節分シーズンやご家庭でのお祝い事の献立として
大活躍する巻き寿司。
家で作ってみたはいいものの
これがなかなかうまく切れない!
こんな経験、ありませんか?
せっかく用意した巻き寿司。
キレイな断面で並べたいですよね。
巻き寿司の切り方のコツと裏技、こちらで確認してみてください。
巻き寿司の切り方基本 包丁をうまく使うコツ
お店で販売されている巻き寿司の断面はとてもキレイなのに、家でやると酢飯と具がはみ出してきてぐちゃぐちゃに…
せっかくキレイに巻けたのに、切り方で失敗してしまったらもったいないですよね。
では基本的なポイントを確認していきましょう。
よく切れる包丁であるか
今使ってる包丁、最後に研いだのはいつですか?
大前提ですが、包丁は切れ味が第一。
「そういえば、最近研いでなかったかも…」
と思った人はまず包丁研ぎから。
また、汚れの付いた包丁だと上手く切れなかったりします。
キレイな状態を確認してからもう一度やり直してみましょう。
包丁をよく濡らしてあるか
一度切り方に失敗している人はお分かりでしょうが、切っていくうちに包丁に酢飯がはりついて切りにくくなります。
この状態を防ぐために包丁の刃全体を水で濡らします。
濡れたままの状態で刃を入れることによって、包丁についた水分が酢飯をくっつきにくくしてくれるのです。
そして一回切るごとに濡れふきんでふき取ってきれいな状態に戻すこと。
少し手間はかかりますがこうすることで崩れにくくなりますよ。
酢飯が海苔になじんでいるか
巻き寿司は巻いてすぐだと海苔がまだかたく、切りにくい状態です。
しばらく時間を置いて海苔が酢飯になじんでしんなりするのを待ちます。
目安として15分。それから切ってみると違うはずです。
また、上から力をいれて押しつぶすような切り方はよくありません。
ギザギザに動かすのも酢飯と包丁がくっついて逆効果になります。
以上の点をふまえた上で、切り方のコツを説明していきます。
刃の全体を使うイメージでまず包丁を手前に引きます。
ここで巻き寿司が半分まで切れている状態。
次に包丁を前に押し出して残り半分を切ります。
端の部分は酢飯の具合によって中央部分より崩れやすいので、少し厚めの幅をとって切るようにするといいですよ。
そして切る手とは反対の支える手にも注意してください。
力の入りすぎで形を崩してしまうこともあるので、優しく支えるように気をつけましょう。
また、反則技かもしれませんが家にパン切り包丁がある場合はそちらを使ってみるのも手です。
濡らしたり拭き直したりといった手間も要らないまさかのピンチヒッター(笑)。
同じように刃全体を使うようにするとうまく切ることができます。
「パン切り包丁なんてないよ!」
という人ももちろんいらっしゃると思いますので
普通の包丁を使ってうまく切れる裏技を次の章でご紹介していきますね。
巻き寿司の切り方裏技 ラップ編
普通の包丁でうまく巻き寿司を切る裏技としてラップを用意します。
慣れていない人が巻き寿司を切ると形が歪んだり、切れたとしてもぐちゃぐちゃ…
でもラップを使うことで型崩れを防ぎ、そのままの状態よりも切りやすくなります。
巻き寿司より大きめにラップを広げて巻きつけましょう。
ラップを巻きつける時はできるだけぴったりと。ここが大事なポイントです。
ゆるゆるだと切る時も安定せず、固定の意味がありません。
ラップごと切ることで、今まで苦戦していたのが嘘のようにスパッと切れますよ^^
巻き寿司の切り方裏技 キッチンペーパー編
もうひとつの裏技としてキッチンペーパーを使う方法があります。
キッチンペーパーを包丁に巻きつけてムラなくを水で濡らします。
次に、刃先全体が出るようにキッチンペーパーを破って5ミリほど刃の部分を出します。
この状態で切ればキッチンペーパーに含まれた水分が酢飯がくっつかずに、連続で切ることができます。
いちいち包丁を拭きなおす手間いらず!です♪
巻きつけたキッチンペーパーは水分で包丁にぴったりくっついているのでよれる心配もなし。
今まで巻き寿司がうまく切れずに四苦八苦していた人はぜひ、お試しあれ。
まとめ
- 実はパン切り包丁が巻き寿司のカットに最適
- 普通の包丁でも刃を濡らしたり工夫次第でうまく切れる
- どの家庭にもあるラップやキッチンペーパーを活用する方法もあり
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