お中元のお返しがいらない時はどうお断りする?辞退マナーについて詳しく解説

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いつもお世話になっている人へ感謝を込めて贈るお中元。
いざ用意しようと思うものの、

「お返しはいらないんだけど…」

「気を遣わせてお返しを用意されるかも…」

なんてもやもやしてしまう人も少なくないと思います。

事前に『お返し不要』と伝えられればいいのですが、
どうやってお断りすればいいのか悩んでしまいますよね。

そこで今回はお中元のお返し辞退マナーについて解説していきます。
少しでも参考になりましたら幸いです。

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お中元のお返しはいらない…こんな時どうする?

日頃の感謝を形にして贈るお中元。
いつもお世話になっている上司、恩師、友人など送る相手は様々ですが、

『お返しに気を遣わせたくない』

と考える人はやはり多いのではないでしょうか。

お中元は本来お返しの必要ない贈り物なのですが、日本人の気質がそうさせるのか、

「いただいたからには何かお返しを…」

と考える人が多いのが実情です。
ただ受け取ってくれるだけでかまわないのに、もらいっぱなしは失礼になるかも…とお返しを用意する人が多いんですよね。

そんな風に相手に気を遣わせてしまうとかえって気が引けてしまうもの。
なので、お中元を贈るお相手にはお返しは必要ない意思を伝えておくべきです。

かといってぶしつけに『お返し不要』と伝えるのもよくありません。あくまでもソフトに。
お相手が気を遣うことも気分を害することもない丁寧な言葉を選ぶのがマナーです。

ではどのような形でお返しをお断りすればいいのか。
続けて詳しく解説していきます。

お中元のお返しはどうお断りするべき?

お中元のお返しをお断りしたい時には、品物と一緒に手紙を入れておくのがベターです。
お相手からお礼の電話がかかってきた時にお伝えする形でもいいのですが、会話が別の話で長くなってしまったり相手のペースに流されてうまく伝えられない…なんてこともあり得るからです。

では、どのような文面にまとまればいいのか。
例文を確認してみましょう。

【例文①】

拝啓

毎日猛暑が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。
平素は大変お世話になり厚く御礼申し上げます。

こころばかりではございますが、日頃の感謝の気持ちを込めお中元の品を贈らせていただきます。
どうぞお収めくださいませ。
ほんの気持ちですので後のお気遣いは遠慮申し上げます。

暑さ厳しき折、どうぞご自愛ください。

敬具

『後のお気遣いは遠慮申し上げます』という文章を入れ込むことによって、お返しの品は無用ですとしっかり伝えることができます。
伝え方も丁寧なので、お相手の方に対して失礼にあたることもありません。

また、普段からメールでのやり取りをしているお相手であれば、メールでメッセージを送るという形でもOKです。
発送の手配が済んだらメールする、というタイミングがベストですね。

【例文②】

連日猛暑続きですが元気でお過ごしでしょうか。
私たち家族は夏バテもせず元気に過ごしています。

本日、お中元の○○を贈らせていただきました。
心ばかりの品ですが受け取っていただけると嬉しいです。
ほんの気持ちですのでお返しはどうぞお気遣いくださいませんように。

まだまだ厳しい暑さが続きますのでお互い体調には気を付けつつ、この夏を乗り切りましょう。

こちらも『お返しはどうぞお気遣いくださいませんように』と入れ込むことで、お返し不要の意思をきちんと伝えることができます。
あくまでもさらっと伝えるのがポイントです。
くどくどとしつこい伝え方になってしまうと逆に失礼になってしまいますからね。

お相手に気を遣わせてしまうことのないよう、やんわりとお断りの意思を伝え、なおかつ丁寧な文章にまとめるように努めましょう。

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お中元のお返しマナーについて再確認

前述の通り、お中元は本来お返しの必要がない贈り物です。
それでもお相手によっては、

「こちらからも何かお返しを」

とお中元のお返しが贈られてくるケースも少なくありません。
事前に『お返し不要』と意思を伝えていたにも関わらず、です。

自分がお相手に日頃の感謝を伝えたいと思うのと同じように、お相手もほんの気持ちでも何かお返ししたいと考える人もいるということです。
もしお返し不要とお伝えした人からお中元のお返しが届いた時には黙ってありがたく受け取りましょう。

「お返しはいらないと伝えたのに…」

と思う人もいるかもしれませんが、これもお相手からの気持ちですから。
受け取りを拒否するのもかえって失礼になってしまいます。

また、お返しの品を受け取ったらお礼の気持ちをお相手に伝えることをお忘れなく。
電話でもいいですし、お礼状でも構いません。
ただ、お礼状を書く際は手書きで用意してくださいね。

お中元は贈るお相手のことを思って届けられる贈り物。
これからもお相手の方と良いお付き合いができるように、失礼のないマナーを心掛けたいものです。

まとめ

  • お中元のお返しが不要な時には手紙やメールでその旨を伝えておくべし
  • お相手に気を遣わせてしまったり気分を害するような言葉を選ばないように注意すること
  • お返し不要と伝えても贈られてきた場合にはありがたく受け取りお礼を伝えること

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