お中元を受け取ったけれど
お礼状を出さないってやっぱりまずい?
電話でお礼するだけじゃダメなの?
直接会う時にお礼するのは?
…といったように、
どうするのが正しいマナーなのかと
首をかしげている人は少なくないはず。
そこでお中元のお礼状マナーについて
わかりやすくまとめました。
お中元を受け取ったはいいけどどうしよう…と
今まさにお困りの方は必見です。
お中元のお礼状を出さないってアリ?
「お中元が届いたけどお礼状って書いた方がいいの…?」
なんて状況にお困りの方は案外多いと思います。
結論として、お礼状は出すのが正式なマナーです。
一番いいのは受け取った後すぐに電話でお礼の気持ちを伝えて、近日中にお礼状を送る、といった形がベストですね。
ただ、中には
「お礼状の用意が面倒だ」
「今時お礼状なんて書く人いるの?」
と思う人もいるかもしれません。
ですが、お相手がマナーを心得ている人だとしたら
「お礼状のひとつもよこさないなんて…」
と思われてしまう可能性もあるのです。
下手をすればお相手との関係がぎくしゃくしてしまうことにもなりかねません。
特にビジネスでお中元をいただいた際にはきちんとした応対ができていないと会社が恥をかく場合もあります。
お中元に限らず、何かをいただいた際にはお礼を伝えるのが当たり前ですよね。
それと同じことです。
お礼状が届くことでお中元がちゃんと届いたことが相手にも伝わります。
マナーに沿ったやり取りができてこそ、常識をわきまえた大人と言えるでしょう。
お中元のお礼状代わりに電話するのはアリ?
お中元をいただいた際にはお礼状を送るのがマナーではありますが、送ってきた相手との距離感によっても若干違ってきます。
たとえば親戚や近しい間柄であればお礼状を出さずに電話だけで済む、ということもあるということです。
「今日○○が届いたよ、ありがとう」
「○○はとっても好きなの、嬉しいわ」
といったように直接お礼の気持ちを伝えられますし、送ってきた相手側からしても反応を知ることができて安心でしょう。
メールやLINEでお礼を済ませる人もいますが、できるなら電話で直接お礼を伝えた方が無難です。
人によっては
「お中元のお礼がメールひとつだなんて軽々しい」
と考える人もいるからです。
お礼状を出さないならなおさらですね。
つたない言葉でもいいのです。
お中元をいただいた感謝の言葉に加えて、
「最近はどうですか?」
といった世間話で話を広げてみるといいですよ。
お中元のお礼状代わりに直接挨拶するのはアリ?
「今度会う予定があるからお礼はその時でいいかな」
なんて思う人も少なからずいると思います。
ですがそれは避けた方がいいですね。
会う予定を立てていたとして、もし都合が悪くなって延期、または会う予定がなくなってしまったらどうでしょうか。
お礼が言えないまま時間だけが経ってしまった、という事態に陥るとも限りません。
それから慌てて電話でお礼を伝えたとしても
「え、今更?」
と思われるのがオチでしょう。
会う予定があったとしても、お中元を受け取ったらすぐにお礼の電話を、といった姿勢でいるのがベターですね。
その上で直接会った際には
「先日はありがとうございました」
と重ねてお礼を伝えるのが吉。
直接お相手に会ってお礼を伝える前に、お礼状や電話で謝意を述べるよう努めましょう。
まとめ
- いただいたお中元に対してお礼状を送るのは正式なマナーである
- 親戚や近しい間柄であれば電話のみでもOK(ビジネスマナーとしては不可)
- 会う予定があってもお中元を受け取ったらすぐにお礼状や電話で謝意を伝えた方がベター
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