マスクが不足している今、
苦肉の策としてマスクを洗濯して再利用する人もいます。
ただ、テレビのニュースやSNS等で
『マスクを洗うと効果がなくなる』
といった情報が流れているのも実情です。
マスクがないから仕方がない。
でも効果がないなら意味がない?
毎日発信される情報がデマなのか本当のことなのか。
どうしていいかわからない人も多数いらっしゃると思います。
マスクが手に入らずに困っている人はどうしたらいいのか。
こういった現状をふまえて、
マスクの再利用をするべきかやめるべきかについて
ご説明していきたいと思います。
マスクは洗濯で菌はなくなる?
マスクがなかなか手に入らない為に、本来なら使い捨てのものを洗って使っている人も増えているようです。
ですが、
「マスクって自宅の洗濯でちゃんと除菌できるものなの?」
といった疑問を持つ人も少なからずいると思います。
結論として、新品のものと比べたら100%安全と言える除菌は無理です。
ですが、除菌する方法がないわけではありません。
洗濯に使う洗剤は中性のものを使いますが、除菌効果のあるものを選ぶと更にOK。
ただ、それだけでは除菌効果として心もとないので、洗った後のマスクに更に滅菌効果のある作業をプラスするといいですね。
例をあげてみますと、
●キッチンハイター等の塩素系漂白剤を薄めた水に浸してから乾燥する
●煮沸消毒もしくは熱湯消毒をする
●日干しして日光消毒する(花粉症の人は避けるように)
…といったところでしょうか。
ですが、注意点もあります。
ガーゼマスクや手作りマスクの場合は特別問題ありませんが、不織布マスクにハイターを使うのはあまりオススメできません。
不織布のフィルターが傷みやすくなるため、個人的には洗濯後のアルコール消毒処理がベストかと思っています。
マスク同様、アルコールも売り切れているお店が多いので、なかなか手に入りにくい時は別の方法で代用するといいでしょう。
マスクを洗濯して再利用していいの?
「マスクを洗って使うことは推奨されていない」
こういったメーカーによる情報が毎日のニュースで報道されています。
そうはいっても、今は緊急事態。
マスクがない以上、洗って再利用するのは現状でできる唯一の方法です。
それならば自分でできることをするしかありません。
実際問題、マスクがない現状でそんなことは言っていられない状況なのですから。
マスクのストックがないお宅ならなおさらです。
今はまだ常備できている分があるとしても、マスク不足がいつ解消されるかは誰にもわかりません。
メーカーからの出荷が始まったとしても、病院のような医療現場や高齢者から優先して配布されることになるでしょうから、すぐ一般家庭にまわってくるとは考えにくいわけです。
我が家にもまだマスクは残っていますが、決して多い量とは言えません。
なので、洗って再利用してしている状況です。
実際に実践しているマスク洗濯の仕方を紹介していますので、興味のある方は参考までにチェックしてみてください。
マスク洗濯デマ報道について
『マスクを洗うと効果がなくなる』
『マスクよりも手洗い消毒の方が大切』
といったいろんな情報が飛び交っています。
いち市民としては、もはや何を信じて良いのかわからない状況です^^;
ちなみにマスク業界の専門家の方は洗濯について、
「不織布マスクは濡れてしまうと水分で目詰まりしてフィルターの効果がなくなってしまう」
といった否定的な意見を述べているのをテレビで耳にしました。
「でも、マスク付けてたら自分の呼気でマスク内に水分が発生するんじゃ…」
と個人的には思うわけです。
それならどのみち意味がないのではと首をかしげています。
結局のところどんな形でも意味がないのでは…と疑心暗鬼になる人が多くなってしまって、デマのような正しくない情報に振り回されてしまうわけですよね。
何よりマスク自体が家にも市場にもない現状なわけですから、今の騒動が落ち着くまで自分が信じられる情報と対処法を実践していくことにしました。
マスクの洗浄は今まで通り続けていく予定ですが、ガーゼをマスクの内側に挟んで使えば呼気の水分も吸収して内側の汚れも防いでくれるので、しばらくはこの方法でなんとか乗り切っていこうと模索中です。
最悪の自体を考えることはもちろん大切ですが、間違った情報に踊らされないことが第一。
SNSでも正しくない情報が簡単に流れてしまう世の中です。
何が正しくて、何が間違っているのか。
しっかりした判断の元、できることから対処していきましょう。
以上、マスクの除菌再利用とデマ情報についての意見レポでした。
一日でも早く皆が安心して暮らせる生活が戻ってきますように。
まとめ
- マスクを洗濯する際は除菌効果のある中性洗剤がオススメ
- 緊急事態である現状ではマスクはできるだけ再利用を心がけるべし
- マスクの中にガーゼを挟んで使用すると内側の汚れ防止になるので試す価値アリ
▼こちらもオススメ▼