今手元にあるのは指定席の特急券だけど
座席が空いてたら予定より早い新幹線の自由席に乗れないかな?
…なんて思ったことがある人、案外多いのではないでしょうか。
ここでは指定席の説明と
変更する場合の手続きについて説明しています。
指定の列車より早い便に乗るか
このまま予定してた時刻の列車に乗るか。
考え中の人はぜひチェックを。
新幹線の指定席より早い時間の自由席に乗ってもいい?
「予約してた新幹線より一本早い自由席に座ったらダメかな?」
思いがけず、予定よりも早い時間に駅についてしまった時、こんな風に考える人は多いのではないでしょうか。スケジュールを前倒しにできるなら是非ともそうしたいところですが…。
答えとしては、NGなんですね^^;
改札は通ることができます。ただ、そのまま予定より早い新幹線の自由席に乗車…なんてことしてたら自由席特急券の料金を請求されることもありますので注意してください。
「指定席のきっぷを持っていたら自由席にも座れる」と思っていた人はその説明を部分的に聞いてそう解釈してしまったのだと思われます。自由席に座ることができるのは、
- 乗るはずだった同じ列車の自由席が空いていた(混雑時はNG・差額返金なし)
- 乗るはずだった列車に乗り遅れてしまい、同日の後続列車の自由席に乗るしかなかった
こういったケースに限られます。指定より早い自由席に座るのは認められていないので気をつけましょうね。
指定席特急券は元々指定していた列車の決められた座席にしか座ることができないきっぷです。割引のきかない通常の価格で購入したきっぷであれば乗るはずだった列車の発車時刻前に違う列車の指定席に変更することは可能ですが、指定席から自由席への変更は基本できないものと理解しておきましょう。
新幹線の指定席から自由席に当日変更したい時
ネットで座席確認したら自由席に空きがあるし、駅にも早く着いたから変更したい…という場面は当日のことがほとんどだと思います。
指定席から自由席への変更はできませんが、一旦指定席のキャンセルをして払い戻しをしてから自由席を買い直しという形であれば乗るはずだった時間よりも早い列車に乗ることもできます。
ただ、このパターンだと払い戻しに手数料がかかってしまうんですね。
↓こちらで詳しく確認できます↓
どうしても早く乗りたいという場合は払い戻し手数料を支払うしかありませんが、もしかしたら直前に指定席のキャンセルがあって空きが出る…という可能性もあるかもしれません。指定席から指定席への変更は発車時刻前であれば一回に限り無料で対応してもらえますのでダメ元で窓口に訪ねてみることをおすすめします。
新幹線の指定席をどうしても前倒しして自由席に乗りたい時
指定席のキャンセルもなく、やっぱり早い列車に乗ることはできない…そんな時は奥の手があります。いざという時には使える手段なのでここから先は熟読必須です!
前述の通り、指定席から指定席への変更は1回だけ無料でできます。そこをうまく利用するんですね。
例えば、元々の指定席から違う列車への指定席へ変更を窓口でお願いしたとします。でも希望した列車の指定席が満席だったら…?残っているのは自由席しかありませんよね。
この場合に限り、指定席から自由席への変更ができるというわけなんです。そして特急券としての差額は戻ってくるので払い戻しの手数料を払うことなく変更ができてしまうというカラクリです。
窓口へ行く前にスマホやタブレットを使ってお使いのJRホームページの予約ページから新幹線の残席を確認しておきましょう。指定席が満席になっている列車を探してその列車に変更したいと駅員さんに伝えればOK。
早い時間の列車に乗れて差額分も返ってきて嬉しいことだらけの豆知識です。もし困った状況になった時に覚えておくと何かと助かる手段だと思いますよ。
以上、何かしらの参考になりましたら幸いです。
まとめ
- 予め指定していた新幹線の自由席に空きがある場合とその後続列車の自由席なら手続き不要で乗車可能
- 乘るはずだった時刻より速い列車に乗ってしまうと特急券料金を請求されることもあるので注意
- 変更したい列車の指定席が満席の場合に限り自由席に変更できる
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