七五三 神社に行かない人っている?写真だけ残すのは非常識?

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「七五三って神社に行かないとダメなの?」

近年では企業の七五三商戦の影響もあってか
記念写真を残しておくことだけに気を取られている人が多いようです。

思い出として残しておく写真はもちろん大事。
でも、それだと本当の七五三とは言えません。

七五三に神社へお参りするのはどうして?
そんな疑問についてお答えしていきます。

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七五三 神社に行かない人は少数派?

子供が無事に大きくなったことを感謝し、これからの健やかな成長を願う七五三。
古くから伝統行事として伝えられてきた日本の大事な文化のひとつと言えるでしょう。

でも考え方は人それぞれ。

「七五三は絶対神社に行くものなの?」

「記念写真だけ残しておくのはダメなの?」

このように七五三をやりたくないと思う人もいればそもそもめんどくさいと考える人もいるわけです。宗教上の理由でお参りしないという人もいますし、もちろん神社への参拝は強制ではありません。
成人式に出席しなかったり結婚式をしない人達がいるように、七五三に何もしないという考えがあってもおかしいことではないのです。

ただ、あえて違いをいうなら『主役の本人が決められることかどうか』というところでしょうか。
七五三は成人式や結婚式と同じ人生儀礼のひとつですが、主役である子供はまだ小さいので親の決定に従うことになります。ご家庭それぞれの事情もあると思いますが、人生の中でそう何回もあることではありませんし、時間は巻き戻すことができないのでどちらにしろ後悔のないようにしたいものです。

ちなみに私には神職をしている友人がいるのですが、ある時参拝者のひとりに尋ねられたそうです。

「ご祈祷って必ずしないといけないんですか?」

実にまっすぐで正直なご意見ですよね(笑)

同じ疑問を持っている人はたくさんいらっしゃると思いますが、神主さんはあくまでも神様と祈願者の間に立ち、願いを届けるべく祝詞奏上する立場の人であって、『こうした方がいい』とか『こうするべきだ』といった返答は求めるのは少しお門違いかもしれません。

質問を受けた友人は参拝者の方に対して

  • ご祈祷は必ず受けなければいけないものではないこと
  • ご祈祷は受けずにお参りだけでも問題ないこと
  • 神社への参拝自体をしない人もいること

これらすべて間違いではないので、子供の成長を祝う七五三本来の意味を理解した上で自分の子供の七五三をどうするか、家族で判断して決めていただくようにお伝えしたそうです。

七五三に限らず、子供が大きくなる過程でいろんな行事が巡ってくると思います。それらは日本の伝統文化だったり生活していく中での常識的なことだったり子供にとって学びの多いものもあることでしょう。
ただ面倒という感情だけで片付けることなく、子供のこれからの人生を見据えた上で迷いのない答えが出せたのであればそれが一番望ましい形なのではないでしょうか。

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七五三 神社で写真だけ撮るのは非常識?

「七五三は写真だけ残せたらいいかな」

なんて考える人もいると思います。
もちろんそういった考えも個人の自由ですが、七五三はあくまでも子供に対するこれまでのご加護を神様に感謝することに意味がありますので

『記念撮影をした=七五三をした』

という認識はちょっと違いますよね。
知らずにいると後々恥ずかしい思いをするかもしれませんので七五三本来の意味合いはちゃんと理解しておいた方が良いでしょう。

↓こちらでくわしく確認できます↓

また、写真スタジオでの撮影となるとどうしても高額の費用がかかってしまうので自前のデジカメやスマホで写真を残しておこうと考える人もいらっしゃると思います。
その際、撮影場所として雰囲気のある神社を背景に撮りたいと思っても

「ご祈祷も受けないのに神社で撮影してもいいのかな…?」

と、気にする人もいるかもしれませんが、この点については問題ありません。
参拝者が多い日と重なってしまった時は周りに迷惑がかからないよう十分に配慮して撮影するようにしましょう。

ただ、せっかく神社に足を運んだのならお参りをして帰るべきですね。
拝殿前で手を合わせて

「これから子供が健やかに成長できますように」

とお祈りすることこそ、七五三の本来の形です。
思い出を残すことも大事ですが、それ以外にも大切なものがあることを親子で学べる良い機会になるといいですね。

まとめ

  • 神社への参拝は強制ではないので七五三をどうするかは個人の自由
  • 子供にとって学びの多い機会でもあるという捉え方もある
  • 七五三のお祝いは『記念として写真を残しておく』こととは別物

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