結婚後、一般的には
お中元のやりとりが親同士で始まるものです。
ですが、実際始まってみると
「お金もかかるし正直面倒くさい…」
「やめたいけどどうしたらいいのかな?」
なんて考える人も少なくないはず。
ではいざ辞めたいという気持ちが固まった時、
どのようにすればいいのか。
その対処法についてご紹介していきます。
お中元 親がやめたいと言いだした時の対処法
結婚したら親同士がお中元のやりとりを始めるのはよくある話です。
ですが、始めたはいいものの
「そろそろやめたい…」
と考える人が増えてくるケースも多く見られます。
理由は家庭によって様々ですが、
「どのようにしてやめればいいのか?」
一番気になるのはここですよね。
対応としては婿側、嫁側どちらが言い出すかによって違ってきます。
このあたりに関して詳しく解説していきましょう。
婿側から言い出す場合
結論から言えば婿側の親から言い出すのが一番角が立たずに丸く収まるので理想的な形ではあります。
では実際にどのように言い出せばいいのか。
例としてあげるならば、
「お気遣いいただく間柄でもないので今後はご遠慮させていただきます」
といった形で伝えるといいですね。
電話でのやり取りなら数分で済みますが、どうも言いづらい…という場合にははがきや封書で伝える形でも問題ありません。
もし先にお中元が届いてしまった場合には、お返しの品に封書を同梱するように手配するといいですね。
この場合、お中元を受け取ってしまっているわけですので、贈ってもらった感謝の意もきちんと添えるのを忘れないようにしましょう。
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嫁側から言い出す場合
嫁側の両親からお中元をやめたい、と言い出すのはなかなか勇気のいることだと思います。
古い考えですが、嫁を貰った婿の家の方が上と考える人もいまだにいますからね。
ですのでここは自分たちで言い出すのではなく、娘夫婦に間に入ってもらうのが得策です。
「毎年何を贈っていいかわからない」
「お金をかけるなら孫の成長の手助けにあてたい」
といった意向を娘夫婦に相談してみましょう。
その上で、婿自身の口からあちらのご両親に
「そろそろお中元とかやめにしたら?」
「向こうのご両親の負担になってるかもよ」
といった形で伝えてもらうのがベターです。
やめたいという意思を直接言い出すのではなく、婿の口を借りてやんわり話を持ち掛ける、というのがポイントですね。
その上で婿側の両親からやめる意向で話を切り出してもらう、という形に持っていくのがベストな形といえるでしょう。
お中元のやりとりがなくなっても
お中元やお歳暮のやりとりがなくなってしまうと
「今以上に疎遠になってしまうんじゃ…」
と考える人もいると思います。
そんな時のために季節の挨拶状である『暑中見舞い』や『年賀状』『寒中見舞い』があります。
『モノ』のやり取りから『気持ち』のやりとりにシフトする、という考えですね。
こういった書面でのやりとりなら、お中元のようにお金をかけることなくお互いに適度な距離を保つことができます。
親同士の体裁を気にしているだけのお中元のやり取りなんてナンセンスです。
下手に大切な場面でボロが出してしまうよりかは、つかず離れずの距離を保っておくのが一番ベストな形なのかもしれませんね。
まとめ
- 婿側の親から話を切り出した方が一番スマートな形で事が収まる
- 嫁側の親は婿の口を借りて言い出す形にした方が角が立たない
- お中元をやめても暑中見舞いや年賀状で季節の挨拶をする形にシフトすれば◎
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