結婚した年に喪中になってしまった…
結婚報告を兼ねて年賀状を出そうと思っていたけれど
こんな場合はどうしたらいい?
報告をする範囲はいったい誰まで知らせを出せばいいの?
お祝い事と不幸が重なってしまった時の疑問を
こちらでしっかり確認してください。
喪中と結婚報告が重なった!どうしたらいい?
一般的に不幸があった場合、2親等までを喪中と考える人が多いですが、最近では
「同居していない」
「普段からあまり付き合いがない」
などどいった理由で喪中とせず例年通り年賀状を送り、年始の挨拶と結婚報告をするケースもあるようです。
どこまでの親戚を喪中ととらえるかはご家庭それぞれの考え方によるので、このあたりは配偶者やまわりの親戚と相談した上での判断となります。
喪中であるととらえた場合は、まず下記のどちらにあたるか確認してください。
年賀状を用意済みの場合
未使用のものであれば郵便局へ喪中であることを伝え手続きをすれば、手数料なしで新しいはがきに交換することができます。
印刷・記入済みのものは所定の手数料を払うことで、交換可。
どちらの場合も年賀はがきと通常はがきの差額は必要になります。
希望すれば喪中はがきに使える胡蝶蘭柄のはがきに交換することもできるので窓口でたずねてみるとよいでしょう。
年賀状を投函済みの場合
間に合うのであれば郵便局で取戻し請求の手続きをします。
手元に年賀状が戻ってきたら、新しいはがきや切手類に交換します。
↓こちらで詳しく確認できます↓
では喪中はがきと結婚報告について次の章で流れを説明していきます。
面倒と思うことも多いかもしれませんが、大事なことです。
ひとつひとつ確認しながら進めていきましょう。
喪中の時には結婚報告するなら年賀状ではなく寒中見舞い
元々、結婚報告のはがきと年賀状は別のものですが、最近では一緒にするものと考えて送る人が増えているようです。
年始の挨拶と結婚報告を兼ねて年賀状を出そうと考えていた矢先に突然の不幸…
もちろん喪中にあたるので年賀状を出すことはできなくなります。
こんな時、どうしたらいいか?
下記の流れで結婚報告をします。
まず、喪中はがきを送る
身内に不幸があったことを相手に伝えます。
ここではまだ結婚報告の内容は書きません。あくまで身内に不幸があった知らせということです。
喪中はがきは『年賀欠礼状』なので、相手の方が年賀状の準備をされる前に遅くとも12月頭には届くようにします。
年が明けてから寒中見舞いを出す
寒中見舞いは季節の挨拶状として送るものなので、結婚報告をしたい時はこちらにその内容を書きます。
一般的に結婚報告を兼ねた年賀状の場合は結婚式の写真を使ったり文面も華やかなものが多いですが、この場合は喪中であることを含め見た目はシンプルなデザインのものを選び、控えめな文章でまとめます。
喜び全開の内容にはできませんが喪中はがきとは別物ですので、必要以上に暗く沈んだ雰囲気にすることはありません。
正月飾りをしまう松の内以降に出すようにしましょう。
check!年末ギリギリで喪中になってしまった場合は寒中見舞いのみ出します。喪中になった時はどこまでの範囲で結婚報告すべき?
さて、喪中の時には、
喪中はがき → 寒中見舞い
この流れで結婚報告することがわかりましたね。
ではその知らせをどの範囲まで、どこまでの人に伝えればいいのか。
- 結婚式・披露宴に出席してくれた人
- 家庭の事情等で結婚式に参列できなかった人
- 職場の上司や同僚
- 年賀状のやり取りをしたり、普段から付き合いのある人
- お祝いを頂いた人
転居先の報告も兼ねているので上記の人たちに報告をするのが一般的に多いです。
また、遠い親戚やこれから疎遠になるであろう人にはわざわざ用意する必要はありません。
これらのことを参考に配偶者や親戚の人と相談して、知らせを送る範囲の振り分けをしましょう。
まとめ
- 喪中はがきはあくまで不幸があったことの知らせ
- 喪中はがきに結婚報告の内容は書かない
- 喪中はがきが間に合わない時は、喪中の連絡が遅れてしまったお詫びの気持ちを一言添えた寒中見舞いのみ出す(別便で改めて結婚報告をする)
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