ふしぎ遊戯玄武開伝6巻のあらすじネタバレ!考察と感想まとめ

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『ふしぎ遊戯 玄武開伝』第6巻は2007年3月に発売された人気漫画。
四神天地書という経典が軸となるファンタジー物語です。

ふしぎ遊戯(朱雀編)のエピソード1ともいえる作品。
前作を読んでいる人はより楽しめる内容となっています。

そんな『ふしぎ遊戯 玄武開伝』のあらすじについて
感想を交えながらご紹介します。

今回ご紹介するのは第6巻。
ついに7人目の七星士、危宿(うるみや)登場の物語です。

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ふしぎ遊戯玄武開伝6巻のあらすじをネタバレ!

紅南国の遊郭に潜入した多喜子たち一行。
その遊郭を取り仕切っていた女将タルマが多喜子に勝負を挑んできます。

打ち合いの最中、多喜子の薙刀が女将の服をかすめると、その隙間から七星士である『牛』の文字が現れます。
なんと、タルマが七星士『牛宿』だったのです。

しかし、タルマは多喜子たちについていく気はさらさらないと告げます。
そんな勝負の最中にタルマを呼ぶ声が。

勝負はお開きとなり、タルマは奥の部屋へ走っていってしまいました。
多喜子たちが後を追うと、そこには病でふせっている女性、シュヌがいました。

シュヌはこの遊郭の本当の女将でしたが、昔雇っていた娘たちの悲しい思いが怨念となってシュヌを苦しめていました。
人間の念が相手では医者でも治すことができません。
病で動けない彼女に代わってタルマは代理の女将として遊郭を支えていたのです。

事情が事情だけに戸惑う多喜子たち。
女将の病を治すことができれば代理の女将として遊郭にいる必要もなくなるかもしれないと、できる手立てがないかそれぞれ奮闘します。

多喜子はタルマ本人と直接話してわかってもらおうとしますが、相手にしてもらえません。
そんな中、遊郭から火の手が上がります。

親元に帰りたいと願う遊女ルウデの思い余った行動によるものでした。
彼女もまたシュヌ同様、陰魔の声に操られていたのです。

火はあちこちに燃え広がり、遊郭は大混乱。
火が相手では女宿の『風』の力も使えず、騒ぎをおさめることができません。

さらにはシュヌの部屋から叫び声が聞こえてきます。
多喜子とタルマは慌てて駆け付けますが、そこには陰魔に喰われてしまったシュヌの姿がありました。

陰魔は傍仕えの遊女を取り込み、さらにはタルマも飲み込もうと手を伸ばしてきます。
タルマはシュヌと一緒に死のうと無抵抗で陰魔に飲み込まれようとしますが、多喜子が必死の思いでタルマを陰魔の手から引きずり出します。

するとシュヌは正気を取り戻し、タルマの名を口にします。
そして燃え広がる炎から守るためにタルマの体を突き飛ばし、シュヌは陰魔と共に炎の中に身を投じるのでした。

虚宿と斗宿の力で火事をなんとかおさめることができ、多喜子たち一行はこれからのことを話し合います。
タルマが七星士だと知った遊女たちは、自分たちのためにも玄武を呼び出し北甲国を変えてほしいとタルマに懇願します。

そうしてタルマは牛宿として多喜子たちの旅に加わることになったのです。

* * * * *

最後の七星士『危宿』は北甲国の首都、特鳥蘭(トウラン)にいる。
6人揃った玄武七星士たちは黄竜に乗って再び北甲国に向かいます。

すると倶東国と北甲国の国境沿いに倶東国の軍隊が迫っているのを目にします。

戦を避けるためには父・テムダンが裏で倶東国と手を結んだ証拠の盟約書を奪って北甲国の帝に見せるしかない、女宿は考えます。
盟約書を探すためひとり黄竜から降りようとした女宿でしたが、思わず多喜子も一緒についてきてしまいます。

地上に降りた二人を突如襲ってきた追手のハーガス。
女宿が『風』の力で応戦する中、多喜子は盟約書はあきらめた方がいいと女宿にささやきます。

それを聞き逃さなかったハーガスは自身が持っていた盟約書を多喜子と女宿の前でバラバラにしてしまいます。

倶東国と組まなくても自分だけで女宿を倒すつもりだったと告げるハーガスは再び攻撃を仕掛けてきます。
女宿は応戦し『風』の力を放つとハーガスの顔の飾りが外れ、その素顔が露わになります。

するとハーガスの眉間には文字のような痣が。
同時に多喜子の首飾りも反応し、ハーガスこそが最後の七星士であることが判明するのでした。

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ふしぎ遊戯玄武開伝6巻の考察感想まとめ

ふしぎ遊戯玄武開伝6巻は牛宿が仲間に加わるまでの経緯と7人目の七星士である危宿登場のシーンが描かれています。

牛宿(タルマ)は11年前シュヌに命を助けられているんですね。
だからこそ女将代理をつとめ、遊郭を守っていた。
命の恩人であるシュヌを守ることこそが彼女の生きる糧だったのでしょう。

残念ながらシュヌは炎の中で命を落としてしまいますが…
陰魔に喰われながらも最後には自分を取り戻し、牛宿を救うシーンは感動モノです。

日の光の下で、みんなが笑える世界をつくる。
多喜子はその想いを新たに旅を続けることになります。

七星士の中で唯一女性の牛宿。
他の皆よりも年上なので落ち着いた雰囲気が魅力のキャラです。

彼女の武器も特大キセルと他の七星士と比べて特徴的なんですよね。
ぜひ、漫画版で詳しくチェックしてみてください。

そしてとうとう!最後の七星士が登場しましたね!

まさか敵国についているハーガスが七星士だったとは…
驚いた人も多いのではないかと思います。
ただ、証の文字が完全ではのないが気になるところ。

欠けた文字にはどんな意味があるのか?
敵であるハーガスが味方についてくれるのか?

物語も佳境に入ってこれから先の旅模様がますます楽しみです。
最後の七星士の謎に迫る珠玉の物語をぜひ楽しんでみてください。

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