クリスマスや誕生日には欠かせないケーキ。
でも食べきれずに余っちゃった…
どこのご家庭でもよく耳にする話ではないでしょうか。
翌日以降に食べるとして、
冷蔵保存ならどのくらい大丈夫?
気になる賞味期限や
余っても美味しく食べられる保存方法は
こちらで確認できます。
ケーキの残りをどうしよう…とお困りの方は必見です!
ケーキは冷蔵庫で何日持つの?
「余ったケーキ、冷蔵庫でどれくらいもつんだろう…?」
クリスマスや誕生日など、お祝い事のパーティーで用意したはいいものの、残ってしまったケーキはどのくらい保存がきくものなのでしょうか。
季節問わず簡単にできる保存方法といえば冷蔵庫。でも、冷蔵保存でいつまで美味しく食べられるのか気になるところです。
1日?
2日?
それとも何時間ともたない?
まず、結論としてケーキの賞味期限はその種類によって異なります。
生の素材を使っていない火を通したガトーショコラやベイクドチーズケーキだと、そこそこ日持ちするケーキの部類に入ります。
ですが、心配なのは生クリームを使ったケーキ。
特にいちごやみかん、パインといった生素材を使ったデコレーションケーキだと、どうしても賞味期限は短くなってしまいます。カットフルーツを使ったケーキだと時間の経過による傷みはもちろん、カット面から出た水分によって腐敗が進みやすくなるんです。
私は学生の頃にケーキ屋でのアルバイト経験があるのですが、そこでのマニュアルとして決められていたのは、
生フルーツを使ったケーキ …2日で廃棄
生クリームを使っていないケーキ …3日で廃棄
こんな感じでした。(ケーキは店の冷蔵ショーケースにて保存)
美味しく食べられることを考慮した上で設定された期間なのでしょうね。
ですので、生系のデコレーションケーキ類は1~2日以内に、火を通してあるタルト系(生フルーツの乗ったものは除く)やガトーショコラは2~3日以内を食べ切る目安としてください。
では、冷蔵庫で保存する際の注意について続けてご説明していきます。
ケーキを冷蔵庫に入れると固くなる?
「いざ、ケーキを冷蔵庫へ!」
…と、その前にいくつか注意点を確認しておきましょう。
というのは、何も考えずに冷蔵庫に入れてしまうと低温でケーキが固くなってしまうからなんですね。
まず、スポンジケーキ。
ふっくらした口当たりのいいスポンジケーキにはたくさんの空気が含まれています。そのため、ケーキが冷蔵庫の低温で冷やされると内部の空気が縮んで固くなってしまうのです。
また、小麦粉にはでんぷんが含まれています。でんぷんは冷えることで固くパサパサになる性質を持っているので、材料に小麦粉を使うスポンジケーキも固くなってしまう…というわけなんです。
余ったご飯やおにぎりを冷蔵庫にいれておくと、同じように固くてパサパサになりますよね。あれもお米に含まれるでんぷんが原因なのです。
そして、生クリームにも気をつけなければいけません。
キレイにデコレーションされていたクリームも何もしないで冷蔵庫に入れっぱなしだと表面がひび割れてしまい、クリームのなめらかさはどこへやら。カピカピに乾燥してしまった生クリームのケーキなんて、ほんと味気ないです^^;
こうなってしまわないように!
冷蔵庫での保存する際のポイントを確認しておきましょう。
ケーキを冷蔵庫で保存するならしまい方に気を付けて!
では、残ったケーキのしまい方についてご説明していきます。
冷蔵庫の中は低温で当たり前なのですが、温度が低すぎるとどうしてもケーキが乾燥したり、固くなる原因になってしまいます。ですので、冷蔵庫の中でも比較的温度が高めの野菜室に入れておくことがオススメ。
「野菜室が狭くて入らない…」
という場合は、冷蔵庫についている温度調節のつまみで冷蔵室の設定を『強』から『弱』に変更します。これで少しはマシになりますよ^^
また、スポンジケーキはにおいを吸収します。冷蔵庫の中ににおいの強いものを入れている場合は要注意です。
ケーキが入るサイズのタッパー(密封できるもの)に入れるか、買ってきた箱ごとラップでぐるぐる巻きの状態に密封してから冷蔵庫に入れましょう。箱ごとそのまま冷蔵庫に入れてしまうと、箱の素材である紙が冷蔵庫の中のにおいを吸収してしまい、そのにおいがケーキそのものに移ってしまうのです。
「家で手作りしたから箱がない…」
という場合は、お皿に乗せたケーキにつまようじを何本か刺してからお皿ごとラップで包みましょう。こうするとクリームに直接ラップがつかないので、ふんわりと密封することができますよ。
余ってしまったケーキも上手に保存するポイントを抑えて美味しく食べ切ってくださいね。
以上、参考になりましたら幸いです。
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まとめ
- 賞味期限の目安として生素材を使ったケーキは2日迄、火を通したケーキは3日迄
- ケーキが固くならないように冷蔵庫のしまい方に注意する
- においがつかないようにタッパーやラップを上手に活用する
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