長い人生のうち必ず訪れる厄年。
「うわ、今年厄年だ!」
「なんか悪いこと起きるのかな…」
なんて心配する人も多いことでしょう。
そんな不安を払拭するために
厄払いを受ける選択をする人は少なくありません。
「でも神社とお寺どっちにいけばいいんだろう…」
「むしろ両方行った方がご利益あるのかな?」
と首をかしげている人のために
今回は厄払いのあれこれについて解説していきます!
厄払いは神社とお寺どっちに行けばいい?
今年厄年にあたる人は、
「何事もなく平穏無事な一年を過ごしたい!」
との思いから厄払いを受けようと考える人は多いと思います。
さて、厄払いを受けるとして気になるのが
『神社』
『お寺』
どっちに行けばいいの?
…という疑問。
これは結論からいうと、
『どっちに行ってもそれぞれのご利益で災いから身を守ってくれる』
ことに違いはありません。
なので自分の好きな方を選んでOKなのです。
しいていえば、家が信仰している宗教が仏教だったらお寺、神道だったら神社といった形で選ぶ人も多いです。
ですが必ずしもそれに沿う必要もないので、自分が行きたいと思う方で問題ありません。
また、改めて説明しますと
●厄払い…神社
●厄除け…お寺
と神社とお寺でちょっと言い方と考え方が違うんですね。
その点の違いについて少し解説していきましょう。
神社の厄払いとお寺の厄除け
神社ではすでに自分の身に降りかかっている災いをお祓いによって追い払うため、『厄払い』。
お寺では災いが降りかかるまえに護摩祈願によって厄を退けるため、『厄除け』。
と、厳密にいうとこのような違いがあるんですね。
神社で行われるお祓いは、神職による祝詞(のりと)奏上の後、大麻(おおぬさ)で参拝者をお祓いします。
大麻とは白い紙がビラビラついた、神主さんがよく手にしているものといったらわかりやすいでしょうか。
お寺で行われる護摩祈願は、僧侶による儀式で仏様をお迎えし、そのご加護によって身を守っていただきます。
よく本堂で焚かれている炎は参列者の煩悩を焼き尽くし清めるためのものです。
厄を退けるという意味ではどちらも大きな違いはないので、神社でもお寺でも自分の好きな方を選ぶといいですね。
厄払いは神社とお寺の両方行くのはアリ?
「神社とお寺どっちもお参りしたらご利益2倍かも!」
と考える人もいらっしゃると思います。
もちろん両方で厄払い・厄除けを受けるのもアリです。
厄払いと厄除け両方受けることで、神様が怒ったり罰が当たっちゃう…なんてことはないのでその点は安心してくださいね。
要は平穏無事な年でありますようにと祈願するのですから、本人が満足いく形になれば問題なしということ。
おすすめとしては、せっかくお祓い・ご祈願を受けるのですから
↓
②厄のない状態を保てるようにお寺の厄除けで防御する
…といった形がベストではないでしょうか。
近くの神社でも観光旅行先のお寺でもどこでもOK。
厄払いも厄除けも年中行われていますので、思い立ったが吉日ですよ。
厄を退けて災いのない穏やかな一年になりますように。
まとめ
- 厄払い・厄除けは神社とお寺どちらで受けても問題ない
- 家から近くでも旅行先でも自分の好きな神社仏閣を選んで良し
- 神社とお寺両方でお祓いを受けても罰当たりにはならない
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