日焼け止めを混ぜて使うのはアリ?逆に焼ける可能性も?

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日焼け止めを混ぜて使うのはどうなんだろう…
なんて考えたことはありませんか?

保湿クリームだったり
リキッドファンデーションだったり
それこそ日焼け止め同士だったり。

でも、それって日焼け止めとして使う分には問題ないの?
効果が半減したりしないの?

そんな日焼け止めの使い方についてまとめました。

何かと混ぜて使ってみようかな…なんて考えていた人は
使用前にまずこちらをチェックしてみましょう。

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日焼け止めを混ぜて使うのはOK?

美白女子にはマストアイテムの日焼け止め。

「絶対焼きたくない!」

という人は夏に限らず一年中使っている人もいますね。
ただ、使っている日焼け止めにもっと保湿効果が欲しいと考えたり紫外線カット効果を強くしたいとの思いから、色々混ぜ合わせて使っている人も中にはいるようです。

そうすることで本当に望む効果は得られているのか?
ひとつずつ確認していくとしましょう。

日焼け止め同士を混ぜると?

日焼け止めは使用感やSPF値の違いなど色々な種類があります。日焼け止め同士を混ぜ合わせることについてまず気になる疑問点は次の2つ。

まず、SPF値の違う日焼け止めを合わせたらどうなるの?という点。
例えばSPF50より効果の高い日焼け止めを使いたいからSPF30を混ぜれば紫外線カット効果もアップするんじゃ…なんて考える人も多いと思います。

ですが、これは間違い。SPF50+SPF30=SPF80になるということではないんですね。この場合、効果として期待できるのは数値の高い方のSPF50と考えるべき。

「近々レジャーに行く予定だから混ぜて使っちゃお!」

なんていうのは、正直オススメできませんね…^^;

というのも、製造しているメーカーがたとえ同じだったとしても混ぜることを想定して作られたものではないから。もちろん混ぜ合わせるものが同じSPF50なら大丈夫…ということでもありませんのでその辺も合わせて覚えておくべきでしょう。

また、それぞれの日焼け止めによる肌への付け心地やしっとり感のどっちも欲しいけど混ぜても意味はないの?という点。

色んな日焼け止めのいいとこどりをしたいと考える人もいるかもしれませんが、重ねづけならまだしも異なるメーカーのものを混ぜ合わせて使うことは思わぬ肌荒れをまねく原因にもなりかねません。
安易に日焼け止め同士を混ぜ合わせることは控えた方が賢明だと言えるでしょう。

日焼け止めにクリーム 乳液 化粧水を混ぜると?

夏場にはかかせない日焼け止めですが、毎日日焼け止めを使用することで

「なんだか肌が乾燥しやすくなった…」

と感じる人も多いのではないでしょうか。
これは皮脂によるテカりを抑えるための成分が日焼け止めに含まれていることによって乾燥しやすくなってしまう…ということなんです。

↓こちらでくわしく紹介しています↓

対策として日焼け止めを塗る前の肌の保湿をしっかりさせることが第一にあげられます。ただ、

「日焼け止め自体にクリームや乳液を混ぜればいいのでは?」

という考えにシフトしてしまう人もいるようで…。
確かに保湿効果がプラスされて肌表面ののびも良くなるかもしれませんが、肝心な日焼け止め効果は半減すると思った方がいいでしょう。
見た目はうまく混ざっているように見えても、『紫外線吸着剤』や『紫外線散乱剤』といった日焼け止め成分がムラになっていれば当然肌の上で紫外線をカットするには効果として不十分になります。

化粧水においても同様です。スキンケア用品と合わせることに対して悪いイメージを持つ人は少ないと思いますが、混ざり合うことによってどんな化学反応を起こすかはわからないので肌トラブルを起こしても結局は自己責任になってしまいます。
もしそうなった時に原因となった成分も判別しにくいので、たとえ普段使っているスキンケア用品でも日焼け止めと混ぜることは肌にとっていい影響を与えるものではないと認識しておいた方が良いですね。

日焼け止めに下地 ファンデーションを混ぜると?

店頭で販売されている化粧下地やファンデーション(BBクリームやCCクリームを含む)は日焼け止め効果のあるものがいまや一般的となっていますね。
なのにあえて日焼け止めと混ぜてみよう…と考える人は

「今使っているファンデーションのテクスチャーがいまいちだから」

といった理由からでしょうか。
結局ファンデーションは肌をなめらかにしてキレイに見せる為に肌につけるものですので、本来の目的としては問題ないかもしれません。
ですが、日焼け止めをつける目的はあくまでも紫外線が肌に届くのを防ぐことなので、前述したように混ぜ合わせた日焼け止め成分が肌の上でムラになっていたらメイクとしての仕上がりは良くても自分で思っている以上の紫外線を浴びていることになるでしょう。

また、混ぜる組み合わせによってポロポロした白いカスが出ることもあります。使いやすくしようと思ってしたことが成分同士の反応で逆効果になってしまう場合があることも覚えておきましょう。

↓こちらの記事で確認できます↓

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日焼け止めを混ぜて使うことで逆に焼ける心配も

日焼け止めは肌の上に均一にのせることによってその効果を発揮します。
メーカーの製造技術の向上によって最近がのびのいい日焼け止めが多く出回っていますが、その使い心地の良さから薄く塗り広げてしまう人が多いので

「ちゃんと日焼け止めを塗ってるのに焼けてしまった」

なんて思っている人が多いのではないでしょうか。
日焼け止めの質が悪いのではなく、塗る量が足りていないということが主な原因だと思います。

それなのにクリームや乳液、ファンデーションと混ぜてしまうことによって、しっかり塗れていると思っていても実際には肌表面にある日焼け止めの成分が薄まったりムラになってしまっているために紫外線をカットできていない状態。結果、日焼けしてしまった…なんて残念なことになってしまうんですね。

製造するメーカー側もスキンケアやメイク用品と『重なる』ことは想定に入れてつくっているとしても『混ぜる』ことは考えていないはずです。

日焼け止め効果を活かす使い方としては

化粧水+乳液 …肌質によって美容液やクリームをプラス

日焼け止め …肌全体に均一に

ファンデーション …肌質に合わせてリキッドやパウダーを使い分け

混ぜることなくそれぞれ単体で使うことを前提として、しっかり保湿した肌に日焼け止めをムラなく塗ることで十分な紫外線防止効果を期待できるのだと思います。正しい使い方で今年も焼かないキレイな美肌をキープしましょうね。

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まとめ

  • SPF値の違う日焼け止めを混ぜ合わせても効果がアップするわけではない
  • スキンケアやメイク用品を混ぜることで日焼け止め効果が半減したり肌トラブルを招く可能性も
  • 日焼け止め単体で必要な量をしっかり塗ることにより本来の紫外線防止効果を発揮する

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