日差しも強くなってきて、夏はもうすぐそこ。
そろそろ日焼け止めの準備をしなきゃ。
…なんて思った頃にはもう遅いかもしれませんよ?
紫外線対策は夏だけのものではありません。
シミになるのもしわをつくるのも嫌なら
UVケアについてもっと意識を高くもつべき。
「日焼け止めは一年の中で何月から何月まで塗るもの?」
そんな疑問についてお答えしていきます。
日焼け止めは何月から使うもの?
紫外線には紫外線A波(UV-A)と紫外線B波(UV-B)とあって、それぞれ肌に及ぼす影響に違いがあります。
- UV-A…主にシミやしわの原因
- UV-B…主に肌が赤くなったり黒くなったりする原因(いわゆる日焼け)
肌が焼けてしまうのはUV-B波が影響しています。
日焼けは『やけど』の状態と同じ。肌が炎症を起こしてメラニン色素が増えることにより、人によって赤くなったり黒くなったりします。このUV-B波は3月中旬からだんだん増え始めるのでこの時期を目安に日焼け止めを使い始めることが紫外線対策としては有効だといえるでしょう。
また、住んでいる土地によっても身体が浴びる紫外線量は違ってきます。極端な例でいえば北海道と沖縄では紫外線量に2倍の差があると言われるほどなんですね。ただ、地域や季節によっても差はあるものの、紫外線は年中降り注いでいます。
「まだ早すぎるかな?」
なんて心配は無用。むしろ常日頃から紫外線対策に意識を高く持つことの方が重要なのです。
UV-B波から肌を守る為にはUVカット効果の高い日焼け止めを使用するべきですが、SPF値が高いものほど肌に負担をかけてしまうのも事実。
商品によっては肌との相性もありますので、かぶれたりしないか事前にパッチテストをしておくと安心です。
使用するシーンに合わせて日焼け止めを使い分けることで肌への負担も最小限に抑えることができます。自分の肌に合うものを色々と揃えておくといいかもしれませんね。
日焼け止めは何月まで使うもの?
ここ数年は温暖化の影響もあってか残暑が長引く年も多く、9月、10月になってもちりちりとした日差しを感じることが少なくありません。
暦の上では秋でも強い紫外線がまだまだ降り注いでいます。日焼け止め対策は11月くらいまで続けておいた方が賢明といえるでしょう。
「夏も終わったし、そろそろ使うのやめてもいいかな…?」
なんて、夏の終わりと同時に紫外線対策をストップしてしまうとせっかく日差しの強い時期からUVケアしてきた肌をうっかり日焼けさせてしまうことに。中途半端に投げ出してしまうと白肌キープの為に続けてきた努力が水の泡になってしまいます。
肌寒くなり、長袖を着る時期になれば腕や脚に塗る日焼け止めは不要になりますが、顔や首に関しては年中露出している部位になるので季節を問わず紫外線対策が必要です。真夏に使うようなものを使い続けると肌の負担になるばかりですので、SPF・PAの数値は抑えめに、肌に優しい処方の日焼け止めを選んで使うようにしましょう。
首まわりについてはストールやマフラーも紫外線防止に役立ってくれます。季節に応じたアイテムを活用して、一年中抜かりのない紫外線対策を心がけたいものですね。
日焼け止めが必要な時間帯は?
日焼け止めを使うにあたって、
「何時から何時まで気をつけておけばいいの?」
という疑問を持つことも多いと思います。
紫外線量が多いのは10~14時の間で、地表から太陽の角度が高くなるこの4時間が最も気をつけるべき時間帯とされています。太陽が真上に来るお昼の時間は要注意!ですね。
「じゃあその時間帯以外なら大丈夫?」
というと、100%安心できると言い切るのは難しいところだと思います^^;
ピークの時間帯と比べれば確かに紫外線量は減ってはいるものの、けしてゼロではないからです。結論として、太陽が出ている限り紫外線は降り注いでいると考えた方がいいでしょう。
健康志向の高まる近年、早朝や夕方の時間を利用してジョギングやウォーキングをする人も増えていますが、すっぴんで家を出るのであれば帽子やサングラス、長袖のスポーツウェアを用意するといった最低限の紫外線対策をしておくべきでしょう。ただ、早朝や夕方の時間でも真夏の時期なら日焼け止めを使うかな…というのが私個人の意見ではあります。
将来シミやしわの原因になるかも…という不安をかかえるくらいならそこまで面倒なことでもないと思います。何事も『習慣づける』という意識が大切ですよね。
10年後のお肌がどうなっているか。
それは今お肌の為にどんなケアができているかによって左右されるものなのです。
まとめ
- 日焼け止めは紫外線量が増えてくる3月中旬が使い始めの目安
- 顔と首に関しては長袖を着る時期以外でも季節を問わず紫外線対策を心がけて
- 一番気をつけるべき時間帯は1日の中で紫外線量が増える10~14時
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