先日、TVでも有名になった
新元号ゆかりの『坂本八幡宮』に行ってきました!
そのすぐ隣に『大宰府政庁跡』という広場があって
せっかくなのでこちらも見学していこうかと
散策してみたのですが…
あまりの広さにざっとまわるだけでも小一時間かかりましたね^^;
そんなわけで、実際に大宰府政庁跡を見てきた感想と見どころを
レポしていきたいと思います。
大宰府政庁跡から坂本八幡宮までもすぐなので
両方に足を運んでみることをおすすめします。
大宰府政庁跡の見どころって?
正直なところ、私は今回はじめて大宰府政庁跡に行きました。
大宰府在住の友人に
「何もないただの広場だよ」
と聞かされていたので特に時間を割いて行く必要もないだろうと。
でも、元号が『令和』に変わり、すぐ近くにある坂本八幡宮にたくさんの人が押し寄せたことを耳にして…。
「そんなにすごいことになっているのか…」
とミーハーな心がうずいてしまったんですね(笑)
実際ニュースで観ましたが、『令和』の人文字を地元の皆さんで作っていてちょっと感動してしまった私。
あれだけの人文字を作れるくらいの敷地って一体どれだけ広いのだ、と。
ニュースになるくらいのところだからせっかくなら神社の御朱印を頂きに行って、そのついでに大宰府政庁跡がどんなものかも見てみたい。
そう思い、坂本八幡宮への参拝を済ませた後、駐車場までの小道から大宰府政庁跡広場の方へお邪魔することにしました。
大宰府政庁跡は紫陽花が美しい
神社から駐車場への脇道から広場の方へ入っていったんですが、途中、たくさんの紫陽花が咲いていました。
私が行ったのは7月頭だったので、残念ながら枯れはじめているものもあったのですが…
あ、でも遅咲きなのかな?
満開の紫陽花が咲き乱れている場所もありましたよ。
キレイですね~^^
近くに屋根付きの休憩スポットもあったので、きれいな紫陽花でいっぱいの時期にそこでお弁当でも持参して家族でのんびり…っていうのもいいかもですね。
↓屋根があるっているのはやっぱり嬉しいです。
↓中もキレイでした
そんなことを思っていたら、実際にお弁当を持っておにぎりを食べ始めたカップルもいました。
ここだけではなく、色々散策していると他にも休憩所が。
↓トイレの近くにあった屋根付き休憩所
↓やっぱり中もキレイに整備されています
休日ののんびりデートには意外と穴場スポットなのかもしれませんね^^
大宰府政庁跡は桜も美しい
毎年、ウォーカープラスの『全国お花見1000景』にも選ばれるほど、見事な桜が咲き誇ります。
4/8に行った 太宰府政庁跡
桜もまだ 見事に咲いていました!#太宰府 #太宰府政庁跡 #都府楼#写真好きな人と繫がりたい #RX100M5 pic.twitter.com/6ueKzmgL5k— number-trip (@back_sgn_rep) 2019年4月15日
来年の春には是非とも行ってみないといけませんね。
今から楽しみです。
大宰府政庁跡には石がいっぱい!コレ何?
この日は天気も良く、空の青と緑に囲まれたとてもきれいな写真を撮ることができました。
それにしても…広い。とにかく広い。
あれだけの人文字を作れるほどですから予想はしてましたけど。
広い分、トイレもちゃんと整備されていました。
トイレもバリアフリーが整っていて、車椅子の方でも安心して使えます。(右側から入れるようになっているので確認してみてくださいね)
坂本八幡宮のお参りを済ませて政庁跡全体をざっと散策してみたんですが、気が付けば1時間近く経っていました。
写真を撮るのに夢中だったのもあるかもしれませんが^^;
で、ところどころに転がっているコレ。
昔の建物の基礎的なものでしょうか。
昔…とは言っても正確に言えば7世紀後半くらいのものになるので、これだけの礎石が残っているということはこの時代にどれだけ重要な建物であったかが簡単に予想できますね。
前方左右に似たような配置でたくさんの石が並んでいました。
この大宰府政庁跡の見どころは何か?と考えると紫陽花や桜、そしてこの礎石ももちろんですが、ここ大宰府が九州にとってどれだけ重要な場所であったか、ということ。
今でこそ何もない石だけが転がっているただの原っぱです。
ですが、現代よりも何世紀も前の役所跡だったことに歴史音痴の私でもなんだか心を揺さぶられるような感覚を覚えました。
現在、何か特別なものがあるわけではない。
でもここは当時確かに諸外国との窓口として、役所の役目を果たしていたのでしょう。
何もないけれど、空と緑だけの世界が普段の疲れた心を癒してくれる時間を私たちに届けてくれる。
そんな風に私には感じられました。
大宰府政庁跡に駐車場はある?
車で大宰府政庁跡まで行く人だと駐車場がどうなっているのか気になるところだと思います。
5月に坂本八幡宮の参拝者が増えたこともあってか、臨時駐車場も用意されて十分な駐車スペースがありますのでその点はご安心を^^
ただ、駐車場は数か所に分かれています。
坂本八幡宮の氏子会の方に確認したところ、現状としては週末でもない限り満車で停められない…なんてことはないそうなので、できるだけ政庁跡に近い駐車場に空車がないか確認するといいでしょう。
駐車場自体も政庁跡までの距離は徒歩で行けるくらいなので大した距離ではないのですが、夏休みやお正月といった時期に行こうと考えている場合は、現地までの気温対策をある程度考えておいた方がいいですね…。
季節に応じた服装で行くことをオススメします。
大宰府政庁跡見学に料金はかかるの?
大宰府政庁跡を見学するのに料金はかかりません。
無料です。タダで散策を楽しむことができます。
だからこそ景色のきれいな場所にお弁当を持ち寄ってのんびりとした時間を過ごす人も多いのでしょうね。
しかも24時間営業(笑)
とはいっても真夜中に行ってもただ怖いだけでしょうけど^^;
大宰府政庁跡には展示館もある…けど有料(笑)
ちなみに大宰府政庁跡右手に展示館(資料館)もあります。
↓スタンプラリーもやっているみたいですね
この展示館に関しては有料です。
とはいっても一般の方でも200円で入れる良心的な入場料なので、時間に余裕のある方は中の資料を楽しんでいかれるのもいいでしょう。
中の資料の写真撮影もOKみたいですよ♪
(※個人による非営利目的・教育目的に限る)
さて広場に戻ると、足元に広がるたくさんのシロツメクサになんだか子供の頃の記憶がよみがえるような気がしました。
ついつい四葉のクローバーを探したい衝動に駆られる…みたいな。
セミも鳴いていましたしバッタもそこそこいたので、網を構えながら虫取りに励んでいる少年を微笑ましく眺めてみたりしてました。
夏休みには家族連れでこういった穏やかな時間を過ごすのにも適しているかもしれませんね。
遠くからパパらしき人が優しい目で息子を見守っている姿を見て、私もなんだかほっこりさせていただきました^^
お金をかけずに遊べる場所となると最近はなかなか探すのが難しいもの。
ぜひ一度ご家族で足を運んで自然を楽しむ時間を味わってみてはいかがでしょうか。
以上、私視点の大宰府政庁跡レポでした。
何かしら参考になりましたら幸いです。
まとめ
- 大宰府政庁跡は見どころを探すというよりも自然と歴史を感じる場所
- 車で行く人は無料駐車場があるので問題なし
- 広場自体は無料開放されているが展示館のみ有料