可愛い我が子が生まれて初めてのお宮参り。
ご両親はもちろん、家族親戚みんなで楽しみにしていることでしょう。
でも、初めてのことでわからないことだらけ。
そんな人も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
お参りする時に抱っこ紐って使っていいの?
その時は祝い着ってどうするの?
お宮参りのお悩みについてまとめました。
こちらでしっかり確認して当日は抜かりのない準備を。
お宮参りの時は抱っこ紐って使っていいの?
子供が誕生して初めてのお祝い事。親としてきちんとした形で準備してあげたいものです。
でも、ちょっとした疑問が。
「お宮参りの時って抱っこ紐を使っていいものなの?」
腕でずっと抱っこしているより身体に負担がかからない抱っこ紐。でもお参りする際に抱っこ紐を使うことが失礼にあたる行為かどうか気になりますよね。
そこでわたくし、神主の友人がおりますので直接確認して参りました!
結論としては、
「お参りの際に抱っこ紐を使っても特に問題はない」
とのこと。
ただ、抱っこ紐でお宮参りに来ている人はいるものの、どちらかというと少数派という回答をいただきました。
受付や待ち時間を除けば、30分程でご祈祷は終わります。そんなに長い時間ではありませんし、お宮参りはご家族でお参りに来るケースがほとんどなのでご祈祷直前までは交代で抱っこしている…という場面をよく目にするそうです。抱っこ紐を使わないのは記念写真を撮る時に見た目の違和感を気にする人も多いからでしょうね。
抱っこする人が着物を着ている場合は帯がくずれてしまうこともあるので、抱っこ紐使用でお参り予定の人はそういったことも頭に入れて当日の服装を考えた方が良いでしょう。
ちなみに抱っこ紐を使って祝い着を着せる場合ですが、着物(祝い着)の下から抱っこ紐が見えていてもかまわないようです。写真写りを気にするのであれば抱っこ紐を上からかける着物でうまく隠した方がいいでしょうが…。
「それよりもご祈祷の最中にご機嫌でいてくれるかどうかの方が大事かな」
と友人の神主は笑って話してくれました^^
お宮参りでの縦抱きについて
お宮参りは基本的に一ヶ月以降であればいつでも参拝可能です。地域の風習によって違いはあるものの、大体一ヶ月を目安にお参りする赤ちゃんがほとんどですが、ご家庭の都合でそれよりも何ヶ月か遅れてお参りする赤ちゃんもいますよね。体重が増えて重くなった赤ちゃんをずっと横抱きにするのはなかなか辛いものがあります。
お宮参りの際、どちらかといえば横抱きにされている赤ちゃんの方が多いと思いますが、『お参りの時は横抱きにする』といった決まりがあるわけではないので腕が辛くなった時は無理せず縦抱きしてあげましょう。もちろん抱っこ紐を使って大丈夫ですよ。
ただ、記念撮影をする時は顔が隠れてしまいますので、撮影の時だけ顔を見えるように横抱きにする…といった形を取るのがベストではないでしょうか。
お宮参りでの横抱きについて
まだ首がすわっていない赤ちゃんの場合、必然的に横抱きになりますね。
でも参拝者の数がぐんと増える大安の日にお参りとなると待ち時間も長くなりますので、混雑が予想される日にお参りするのであれば、あらかじめ抱っこ紐を用意しておくのもいいと思います。抱っこしっぱなしだと重いことに変わりはないですが腕だけで抱えているよりずっと楽です。
最近はスリングをうまく使っている若い親御さんもいるようですね。スリングの上から祝い着をかけてもあまり目立たないのでこの点は縦抱きにはないメリットかなと思います。
お宮参りは赤ちゃんが無事に生まれた感謝とこれからの加護を願う儀式です。神様に対して失礼のないことが第一。
ですが抱っこする人も抱っこされる赤ちゃんもどちらの負担も少ないのが理想的ですよね。『その時の状況によって抱っこ紐を活用する』という考えでお参りの日を迎えるといいと思いますよ^^
まとめ
- お宮参りで抱っこ紐を使用しても特に問題はない
- 赤ちゃんの首のすわり具合や体重に応じて抱き方をかえると良い
- ご祈祷中は神社や周りの参拝者の方に迷惑にならないよう配慮する
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