子供が健やかに成長したことに感謝する七五三。
そんな子供のお祝い事に
実家義実家の両親を呼ぶか呼ぶまいかお悩みのご家庭は
多いのではないでしょうか。
下手したら孫の取り合いになって
後々面倒なトラブルの元にもなりかねない…
そもそも両家は必ずそろわなければいけないのか。
この点について詳しくご説明していきましょう。
七五三は両家別々でもOK?
「七五三って両家そろってないといけないのかな…」
なんてお悩みの親御さんはけして少なくないと思います。
実際のところはどうなのでしょうか。
その答えは「別々でもOK」です。
ご家庭によって付き合い方の事情も様々だと思いますが、一緒に揃うことによって何かしらトラブルがおきないとも限りません。
どちらか片方が遠方でお付き合いが疎遠になっているほど、そういったもめ事が起きやすいものです。
「あちらの両親が来るのなら遠慮しておくわ…」
なんてケースも考えられるでしょう。
となると、どちらを立てていいのかわからなくなってしまいます。
一緒にできるのであればそれに越したことはないですが、両親や義両親にばかり気を取られて子供のことがおろそかになってしまっては本末転倒です。
子供のお祝いが本来の七五三の形です。
無理に両家を揃えて微妙な空気になってしまうのであれば、いっそ別々にしてしまった方が何かとスムーズに事が運ぶことでしょう。
七五三は両家呼ばないといけないもの?
「そもそも両家が揃わないといけないの?」
「親子だけで七五三したらダメなの?」
といった意見もあると思います。
結論として、必ず両家が揃う必要はありませんし、親子だけで七五三をしても全く問題ありません。
むしろ、近年では親子だけで七五三をするご家庭が増えています。
家族だけの方が気兼ねなくできるという理由が大きいからでしょう。
ですが、祖父母の立場から言えば
「せっかくのお祝い事に声もかけてくれないなんて!」
なんてご立腹される可能性も否定できません^^;
そうならない為にもやはり一言くらいは声をかけておくべき。
…となると、両家を揃えるか、別々にするか。
という問題に直面するわけです。
ちなみに七五三のお参りやご祈祷自体は何度行っても構いません。
(神主の友人に確認済みです)
ですので、
2回目…ご祈祷+お食事会
といったように日を分けて七五三を行うのもひとつの案だと思います。
写真撮影のある日は着物で。
お食事会のある日は動きやすいように洋装で。
このように日によって服装を分けてみるといいでしょう。
自分達のスマホやデジカメで写真を撮ることもあるでしょうし、和装と洋装の2パターン撮ることができていいことづくめかもしれませんよ。
七五三でもめることのないように
七五三を両家別々にした場合、
「なんで食事会はやらないの?」
「記念撮影はしなくてよかったの?」
といった疑問の声が双方からあがるかもしれません。
そこはご両親が自分の実家にうまく立ち回るようにするのが肝です。
「外食先で子供がぐずって周りの迷惑になるといけないから…」
「この時期はどこも予約がいっぱいだったから自分達で撮ろうかと…」
といったように双方に備えた言い訳をあらかじめ考えておいた方がいいでしょう。
ただ、女の子の場合3歳と7歳で七五三のお祝いをします。
3歳であればまだ何もわからないからいいかもしれませんが、7歳であればなぜ2回も七五三をするのか不思議に思うかもしれません。
ですので、
「今日のことは向こうのおじいちゃん達には内緒ね!」
と事前に口止めしておきましょう。
別々に行うことがバレてしまったら気分を害されるかもしれませんので^^;
せっかくの子供のお祝い事です。
主役のお子さんが楽しい一日だったと思えるように親御さんが尽力してあげてくださいね。
まとめ
- 七五三のお祝いは両家別々に行っても何の問題もない
- お参りやご祈祷は何回行ってもご利益に影響はないので安心して良い
- 別々に行う場合は双方の両親にバレないようにうまく手回しをしておくこと
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