家でちらし寿司を作る時に寿司桶やボウルに移すのが面倒…
なんて考える人、結構多いのではないでしょうか。
簡単に作りたいから炊飯器の内釜で酢飯を混ぜてしまうというツワモノも。
でもどうしてか、べちゃべちゃになってしまう…
楽してちらし寿司を作りたい。でもべちゃっとするのはイヤ。
そんなお悩みを解決します!
ご飯と酢を炊飯器で混ぜる時のコツと注意点をまとめました。
しっかり確認して美味しいちらし寿司を作りましょう。
すし太郎で作るちらし寿司 炊飯器の中でも作れちゃう
酢飯を作る時に使う寿司桶。
でも家庭だとお寿司屋さんにあるような寿司桶もないし、買ったら買ったで収納に困る…。
ボウルで代用する人もいますが、ちょうどいいものがなかったり。でも急ぎの時は炊飯器の内釜の中で混ぜて作っちゃうという荒業もあります。寿司職人さんから言わせれば「邪道だ!」と怒られてしまいそうですが(笑)
手軽にパパッと作りたいという人の為に『すし太郎』で作るちらし寿司の作り方のポイントをご紹介します。
材質や加工にもよりますがお酢の成分で内釜が傷む可能性もありますので、出来上がったらすぐお皿に盛ってお釜はきれいに洗っておきましょう。
酢飯を炊飯器のまま作る時のポイント
炊きたてご飯に入れるだけの『すし太郎』。簡単にちらし寿司を作ることができる便利な調味酢ですが、炊飯器の内釜で混ぜ込んでしまえばさらに時短になりますよね。
ただ、大事な注意点がひとつ。
既に試したことがある人はご存知かもしれませんが、何も考えずに炊飯器へすし太郎を入れるとべちゃべちゃな仕上がりになってしまうことが多いんです。
というのは炊きたてご飯の蒸気を十分に逃がしていないから。
寿司桶はご飯の水分を吸ってくれますし、大きなボウルを使う場合も炊飯器からご飯を移す際にある程度の蒸気が自然と逃げていきます。
でも炊飯器の内釜のまま混ぜる場合はそうはいきません。
ですのでご飯が炊き上がったら保温のスイッチを切って蓋を開けて蒸気をしっかり外へ出します。そして釜の中をしゃもじで底の方からかき混ぜてさらに蒸気を逃がしてください。
ご飯の余分な水分を飛ばすことで、べちょっと感がだいぶマシになりますよ。
混ぜ合わせる時は冷まし過ぎないように
水分を飛ばすために蒸気を逃がすことは大事ですが、ご飯が冷えすぎないように注意してください。
冷めたご飯だと酢がしみ込みません。温かいうちにしっかり酢を吸わせてから酢飯を冷ますのが美味しく仕上げるコツです。
よく合わせ酢を混ぜる時にうちわで扇いでいるのを目にすると思いますが、ちらし寿司の素を混ぜながら扇ぐと酢がしみ込む前にご飯が冷めてしまいます。
うちわで扇ぐのはしっかり混ぜ終わってから。余分な水分が飛んで酢飯にキレイな艶が出てきたらベストな仕上がりです。
すし太郎で作るちらし寿司 水加減には気を付けて
ご飯の水分をしっかり飛ばしたつもりでも
「やっぱりべちゃべちゃになってしまった…」
なんて人もいらっしゃるのではないでしょうか。それ、もしかしたらご飯を炊飯器にセットする際の水加減が原因かもしれません。
普段と同じ炊き方をしている人はまず水の量を見直してみてください。
酢飯には新米?古米?
お寿司屋さんでは古米を使っているとよく耳にします。水分が少ないので合わせ酢を混ぜた際にちょうどいい水分量になるんですね。
一般の家庭で古米を使うことはそうそうないと思いますので、普段の水量からおよそ1割程度減らして固めに炊いたご飯を使いましょう。我が家では、2合炊く時に内釜の目盛から1~2ミリほど低い水量で炊いています。目分量なので参考にならないかもしれませんが^^;
また、そのまま食べるならふっくらして美味しい新米ですが、酢飯に使うとなるとお米の水分量が多いのでどうしてもべちゃべちゃになってしまいがち。新米の時期にお寿司を作る時はさらに水を少なめにして固めに炊き上げてください。
酢飯に無洗米は合わない?
「うちでは無洗米を使ってるんだけど…」
研がずに使える無洗米はお水の節約にもなりますので購入する人も増えてきているようですね。もちろん無洗米でも問題なく酢飯に使うことはできます。
ただ、普段の炊き方だと大さじ1~2程度水を多めにはかっていると思いますので、その分の水は減らしていつもより固めに炊いておけば酢と合わせてもべちょべちょになりません。
あとはちらし寿司の素を手際よく混ぜ込むだけです。
簡単なのに美味しい。そんなちらし寿司ができあがりますように^^
まとめ
- 炊飯器でちらし寿司を混ぜ合わせる時はご飯の余分な水分をしっかり飛ばすこと
- 冷えたご飯に酢はしみ込まないのでちらし寿司の素がしっかり混ざってから冷ますように
- いつもより固めに炊いたご飯を使うとべちゃべちゃになりにくい
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