ケーキ用の箱がない時、
「どんな風に保存したらいいの?」
なんて困ったことありませんか?
こちらではケーキを保存する際の注意点と
保存容器について詳しく解説しています。
ケーキは鮮度も味も形も命。
美味しいケーキを保存するためのポイントを確認しておきましょう。
ケーキを箱なしで冷蔵庫保存するのはアリ?
事前に用意していたケーキや食べ切れなかったケーキ。これらを保存しておく際、鮮度を保つために冷蔵庫保存しておく人が大半だと思います。
ですが、
「ケーキ用の箱がない…」
なんて状況の方も少なからずいるはず。
自宅で手作りしたケーキや頂き物のケーキだと最初から保存用の箱がなかったりしますよね。また、お店で買ったケーキでも、冷蔵庫に入れる際に
「かさばるから箱なしで保存したい」
と思う人もいることでしょう。
結論として、ケーキは箱に入れずに保存してかまいません。というより、むしろ箱に入れた状態で冷蔵庫保存するのはやめておきましょう。
ケーキ用の紙箱は『紙』でできているので冷蔵庫内のにおいを箱が吸収してしまい、そのにおいがケーキ自体に移ってしまうんですね。一見、冷蔵庫内でケーキが乾燥してしまうのを防いでくれるように見える紙箱ですが、実はこういった弊害があったのです。
そして『紙』は水分も吸収する性質も持っているため、逆にケーキを乾燥させる手助けをしてしまいます。美味しいケーキには不可欠な水分を奪われて、クリームはゴワゴワ、スポンジケーキはパサパサ。今までずっと箱ごと冷蔵庫で保存していた人は目から鱗な話かもしれませんね。
ケーキ用の箱というのはあくまでも持ち運び用のアイテム。保存用として用意されたものではないということを覚えておきましょう。
では、ケーキを保存する際はどんな風にすればいいのか。この点を改めて詳しく説明してきましょう。
ケーキの保存容器についてガチ解説!
では、ケーキを保存するにはどういったことに気をつけるべきなのか詳しく解説していきます。
長期保存であれば冷凍保存を選ぶ人もいるかと思いますが、どちらかといえば冷蔵保存を選ぶ人がほとんどでしょう。
ですので、ケーキを冷蔵庫で保存するにあたって、
- 冷蔵庫内での乾燥対策
- 他の食品からのにおい移り対策
この2つは必須ですね。
そして次に、
- きれいな状態のまま保存する対策
ではないでしょうか。
ケーキは味はもちろんですが、見た目の美しさも一緒に楽しむもの。せっかく美しくデコレーションされたクリームの形が崩れてしまえば台無しです。ケーキの形をいかに崩さずに保存できるかということもポイントになってきます。
100均でも専用のケーキカバーが販売されているので安く手に入れることはできますが、別にわざわざ買い求める必要はありません。(もちろん一家に一台あってもいいとは思いますが 笑)
水分を保ちつつ、密封できる状態で、なおかつ形をキープ。これらをクリアできる容器ならなんでも良いわけです。
家にあるもので代用できる上手な保存方法を続けてチェックしていきます。
ケーキカバーは代用できる!
お客様用のケーキならホームセンターや100円ショップで売っている専用のケーキカバーを用意した方がいいかもしれませんが、自宅で食べる用のケーキならわざわざ買い揃えるのももったいないですよね。
というわけで、まずは代用品として使えるアイテムの組み合わせをご紹介しましょう。
①お皿+紙袋+ラップ
自宅にある紙袋を裁断してケーキの高台を作ります。
ケーキにそのままラップをかけるとクリームがついてしまいますが、ケーキよりも高さのあるカバーを作り、その上からラップをかけることでキレイな形をキープしたまま保存することができます。
↓こちらの記事で詳しく確認できますよ。
②お皿+アルミホイル+ラップ
もし、①のようにケーキのサイズに合うような紙袋がなかった場合はアルミホイルでもOKです。アルミホイルなら比較的どのご家庭にもあると思いますので、使い勝手がいいかもしれませんね。
まず、ケーキの円周に合わせてアルミホイルを切ります。
次に厚みが出るように折りたたみます。厚みを持たせることでアルミホイルが立ちやすくなります。ケーキの高さよりも低くならないように注意してください。
ケーキの周りを覆えるように丸めてテープで止めます。
形を整えたアルミホイルでお皿に乗せたケーキを覆って、その上からお皿ごとラップをしましょう。
③お皿+ボウル(もしくはザル)
ケーキの直径より大きめのボウルやザルがあればひっくり返してお皿の上のケーキに乗せるだけ。この方法が一番手軽で簡単かもしれません。
ガラスの透明なボウルなら中も見えるので形が崩れていないかの確認もできますね。ただ、ボウル自体が重い場合は取り外しの際に十分気をつけましょう。
ザルをかぶせる場合はそのままだと乾燥してしまうので必ず上からラップをかけて保存するようにしてください。
④タッパー
深さのあるタッパーを逆さにして保存する方法もあります。
底にケーキを乗せたら本体をかぶせます。この方法はショートケーキの保存に使いやすいと思います。
ちなみに私の体験談ですが、ホールケーキを保存する際に当時ちょうどいいものがなかったので普段お米を保存している大きめのタッパーで代用したことがあります。意外と深さがちょうどよかったですよ(笑)
家にあるものをうまく組み合わせて上手に保管してくださいね。
ケーキは冷蔵庫で保存していてもケーキの鮮度は徐々に落ちていきます。美味しく味わいたいなら「早いうちに食べる!」が鉄則です。
ご紹介した内容が少しでもお役に立ちますように。
まとめ
- ケーキは箱から出して密封状態で保存するのが望ましい
- 乾燥・におい移り・形の崩れに注意して保存すること
- 専用のケーキカバーを買わなくても家にあるもので代用できる
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