インフルエンザやノロウイルスが流行りだす時期になると
たくさんの人がマスク着用しはじめますね。
近年では外国人観光客がマスクを買い占めて帰国することもあってか、
マスクがどの店舗でも品薄になることもあります。
どこに行っても売り切れ状態な現状をどう乗り切ればいいのか。
着用することで咳エチケットや身を守るイメージの強いマスクですが、
マスク以上に忘れてはいけないことがあります。
それは手に付着した目に見えない菌やウイルス。
これらが口から入ってしまわないように、
手はいつも清潔な状態を保っていなければいけません。
とは言っても、マスク同様
手専用の除菌アイテムもなかなかお店で手に入れることができない時もあります。
それならば!と、
家庭で自作できる消毒用スプレーを作って対処することを思い立ち、いざ実践。
同じように市販の消毒アイテムが手に入らずお困りの方は
ぜひ参考にして手作りにチャレンジしてみてください。
手の消毒スプレー 手作りのものでもOK?
ドラッグストアもホームセンターもスーパーもコンビニも…
マスクが店頭でもネットショップでも品切れ状態の日が続いています。
連日のニュースで品薄状態なのが知ってしましたが、実際お店で『完売』と書かれた貼り紙を目にするとさすがに固まりました…。
じゃあせめて手の除菌シートでも…とウエットシートコーナーに行ってみたものの、棚に何も陳列されていない状態。
何個か残っていたものを確認してみましたが、売れ残りのものは全部ノンアルコールタイプのみ。
やっぱり目に見えない分、菌には敏感になっている人が多いでしょうから、アルコールタイプのものが先々に売れていったんでしょうね。
完全に出遅れてしまいました^^;
それなら自分でできることで対応していこうと思い立ち、以前アロマテラピー講座を受講した際にルームスプレー作りの体験をしたことを思い出したのです。
「アルコールの量と抗菌作用のあるアロマオイルを使えば自作品で間に合わせられるんじゃ…」
そう思い、さっそく手作りの消毒スプレーを用意することにしました。
マスクや除菌アイテムが姿を消している今日ですが、無駄に不安になりすぎても良くないですよね。
かといって市販品の再入荷を待っているよりのも時間の無駄。
手ピカジェルのような市販品でなくても無水エタノールやアルコールを個別に買って、自分で消毒用のスプレーを作れば何もしないよりもある程度清潔な状態の手を保てるはず。
というワケで、じゃん。作ってみました。
アロマオイルも使っているので、香りも良い分癒し効果もプラスされているような気がします(笑)
※個人的感想です。
では、私が作った消毒スプレーの作り方と手順を説明していきますね。
手の消毒スプレー 作り方を紹介!
まず、今回用意したものはこちら。
●スプレー容器(100ml程度)
●アロマオイル
●精製水
以上、4点。
私と同じように、
「お店にないなら手作りしよう!」
と考えた人が増えだしたのか、消毒に不可欠な無水エタノールもお店では品薄…。
ですので、今回私はこちらを使って代用しました。
アルコール度数高すぎですね…96度とは…^^;
だからこそ手を消毒するという意味では理にかなっているのではないかと。
ちなみに食料品を扱っているドラッグストアで購入したものになります。
家庭で作れる消毒スプレーの作り方
では作り方の手順を説明していきましょう。
ルームスプレーだとアロマオイルと水が分離しない為に少量使うだけなのですが、今回は消毒用なので少し多めに入れてみました。
②度数が高いアルコールを使っているので、容器の2~3センチ程までにしておきましょう。
③好みのアロマオイルを1~2滴垂らして、よく混ぜ合わせます。
香りだけで選んでも構いませんが、わたしはあえてローズマリーをセレクト。
ローズマリーには抗菌作用があるので更に菌に強いスプレーが作れるかなと個人的に思いまして。
④アロマオイルがしっかり混ざったら、精製水を入れます。(水道水やミネラルウォーターでも可)
⑤容器が満タンになるまで入れたら出来上がり。(蓋をした時にこぼれない量を入れてください)
以上がお手製の除菌スプレーの作り方になります。
材料さえそろえば意外と簡単ですので、ぜひ試してみていただきたいです。
アロマテラピーがお好きな方は、使い切るごとに違うアロマオイルを使い替えるのもアリですね。
暗い気持ちになりがちな今こそ、リラックスできるアロマの香りをうまく利用して良い気分転換になりますように。
手の消毒スプレー作りをマスターして市販品無しでも安心!
前述の通り、自作の消毒スプレーの作り方をご紹介しました。
意外と簡単だなと思った人も多いのではないでしょうか。
わざわざ市販品を探して色んな場所を行き来する方が私は怖いと思っています。
どこでウイルスをもらってきてしまうかわかりませんからね。
業者が作っているような完璧なものではありませんが、何もしないよりはずっと安心できます。
小さなお子さんに使う時は、まず少量から試すようにしてください。
今の時期、マスクでの予防も大切ですが、色々なものに触れる機会が多い手に菌の付着を防ぐことはもっと大切。
外出先ではスプレーで消毒を。
帰宅したら時間をかけてしっかり石鹸をつかった手洗いを心がけましょう。
ひとつ注意点として、せっかく作った手作りスプレーですが、材料の成分によって個人それぞれの肌に合う合わないがどうしてもあると思います。
手を守ろうとしたはずが、逆に手を荒らしてしまうことになってはいけないので、自己責任の元、最初に作る時はまずアルコールの量を少なめに作ってみることをおすすめします。
もうひとつ覚えていていただきたいのが、一度にたくさん作り置きをしないこと。
今回ご紹介した作り方の場合、アルコール度数が高いこともあって揮発するのが早くなります。
そうなるとせっかくの消毒効果が薄れてしまうことになりますので、少々面倒ではありますがこまめに作り足すようにすることが大切です。
ですので、スプレー容器はあまり大きめのものは好ましくないですね。
できるだけ小さいもの、大きくても100mlくらいまでの容器を用意した方がいいでしょう。その方が携帯する場合にも便利だと思います。
ちなみに100均のもので大丈夫ですよ。
私はダイソーで用意しました^^
余談ですが、今度作る時は潤い効果がプラスされるようにヒアルロン酸を少量混ぜて作ってみようかと模索中です。
うまくいくかどうかは別として、色々試しながら手作りするの好きなんです(笑)
手を清潔に保つためとはいえ、やっぱり頻繁に使えば手荒れが進んでしまうかもしれないですから^^;
以上、手の清潔を保つのに欠かせない消毒スプレーの作り方レポをお届けしました。
お店に消毒スプレーがない時の参考にしていただけたら嬉しいです。
まとめ
- ウイルス対策にはマスクだけではなく手に付着する菌にも注意すること
- 消毒スプレーが売り切れていても自作のもので十分対処可能(自己責任の元で実践推奨)
- 一度に大量に作らずこまめに少しずつ作って使うのがベター