無事出産を終えられたお母さん、お疲れ様でした。
そしておめでとうございます。
そうこうしているうちに1ヶ月後にはお宮参りに行くことになりますので
色々と準備が必要になりますね。
「安産祈願のお礼参りのこともあるし、一緒にするのはどうなんだろう?」
「そもそもお宮参りとお礼参りはどう違うの?」
初めてのお祝い事はわからないことだらけです。
そんな疑問についてわかりやすくまとめてみました。
お宮参りを予定されているご家庭はぜひチェックしてみてくださいね。
お宮参りとお礼参りは一緒にできる?
出産前に安産祈願を受けた人は、いざ出産を終えて
「安産祈願のお礼参りと子供のお宮参り、どうしたらいいんだろう…?」
と首を傾げる人も多いと思います。
結論として、安産祈願を受けた神社でお宮参りをするということであれば、『お宮参りとお礼参りを一緒に』することは可能です。
赤ちゃんの体調のこともありますし、わざわざ日を改める必要はありません。
そしてお納めする初穂料に関してですが、この辺りは神社によって考えが異なります。
「ご祈願一件分の初穂料で構いません」
というところもあれば
「お宮参りとお礼参り、それぞれ一件ずつの初穂料をお納めください」
というところもあります。
お納めする祈願一件分の初穂料も神社によって金額が異なります。
当日慌てることのないように、事前にお参りする予定の神社社務所へ問い合わせをしておくことをおすすめします。
お宮参りとお礼参りの違いとは?
そもそもお宮参りとお礼参りとはどういった違いがあるのでしょうか。
お宮参りとは初宮詣(はつみやもうで)ともいい、神様に対して自分の子供が生まれ、無事に1ヶ月を迎えたことを報告に行く、という意味を持ちます。
赤ちゃんを連れて参拝し、神様にお顔をご覧いただいてこれからのご加護をお祈りするということでもありますね。
お礼参りとは、安産祈願など神社でご祈祷を受けた場合、その願意を終えた時に神様に感謝の気持ちをお伝えにお参りすることです。(お礼参りとは安産祈願に限らずどの祈願に対しても行うものです)
一般的に、お宮参りは住んでいる地域の氏神様へのご挨拶にあたる儀式ですが、神主さんがいない無人の神社だったり、神社自体がない場合もあります。
こういった場合は旦那様のご実家に近い神社だったり、奥様のご実家に近い神社だったりと、それぞれご家庭の事情に合わせてお参りする神社を決めるとよいでしょう。両家が遠方であればご自分が崇敬する神社にお宮参りをしても問題ありません。
安産祈願をお願いした神社が普段から崇敬している神社であれば、お宮参りとお礼参りを一緒にしても良いと思います。信心こそが大事ですのでこれから先の神様とのご縁をふまえて決めるようにしましょう。
お宮参りとお礼参りをする順番について
お宮参りとお礼参りを一緒の神社でする人は一度のお参りで済みますが、別の違う神社で行う場合、それぞれの神社にお参りすることになると思います。
こんな時、疑問に思うのが
「お宮参りとお礼参り、どっちを先にしたらいいの?」
ということ。
答えとしては、どちらを先にしても問題ありません。
お宮参りは地域によって差もありますが、大体1ヶ月後を目安にお参りするものとされています。ですがお子さんの体調や近親者の突然の不幸事でお参りの時期を延ばすご家庭もあります。
ご家庭の都合を考えてどちらを先にするかを決めると良いでしょう。
また、お礼参りに関しての注意点として、多少時期が遅くなってしまってもきちんとお参りすることを忘れないでください。
例えば、友人やお世話になっている人に何かお願いごとをした時、当たり前ですがお礼の気持ちを伝えると思います。
それは神様に対しても同じこと。
「祈るだけ祈っておいて失礼なやつだな」
と神様に対して礼儀を欠くことになります。
産後のお母さんで体調が万全でない人は代理の方がお参りされてもかまいません。無事に出産を終えられたことの報告と感謝の気持ちを神様にお伝えしてくださいね。
まとめ
- 安産祈願を受けた神社でのお宮参りであれば同日の祈願は可能
- お宮参りは子供が生まれた報告とこれからのご加護を祈る儀式
- お礼参りは安産祈願を受けたお母さんが無事出産を終えた感謝を伝えるもの
- お宮参りとお礼参りをする際の順番に特に決まりはない
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