12日ごとにやってくる戌の日。
この日にあわせて安産祈願を受ける妊婦さんは
腹帯を用意して心待ちにしていることでしょう。
でも、一緒にお祓いしてもらう腹帯って
自宅に持ち帰った後、洗濯してもいいの?
祈願したらはんこを押してもらうって聞いたけど
大丈夫なのかな?
そんな腹帯に関するふとした疑問と
処分の仕方についてまとめました。
初めて安産祈願を受ける妊婦さんは
こちらで確認してみてくださいね。
安産祈願した腹帯は洗濯しても大丈夫?
「安産祈願した腹帯って洗う?洗わない?」
「お祓いしてもらって、立派な御朱印まで押してもらってこれ、洗ってもいいの?」
祈願を終えて持ち帰った腹帯を見てこんな風に思ったことありませんか?
でも、大丈夫。普段のように洗って問題ありません^^
しっかりと押された御朱印を見て洗濯機に入れるのを躊躇する人もいるでしょう。ですが、洗っても落ちるのは汚れだけ。朱肉の色が徐々に落ちて薄くなってしまうことは否めませんが、ご利益まで落ちてしまうなんてことはないので安心してくださいね。
最初のうちは色落ちして朱肉の色が他のものに色移りしてしまうことも考えられるので他のものと分けて洗った方が無難かもしれませんね。
せっかくお参りしてお祓いを受けた腹帯です。むしろきっちり洗濯していつも清潔な状態で使うように心がけましょう。
安産祈願した腹帯のはんこは何の意味がある?
神社やお寺によりますが安産祈願を受ける際、持参した腹帯にはんこ、つまり御朱印を押してもらえるところが多いです。
しっかりくっきり押された御朱印を見て
「すごい!ばっちりご利益ありそう!!」
と思う人がきっと多いでしょう。
ありがたく思う気持ちはもちろんですが、このはんこはあくまでも『参拝の印』であるということ。大事なのは祈願を受けたという事実そのものなのです。
ちなみに二人目の安産祈願でも同じ腹帯を持参してもかまいません。その際に薄くなった一人目の御朱印に重ねるようにして上から新たに押してもらうのもいいですし、お子さんの数だけ横に並べて押していくのも記念になっていいと思いますよ。この辺りは妊婦さん本人の考え方によります。
目に見える御朱印ばかりに気をとらわれることなく神様への感謝の心を忘れないようにしたいものですね。
安産祈願した腹帯の処分について
さて、無事出産を終えた後の腹帯ですが
「産後の腹帯ってどうしたらいいの?」
とお悩みの方もいらっしゃることでしょう。
お祓いを受けた腹帯なので扱いについて慎重に考える人も多いと思いますがお札やお守りとは違うもの。ですので自宅で処分、という形で大丈夫です。
産着やふきんとして再利用する、という方法もあります。私の母は産後の腹帯を私の布おむつとして使っていたそうです。
「お祓いしてもらったものを汚物にふれるものに使うのはちょっと…」
「なんか縁起悪そうじゃない?」
と考える人もいるかもしれませんが、私、特に罰当たりな人生でもなく無事にいい歳した大人に成長しましたよ(笑)
個人の考え方、それぞれですのでそのまま記念としてしまっておいてもかまいませんし、何かしらの形で再利用することは無駄がなくて良いと思います。
もちろん次のお子さんに使うのもOK。また出産までお母さんのお腹を守ってくれることでしょう。どうしても家で処分するのは気が引けるという人は祈願を受けた神社やお寺に相談してそちらにお納めするという手もあります。(受け取り不可のところもありますが…)
その時は一緒にお気持ちをお納めするのを忘れずに。
お賽銭箱の前で手を合わせ無事に出産を終えた報告と感謝の気持ちをお伝えして帰りましょう。
まとめ
- お祓いを受けた腹帯は洗濯して問題ない(ただし色落ちに注意)
- 祈願で押していただくはんこは『参拝の印』であるということ
- 産後の腹帯は家庭で処分して問題ない
↓こちらもオススメ↓