寒い時期に大活躍のダウンジャケットやコート。
でも、袖口ってどうしても汚れやすいんですよね。
特にリブニットや縦すじのある袖口だとどうしても黒ずみやすいもの。
「何度もクリーニング出すとお金もかかるから困る…」
「いっそもう捨てちゃおうかな…」
なんて考える人もいるはず。
でもちょっと待って!
袖口の汚れがスッキリ落ちちゃう方法をご紹介します。
お気に入りの服だから余計にあきらめたくない!
そんな思いでダメ元で自宅で手洗いしてみたのですが、
『あるモノ』を使った洗い方を試してみると袖口の汚れがどこへやら。
新品同様のキレイな袖口が戻ってきたのです。
自宅の手洗いであの黒い汚れがなくなります。
何よりクリーニング要らずでお財布にも優しいのが嬉しい!
同じお悩みを抱えている人はぜひ騙されたと思って試してみてください。
元のキレイな状態が蘇りますよ^^
袖口の黒い汚れはクリーニングでしか落ちない?
「この袖口の汚れって自分でなんとかできないのかな…」
そう思った人、案外多いのではないでしょうか。
特にダウンジャケットやウールコートの類の服はクリーニングに出すとなると結構なお値段がかかるからです。
比較的お安い価格設定のクリーニング屋さんでもダウン系だとやっぱり価格は上がってしまうもの。
「よし、一回自分でホームクリーニングを試してみよう!」
と、ダメ元で自宅での洗濯に挑戦してみることにしました。
…というのも、そもそもの始まりはフリマアプリで購入したダウンジャケット。
スポーツ系ブランド物で普段じゃ買えないお値段のものですが、フリマ(古着)ということでかなり安かったのでその値段に飛びついて即購入ポチ。
もちろん『汚れあり』の説明もあったので了承の上での購入だったのですが、いざ届いてみると
「うーん…なかなかいい感じの汚れやん…^^;」
説明画像に載ってない口紅汚れまであって結構ドン引き。
ただ、だいぶ良心的なお値段での購入だったのでそこはまぁしょうがないかな、と。
↓実際の袖口の汚れです
「でもクリーニングに出したら結局お金かかって安く買った意味ないしなぁ…」
と思って、自宅での洗濯を試してみようという流れになったのです。
とまぁ、前置きは長くなってしまいましたが、結論として袖汚れはクリーニングに出さなくても落とせます!
あの黒い汚れはどこ行った?みたいな感じにキレイになりますよ!
↓これが洗濯後の袖口の様子です
あの黒い汚れがなくなっているのが一目瞭然ですよね。
では実際に試してみたその洗い方の流れと注意点をひとつひとつご紹介していきますね。
ダウンの袖汚れの落とし方はこのアイテムで解決!
汚れをスッキリ落としてくれた便利アイテムをご紹介します!
この石鹸です!
↓じゃじゃん!
2個も入って100円!
そう、100円ショップにある洗濯用せっけんを使用したんです。ちなみにキャンドゥで購入。
2個パックだったので1つは母にあげました(笑)
「えー、100均の洗剤なんかで落ちるの?」
と疑わしく思う人もいらっしゃるでしょう。
私自身もそうでしたが、ダメ元で、という前提で試してみたら…これまたスッキリ汚れが落ちちゃったんです。
では洗い方についての説明をしていきます。
ダウン袖の洗い方
まず、洗濯に用意するものは
●歯ブラシ(使い古しでOK)
このふたつのみ。
敏感肌の人はビニール手袋を装着してから実践した方がいいでしょう。
洗濯用の石鹸は洗浄力が強いので、手荒れしてしまうかもしれませんので。
あと、しいて言えば冷たい水よりもぬるま湯の方が汚れが落ちやすい気がしました。
洗い方の手順としては、
②歯ブラシに石鹸をこすりつける
③汚れが浮いてくるまでひたすら歯ブラシで擦りおとす
汚れの具合にもよりますが、私の場合はゴシゴシと縦や横に擦るよりも歯ブラシでトントンと叩き洗いする方が良いように思いました。
あと、個人的な考えですが歯ブラシはやわらかめタイプを使った方が服の繊維が傷みにくいと思います。
かためタイプの歯ブラシを使う場合は、優しく擦るようにしてくださいね。
石鹸の泡をすすいで汚れが落ち切っていなければ、もう一度同じ手順で優しく擦り洗いしましょう。
一度で落ちなくても、何回か繰り返すごとに確実に汚れはなくなってきますよ^^
洗濯時に勘違いしてしまったこと
上記の説明のように、汚れが落ちるまで擦り洗いを繰り返しました。
ですが、すすぐ度に
「なーんか黒いのがまだ残ってんだよね…」
と思っていたんですよね。
でも…この正体、汚れじゃなくて中に入っているダウンの色だったんですよ。
ダウンってほとんどが白いものですが、中には毛先の色が黒いものもあるんですよね。
生地が濡れて透けて見えた黒いダウンの色が汚れに見えてしまっていたというワケです。
汚れと勘違いして何度も擦り洗いしていたアホな私^^;
無駄な時間を使ってしまいましたが、汚れはちゃんと落ちたのでオールオッケーということで(笑)
ちなみに、背中部分にほんのり残っていた口紅汚れもこの時一緒に擦り洗いしてキレイになりました。
ダウン袖の手洗いが終わったら
袖がキレイになったらついでにそのままダウンジャケットを洗濯機で洗う…というのもアリです。
私は実際そうしました。
というのは、いくらキレイに汚れが落ちても部分的な洗濯になるので、乾く際の水ジミができたら困るという不安があったんですね。
それならいっそ全部洗ってしまえ!という流れで、ホームクリーニング用の洗剤を使って一着まるまる洗濯しました。
注意点として、ダウンには自宅で洗えるものと洗えないものがあります。
ですので自宅での洗濯は服の内側についている洗濯表示のタグを必ず確認した上で、行うようにしてください。
↓ダウンの洗濯方法についてはこちらで確認できます↓
ダウン袖の汚れはクリーニングでは落ちない?
