子供がめでたく結婚し、初めて迎えるお正月。
「あちらのご実家に年賀状って出すべき?」
なんて気になっている人は
少なくないと思います。
年賀状は年に一度のご挨拶ですし、
普段会う機会が少ないからこそ
失礼のないお付き合いをしていきたいものです。
かといって、
「どんな年賀状にすればいいのか…」
と手が止まってしまう人も多いことでしょう。
そこで今回は年賀状の例文や
添え書きの内容についてまとめました。
年賀状作りでお悩みの方は必見です!
結婚後の親同士の年賀状 文例を紹介
手書きするにしろパソコンで作るにしろ、なんて書いたらいいのか…と困ってしまうのが年賀状。子供の結婚相手の実家に送るものだと余計に失礼のない内容にしなければとついつい考えこんでしまいますよね。
ですが特別難しく考える必要はありません。要点をおさえた内容にまとめればOKですよ。
では年賀状の例文をチェックしていきましょう。
親同士の年賀状 例文①
謹賀新年
よき新春をお迎えのこととお慶び申し上げます
本年も何とぞよろしくお願い申し上げます
〇〇年 元旦
住所・名前
こちらの例文には四文字の賀詞(がし)が使われていますね。
賀詞というのは、
●謹賀新年
●賀正
●明けましておめでとうございます
といった新年をお祝いする言葉なのですが、この賀詞の使い方を間違えている人も結構多いんです。
例えば「謹賀新年」と「新春のお慶びを申し上げます」を重ねて使ってしまうこと。
既に印刷済みの年賀はがきに賀詞がプリントされていている際にやってしまいがちな失敗なんです。
わかりやすくいうと、「あけましておめでとうございます」を2回使ってしまっているのと同じことになります。
そんな年賀状をあちらのご両親に送ってしまうと
「…ちょっと常識に疎い方なのかな?」
と思われてしまいかねません。
せっかく年賀状を用意するのですから、間違いのない内容にまとめあげるようにしてくださいね。
親同士の年賀状 例文②
謹んで新春のお慶びを申し上げます
旧年中はあたたかいお心遣いをありがとうございました
本年も皆様のご多幸をお祈り申し上げます
〇〇年 元旦
住所・名前
こちらの例文では「謹んで新春のお慶びを申し上げます」といった文章の賀詞が使われていますね。
それに加えて相手を気遣う言葉でまとめてあるので読み手にとっても失礼のない内容に仕上がっています。
ちなみに例文に目を通して気付いた人もいるかもしれませんが、年賀状には「、」や「。」といった句読点は使いません。
改行などをうまく使ってすっきりとしたレイアウトにまとめるようにしましょう。
親同士の年賀状 一言なんて書く?
写真屋で作ってもらった年賀状や家のパソコンでプリントした年賀状をそのまま送ってもいいですが、なにか一言添え書きがあると受け取る相手にとっても嬉しいものです。
「でも、何を書いたらいいものか…」
と悩む人も多いことでしょう。
そんな時にはお互いに共通する話題を書くと良いですよ。
例えば、子供が結婚したのだからやはり孫の誕生はどちらの家にとっても楽しみなことですよね。
既に孫が誕生しているのであればこれからの成長も気になるところです。
また、家族の近況を報告するのも良いでしょう。
だらだらと長く書くと読みづらい文面になってしまうので要点をまとめて書くように注意してください。
「もうすぐ新しい家族に会えるのが楽しみです」
「ちょっと見ない間に孫ちゃんが大きくなっていてびっくりしました」
「ご家族にとって善き一年となりますように」
「お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ」
「最近ヨガを始めました 体調も良くなりおすすめですよ」
「新しい年もお互い健康一番で過ごせますように」
…などなど。
固くなりすぎずに相手が親近感を感じる内容にまとめると良いですね。
例文をアレンジしつつ気の利いた一言を書いてみてください。
以上、子供の結婚相手の実家へ送る年賀状のあれこれについての解説をお届けしました。
少しでも参考になりましたら幸いです。
まとめ
- 「賀正」や「あけましておめでとう」といった賀詞の重複はNG
- 句読点は使わず改行を活用してすっきり見やすいレイアウトに仕上げること
- 添え書きの内容はお互いの共通点や相手を気遣う言葉を選ぶとベター
↓こちらもオススメ↓