具の種類によっていろんな味を楽しめる巻き寿司。
節分シーズンには今や豆まきよりも
恵方巻きがメインになっているような雰囲気さえ感じられます。
いざ、お家で手作りしようと思ったものの
ふとした疑問が。
「海苔に裏表ってあるの?」
「子供が海苔を噛み切れなくて残しちゃう…」
「いっそ海苔以外を使うなら何がいい?」
ご家庭でできる美味しい巻き寿司作りの工夫やアレンジについて
まとめてみました。
ぜひ参考にしてみてください。
巻き寿司に使う海苔の裏表ってどっち?
「ざらざらした面とつるつるした面、どっちが表でどっちが裏?」
こんな疑問、感じたことないですか?
現在、一般的には
つるつるが『表』、ざらざらが『裏』
と、されているようです。
ちなみに「現在」という書き方をしたのにはワケがあります。
昔は海苔を作る工程は全部手作業です。
海苔を天日干しする際に、海苔をすいた海苔簀(のりす)といわれるすだれを太陽にかざして乾燥させていましたが、この時日に当たる面を『表』としていたようです。
海苔簀ごしに日に当てていたので海苔をはがすとざらざらです。
よって、昔はざらざらした面が『表』と言われていた理由になります。
裏表のいわれについて説明しましたが、結局のところ、美味しくいただくためにどっちがどの面を向いているのかがわかればいいワケで。
巻き寿司を作る時はざらざらした面に酢飯をのせて巻く。
そうするとつやつやの面が表面になって見た目も美しい。
と、いう結論になります^^
お寿司屋さんもこのようにして巻いているようですよ。
今まで気にせずに巻いていた人は、次回手作りする時の為にぜひ覚えておいてくださいね♪
巻き寿司の海苔が噛み切れない時の対策
「子供が海苔を噛み切れなくて嫌がるんだけど…」
わかります、わかります。
私もたまにうまく噛み切れなくて中の具も酢飯もぼろぼろ崩してしまう残念な大人です(泣)
でもコレ少し手を加えることで、簡単に対応できる裏技があることを最近知ったんです。
その方法というのが、
海苔の表面にフォークを使って穴をあけておくこと。
これだけなんです。
もっと早く知りたかったーー!!!
穴をたくさんあけておくことで噛み切りやすくなってとても食べやすくなります。
「穴あけまくったら見た目的にあんまりよくないんじゃ…」
そんな心配、ご無用です。
酢飯になじんだ海苔はしっとりしてくるので見た目にも問題なし。
この方法だとおにぎりや海苔弁当を作る時にも活かせますね。
まだ実践してないんですが、
「生け花に使う剣山使えばザクザク簡単に穴あけできるんじゃない?」
と思いついちゃったので、近々100円ショップで探してこようと思います^^
巻き寿司に海苔以外を使用するなら?
巻き寿司には海苔を使うのが定番です。
でも、中には海苔が苦手な方もいますし、たまにはちょっと違う変わり種のやつも食べてみたい…なんて思う人もいると思うんです。
ですので、海苔以外のものを使った巻き寿司を何点かご紹介しますね。
薄焼き卵で巻く
お子さんがいるご家庭ならぜひ試してほしい薄焼き卵。
好みにもよりますが、オリゴ糖など加えてほんのり甘く仕上げるとお子さんに喜ばれるかもしれません。
焼きやすくするために水溶き片栗粉を入れるのもポイントですよ。(卵2個に対して水・片栗粉共に小さじ1ずつ)
サイズの大きな薄焼き卵を作るのに自身がない方は細巻きで作ってみるのはいかがでしょうか。
彩りもよくなるのでおすすめです♪
かつお節シートで巻く
かつお節がシート状になった商品があるのをご存知ですか?
海苔の代わりにかつお節シートを使うだけでいつもと同じ具でもまた違う味わいを楽しめます。
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香りもよく、隠れた人気商品のようです。
扱っているお店はあまり多くはないようですが、ネット通販等で手に入れることも可能みたいですね。
野沢菜で巻く
これ、私の母がよく作ってくれていたものなんですよ。
野沢菜のシャキシャキした食感とさっぱりした味わいがたまらない。
市販のカットされていないお漬物で作ることができますよ。
先に酢飯と具を巻いておいて、その上から野沢菜で包んでいくように作ってみてくださいね。
まとめ
- 巻き寿司を手作りする場合、海苔のつるつる面が寿司の表面になるように作ればOK
- 噛み切りやすくする対策として海苔に穴をたくさんあけておくとよい
- 巻き寿司を海苔以外で作るなら薄焼き卵・かつお節シート・野沢菜等がおすすめ
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