お持ちのダウンジャケットやダウンコートが手洗いできないものの場合はクリーニングに出すしかありません。
ただ、クリーニングに出しても袖口の汚れは落ちないまま返ってくることがあるかもしれないことは頭に入れておきましょう。
私のダウンのように袖口が縦スジになっているようなタイプのものだと、汚れはなかなか落ちにくいので普通のクリーニングではNGな確率が高いからです。
ですので、クリーニングに出す際は窓口でまず汚れを見てもらって、有料にはなるでしょうが部分的なシミ抜き等のオプションを付けてもらった方が賢明だと思います。
せっかくクリーニングに出したのに、袖だけ汚れが残ったまま戻ってきたら…がっかりするしかないですからね^^;
不安な方は汚れの気になる箇所だけ自宅でもみ洗いや擦り洗いをしてクリーニングに出すのもアリだとは思いますが、水ジミやその他傷みの原因になってしまうことも考えられますのでその点は自己責任でお願いします。
大事な服であるならなおさらです。
なんにしろ、手洗い不可の服はまずは一度クリーニング店で相談してみるのが一番安心できると思いますよ。
石鹸を購入する際の注意点
100円ショップなら大体どこのお店でも洗濯用の石鹸の取り扱いがあると思います。
ですので、お近くの100円ショップを覗いてみればきっと見つかるはずです。
ただ、購入の際に絶対確認すべき点があるので注意が必要です!
それは、店頭に並んでいる石鹸が『無けい光』のものであるかどうかということ。
『無けい光』ではない石鹸を使ってしまうと、色柄もののダウンジャケットやコートの場合に色落ちしてしまう可能性があるのです。
逆に言えば白い服にはもってこいなんですけどね。
部分汚れ落としの洗濯石鹸として有名なものと言えば、あの知る人ぞ知る『ウタマロ』ですが…。
このウタマロは残念ながら『無けい光』ではないんですよ。。
ですが、それは固形石鹸の話。
液体の『ウタマロ』であれば『無けい光』なので色柄ものにも使えます。
固形か液体か、このあたりは使い具合の好みで選ぶといいと思います。
ただ、液体洗剤は石鹸よりもちょっとお値段上がります^^;
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なので使う頻度が少ないのであれば、お安く済む100円ショップの固形石鹸で十分かと。
まとめると気を付けるべきは液体か固形かはどちらでもいいとして、自宅での手洗いを考えている服が色柄物の場合は必ず『無けい光』のものを選ぶこと。
お店によって同じ洗濯用の石鹸でも製造メーカーが違うことがありますので、『蛍光剤配合』か『無けい光』かどちらかを必ず確認するようにしましょう。
ほとんどのものはパッケージに記載があります。
色柄ものに『蛍光剤配合』の石鹸をうかつに使ってしまうと後の祭りなのでその点だけは十分に気をつけるようにしてくださいね。
4個入りで100円ものもあって
「うわ、お得!!」
と思うかもしれませんが、実は『蛍光剤配合』の石鹸だった…なんてこともありますので^^;
余談 -石鹸をあげた母の歓喜の報告-
前述の通り私の買った石鹸は2個入りで100円でした。
私としては正直、
「2個も使わないんだけどな~…」
と思っていたところに、母来訪。
ちょうどいいと思って親孝行アピールも兼ねて
「この石鹸すごくいいからあげる!使ってみて!」
とお土産にあげたところ…
後日、感謝の電話がきました。
母いわくお気に入りの羽織りものがあったそうなんですが、袖口の縦ジワ汚れがなかなか落ちないものだから諦めて捨てようと思っていたところ…
「どうせ捨てるなら、もらった石鹸を試してみよう」
と私があげた石鹸で部分洗いをして、見事汚れがスッキリ落ちたとのこと。
気に入っていた服だっただけにその喜びは半端なかったようで
「ありがとう!これでまだあの服が着れるわ!」
と予想以上の感謝に面喰らいました(笑)
落ちない汚れに諦めてすぐ新しい服を買っちゃう人もいますけど、母のようにまだまだずっと着たい服がある…なんて人もいますよね。(どうやら私の貧乏性は母譲りのようです 笑)
なので、袖口の頑固な汚れは洗濯用の固形石鹸で十分落とせます。
しかも100円ショップのものでOK。
「全体的にはまだまだキレイなのに袖汚れが気になる…」
なんて人はぜひお試しあれ!
皮脂で汚れやすい襟まわりの汚れにもオススメですよ^^
以上、クリーニングに出さなくても汚れをスッキリ落とせるお洗濯の便利アイテムご紹介レポでした。
汚れ落としの豆知識として、たくさんの方にこのお役立ち情報を広めてもらえたら嬉しいです。
まとめ
- 手洗いOKのダウンなら気になる袖や襟まわりの汚れは自宅の手洗いでクリーニング要らず
- 洗濯用の石鹸を購入する前に『無けい光』のものかどうかを必ず確認
- 汚れを擦る歯ブラシはできるだけ毛先が柔らかいタイプのものがオススメ(手もみ洗いでも可)
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