「ケーキの解凍時間が長い…すぐ食べたいのに!」
冷凍ケーキの解凍って結構時間かかりますよね。
早く解凍する方法ってないの?
電子レンジで解凍したらダメなの?
そんなあるあるな疑問についてお答えしていきます。
冷凍ケーキを目の前にお困りの方は是非ご一読を。
冷凍ケーキの解凍を早くする方法はある?
クリスマスやパーティー用に購入したケーキが冷凍ケーキだった場合、当然ながら解凍しないといけません。
でも、注意書きには『冷蔵庫にて解凍』と書かれてあるはず。しかも解凍にかかる時間が結構長いんですよね。
「そんなに待ちきれない!」
「冷凍ケーキを早く解凍する方法ってないの?」
急ぎで解凍してケーキを用意しないといけない場合、どうするべきでしょうか。
極論を言ってしまえば、早く解凍することはできます。凍ったケーキ周辺の空気の温度を上げてしまえばいいだけの話です。
しかし、凍っているケーキと外気の気温差が大きい状態で解凍するとケーキがダメージを受けてしまうことは否めません。味も品質も、見た目の美しさも損ねてしまうことになります。
クリームがサンドされてあるケーキだと、溶けてゆるくなったクリームをスポンジケーキが吸い込んでしまい、とても美味しいとは言いがたい状態でしょう。デコレーションによく使われる生フルーツも一気に溶け出した水分が原因で傷みの原因になることもあります。ケーキは基本的に生菓子なので、美味しく食べる為にはデリケートな扱いをしなければいけないのです。
「どうしても…」という場合にのみお伝えできる方法として、レンジを使って解凍する手段もあります。ただ、うまくいくかどうかはその時の運次第です。
成功するかどうかは自己責任となりますが、レンジを使って解凍する際のポイントをご説明していきましょう。
冷凍ケーキの解凍にレンジは使えない?
冷凍ケーキの解凍にレンジを使うことはけしておすすめはしませんが、緊急時の対応策としてご紹介していきます。
まず、ご自宅のレンジに『生もの解凍』コースがある場合はその機能を使います。冷凍しておいた刺身用の魚などを解凍する為の機能ですね。基本的な『あたため』コースと違って、温度を上げずに緩やかに解凍ができる機能なのでうまく活用しましょう。
ただ、ご家庭にあるレンジによって機種や機能は様々ですので、そういった機能がない場合はワット数を100W~200Wまで下げてください。
普段使っている電子レンジのワット数は500W~700Wのご家庭がほとんどだと思いますが、そのままいつも通りに使用するとケーキが温まりすぎてドロドロになってしまう可能性が高くなります。それを防ぐために電子レンジのワット数を下げるということです。
ワット数を下げても自動解凍は極力避けるようにして、15秒ずつ様子を見ながら解凍していきましょう。
溶けすぎてしまったらもう元の状態には戻せません。レンジから離れないように、中の様子を確認しながら慎重に行ってくださいね。
冷凍ケーキを自然解凍するなら?
ケーキ販売店が冷蔵庫での解凍を推奨するのは低温の環境で時間をかけて解凍することに意味があるからです。せっかく用意したケーキを美しいまま、美味しく食べるための手間とでもいいましょうか。
生クリームを使ったケーキだと、早く解凍することでクリームに含まれる水分が分離してべちゃべちゃになってしまいます。味はもちろん品質も台無しです。レンジだとこのさじ加減が難しいんですね。
緊急時は仕方ないとして、冷凍ケーキはやはり自然解凍が一番と言えます。
ただ、自然解凍といっても常温での解凍はNG。
常温といっても真夏や真冬では極端に気温が違いますので、低温で、かつ一定の温度を保つことができる冷蔵庫での解凍がベスト。
↓こちらでもっと詳しく確認できます↓
ケーキと外気の気温差をできるだけ小さくした状態でゆっくり解凍することが大切です。そうすることで、作りたてに近い状態のケーキを美味しく味わうことができますよ。
- 自然解凍は時間がかかるけれど、見た目も味も問題なし。
- レンジ解凍は時間の短縮にはなるけれど、解凍に失敗する可能性あり。
どちらの解凍方法にもこういったメリット・デメリットがあることを覚えておくとこの先きっと役立つことでしょう。
以上、参考になりましたら幸いです。
まとめ
- 冷凍ケーキは自然解凍が基本
- レンジを使用して解凍する場合はワット数を下げたり『生もの解凍』機能を活用する
- 15秒ずつ様子を見ながらこまめにレンジを稼動すること
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