八方除けはいつ受けるもの?節分までに?喪中の時はどうする?

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人生の中で9年に1度めぐってくるとされている八方塞がり。

「お祓いしてもらいたいけれどいつ行ったらいいんだろう?」

「よく節分までに行くものって聞くけどそれって本当なの?」

「もし、喪中と重なってしまったらどうするべき?」

八方除けのお祓いを受ける時期について
わかりやすくまとめました。

お参りの時期に迷っている人は
ぜひ参考にされてくださいね。

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八方除けはいつ受けるもの?

八方除けのお祓いを受けるとしたら時期としてはいつが最適なのでしょうか。

結論として、一般的には新年明けてから節分までにお祓いを受ける人が多いようです。
しかしこれについてはあくまでも「節分までに」と考える人が多いだけの話であって、決まり事ということではありません。

  • 年の節目である1年最初の日、元旦を選ぶ人
  • お祓いを受けてから新年を迎えたいという考えから年末や大晦日を選ぶ人
  • 旧暦の大晦日にあたる節分を選ぶ人
  • 松の内(正月飾りを飾る期間)までにと考える人

地域や風習によって異なりますし、個人の考えもそれぞれです。
お祓いを受けたいと思いつつも、

「なかなかスケジュールが合わずに半年経ってしまった…」

と、こんな方もいらっしゃると思います。

でも大丈夫。

正月や節分の時期を過ぎてもお祓いは1年中いつでも受けることができますよ。
もちろん早いに越したことはないですが祈願を受けるのに遅すぎるということはありません。

まだ残っている期間を乗り越えていけるように時間が取れた時にでもお参りするとよいでしょう。

八方除けは節分までにといわれているのはなぜ?

「お祓いを受けるなら節分までに」

このように考える人が多いのは一体なぜでしょうか。
考えをわかりやすくする為にまず、暦をくらべてみましょう。

【現在の暦】
元旦 … 1月1日   大晦日 … 12月31日
【旧暦】
元旦 … 2月4日頃(立春の日)   大晦日 … 2月3日
 ※立春の日は年によって2月4日からずれることもある

昔は旧暦を使用していたので、現在の節分の日が大晦日だったんですね。
つまり大晦日までにお祓いを受けて新しい年を清浄な状態で迎えたいという考えの人が昔は多かったのでしょう。

そういった考えが今でも残っていて「節分までに」といったいわれだけが広がったものと考えられます。

ですが、前述したようにいつからいつまでに行くものという厳格な決まりはありません。

祈願者がどのように考え、いつお祓いを受けたいと望むか。
全ては考え方次第。思い立った時、都合のよい時でかまわないのです。

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喪中の場合は八方除けはできない?

「お祓いしようと思ってたのに喪中と重なってしまった…」

不幸は突然やってくるもの。
近しい人がなくなった場合、人は喪に服します。

喪中とは一般的に近親者に不幸があった日から一年間を指しますがこんな時、どうするべきでしょうか。

近所の神社に問い合わせたところ、

「不幸があった日から50日以降であれば、お参り頂いてかまいません」

とのことでした。

神道で考える忌明けの時期が50日であるためそれ以降であればお参りしても問題ないとされているようです。
ですので忌明けするまで神社へのお参りは避け、50日経ってからお祓いを受けにいきましょう。

ただ、神社によって考え方が違う場合もありますので、念のためお祓いを受ける神社へ事前に問い合わせておくことをおすすめします。

まとめ

  • 八方除けのお祓いはいつ受けるべきもの、といった厳格な決まりはない
  • 節分は旧暦の大晦日である為、お祓いを受ける時期の目安とされていた
  • 喪中にあたる年は不幸があった50日以降であればお参りしてもよい

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