ご家庭で酢飯を作る時のコツ、知ってますか?
簡単そうにみえて
手慣れてない人には意外と失敗しがちな酢飯作り。
酢飯を作る際のご飯に関する豆知識と
なかなかうまくできない人の為のポイントをまとめました。
よかったら参考にされてくださいね。
酢飯は炊きたてじゃないとダメ?
酢飯はご飯と合わせ酢(寿司酢)を混ぜて作るものですが、さてここで問題です。
①炊きたてのあつあつご飯を使うべき?
②冷ましたご飯を使うべき?
さて、どちらが正解でしょうか。
答えは、①番。
炊きたてであつあつのご飯でないといけません。
ではその理由を説明していきましょう。
なぜ熱いご飯なのかというと、冷めてしまったご飯を使うと合わせ酢がしみ込まず美味しく仕上げることができないからです。
「うちわであおいでいるのは冷ますためじゃないの?」
と、このように思っている人もいらっしゃると思います。
ですが、合わせ酢をご飯にふりかけた後すぐにあおいでしまうとしみ込みが悪くなってしまうのです。
ご飯をしゃもじで切るように混ぜ続けると合わせ酢がご飯になじんで手が重たく感じてきます。
ここがあおぎ始めるスタート地点。
うちわであおぐのは温度調整の意味もありますが、お米の余分な水分を飛ばし、酢をなじませてご飯につやを出すためでもあります。
熱いご飯だからこそ合わせ酢はしみ込みやすいですが、しみ込みすぎてもダメですよね。
べちゃべちゃにならないように、ご飯と酢のなじみ具合がちょうどいい感じになってきたら、うちわであおいで温度を下げ、合わせ酢のしみ込みをストップさせる。
この流れを頭に入れて作業に取り掛かりましょう。
合わせ酢を混ぜながらあおがないように気をつけてくださいね。
酢飯に冷凍ご飯を使うのはNG?
「冷凍ご飯いっぱい余ってるんだけど、これ酢飯に使えないかな?」
気が付いたら冷凍庫のスペースを陣取っている冷凍ご飯。
解凍して酢飯にしてもいいものでしょうか。
答えは、冷凍ご飯でも大丈夫!
問題なく、美味しく作ることができます。
要は炊きたての状態に近ければいいのです。
なのでレンジであつあつの状態にあたためればOK。
でも注意するべきことが1点あります。
炊きたてのご飯にもいえることですが、ご飯の水分量に気をつけることが大切です。
酢飯に使うご飯は、本来合わせ酢と混ぜ合わせるのを考慮して炊飯時に水を少し減らして炊き上げています。
でも冷凍ご飯の場合はそういった調節ができません。
ご飯を解凍したらすぐラップ(または蓋)を開けて、水蒸気を飛ばすようにしましょう。
前述したようにうちわであおいで余分な水分を飛ばすのもポイントです。
べちゃべちゃの状態を防いで美味しい酢飯を作りましょう。
酢飯作りがうまくいかない時のコツを伝授
「何回やっても酢飯作りがうまくいかない…」
そんな悩みを抱えた人のために、わかりやすくコツをまとめてみました^^
全部できているかもう一度チェックしてみてください。
- ご飯は固めに炊いているか?
- 寿司桶、もしくは口が広めのボウルを使用しているか?
- 合わせ酢はムラなくふりかけているか?
- 合わせ酢を一度に全部入れていないか?(2、3回に分ける)
- しゃもじは立てて切るように混ぜているか?(こねるのはNG)
- 優しく、手早くできているか?(もたもた厳禁)
- 米と米の間に風を送れるようなあおぎ方をしているか?
- 人肌くらいの温度にうまく冷ませているか?
- 混ぜ終わった酢飯は乾燥しないように濡れ布巾をかけているか?
基本的なことかもしれませんがひとつひとつが大事なポイントです。
巻き寿司、ちらし寿司、手巻き寿司…
ご家庭で美味しいお寿司を食べられるように、お寿司の基礎となる酢飯作りをぜひマスターしてくださいね♪
まとめ
- 酢飯はあつあつのご飯を使うことで合わせ酢がしみ込み美味しくなる
- 冷凍ご飯を使って酢飯作りする際は解凍後の水分を十分飛ばすこと
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