お中元を送った相手から
お礼のLINEが届いたけれど…
「何か一言でも返すべき?」
「でもなんて返信したらいいの?」
なんて首をかしげている人は
案外多いのではないでしょうか。
それと同時に
「そもそもラインでお礼ってどうなの?」
なんて思う人もいるはずです。
今回はそのあたりのお中元お礼マナーについて
レクチャーしていきたいと思います。
お中元のお礼にラインってアリ?
お中元を送った相手から
「今日届いたよ!ありがとね!」
なんて軽い感じのお礼が届いたことはありませんか?
マナーをわきまえている人なら、これはちょっと…とびっくりするかもしれませんね^^;
本来、お中元のお礼はお礼状を送ったり直接電話でお礼を伝えるのが正しい形です。
ですので、アリかナシかでいうと『ナシ』ということになります。
ただ、時代の流れもあってLINEやメールでお礼をする人が増えていることも確かです。
相手が付き合いの長い友人だったりすると関係性の深さからその辺のマナーが曖昧になってしまう、といったことが起こりがちです。
仲のいい友人なら
「それってどうなの?」
と突っ込むこともできますが、相手が会社の上司や恩師だったらなかなか難しいところですよね。
お中元のお礼がLINEやメールできた時には常識的にはアウト、というわかっている上であえて何も突っ込まないという形をとるのがベター。
「そういう人なんだ」
という認識でスルーして、余計な波風を起こさないようにするのが一番いいかもしれません。
お中元のお礼に一言返すべき?
ではお中元のお礼がLINEやメールで届いた場合どうすべきか。
そもそもお礼に対してお礼で返すのはきりがないので、本来であればお礼をしてもらった時点で終了、ということになります。
ですが、今回相手はLINEやメールといった手軽なツールで連絡をしてきています。
「ちゃんとお礼したのに既読スルー?」
「なんの反応もないってどうなの?」
と思われる可能性もあるんですね。
普段連絡を取り合っている間柄であれば、なおさらこちらの無反応な対応に不信感を抱く人もいるかもしれません。
ですので相手の非常識に合わせる、というと語弊があるかもしれませんが、ここは一言返信を入れた方がいいでしょう。
相手が目上の方だったら余計に気を付けなければいけません。
会社の上司や恩師相手にお礼の連絡をもらって何も音沙汰なし…というのはさすがにまずいですからね。
ではお礼のLINEメールに対してどのように返信すればいいのか、最後の確認をしていきましょう。
お中元のお礼に返信する際には
お中元のお礼LINEやメールに返信する際には簡潔に済ませた方がいいでしょう。
お礼に対してまたさらに長々と返信をしてしまうと相手側からしても、
「これってまた返信しないと失礼かな?」
と思わせてしまうかもしれないからです。
そうなると終わりがなくなってしまいますよね。
仲のいい友人ならそれはそれでかまいませんが、会社の上司や恩師相手に終わらないやり取りをさせてしまうのはそれこそ失礼です。
友人や知人相手なら、
「連絡ありがとう。無事に届いてよかった」
といった感じで。
上司や恩師相手なら、
「気に入っていただけたなら幸いです」
といった感じで、さらっと手短に用件を伝えて終わらせること。
長々と長文を書く必要はありません。
お礼に対する返信なのですから、ちょっとそっけないくらいがちょうどいいでしょう。
時代の流れと共にマナーも変化していきます。
本来のお中元マナーをきちんと理解した上で、相手とのやり取りの形を臨機応変に対応させていくことも大切ではないでしょうか。
まとめ
- お中元のお礼は本来お礼状や電話で伝えるべきものであるということ
- 普段の距離感に甘えてLINEやメールをしてくるのであろうことを理解して何も突っ込まない方が波風は立たない
- お礼の返信は長文ではなくあくまでも簡潔にすませるくらいが◎
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