかずに付いた菌を加熱殺菌するため。面倒な手間にしか思えないこの手順にはちゃんと理由があるのです。
また、お弁当に水分は厳禁です。汁気の多いものは菌を増殖させてしまう原因になるので煮汁全部をしみこませるくらい煮詰めるといった工夫も必要になります。
しっかり熱を通したおかずも炊いたご飯も、十分に冷ましてから詰めること。温かい上に水分がある状態は菌が何よりも好む環境です。できるならご飯とおかずを別々のお弁当箱を用意するのがいいですね。
より安心できるようにと、市販の抗菌シート(100円ショップでも手に入ります)を使う人も多いですが、蓋の内側に抗菌作用のあるわさびを薄く塗っておくという裏技もオススメです。いろんな工夫を凝らして食中毒とは無縁のお弁当生活を送れるように努めましょう。
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まとめ
- 冷蔵庫に入れて保存していても100%安全とは言えない
- おかずは一度温めてから冷ますことを考慮して当日朝にお弁当箱に詰めることが望ましい
- 抗菌グッズを活用して衛生面でも問題ないお弁当を作ろう
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