厄年ではないけれど厄払いってできるもの?
最近、頻繁に体調不良を感じたり
悪い事ばかり起きたり
とにかくろくなことがない!!
これ以上不幸ごとが起きないように
お祓いしてもらいたいけれど
厄払いって厄年じゃないとダメ?
そんな疑問についてまとめました。
神社のお祓いについて厄年以外なら?厄払いできない?
「なんだか最近悪い事ばかり続くな…」
「お祓いとか受けた方がいいのかな…」
厄年ではない人も、こんな時にはお祓いをしてもらいたいと思う人も多いはず。
では、実際厄年以外の人が厄払いを受けられるのでしょうか。近所にある神社におたずねしてきました。
神主さんによると、
「神社によって考えが異なるところもあるかもしれませんが、当宮では『厄=災いそのもの』とは考えていません」
とのこと。
…どういうこと?^^;
噛み砕いて説明してもらいましたが、厄年以外の人でも厄払いは受けれるけれど、それが希望する祈願と一致しているのか?これが要になってくるということみたいです。
厄年は昔から自身の健康だったり環境だったり、何かしら心身ともに変化のおきやすい時期であった為に
「厄年にあたるこの時期、健やかでつつがなく心穏やかに過ごせますように」
との祈りを込めて神様に祝詞奏上していたそうです。
厄年のお祓いを希望される人には、『厄年を無事に過ごせますように』との内容の祝詞を読み上げるので
「悪いことが起きるから厄年のお祓いをお願いしたい」
というのは祝詞の内容が少し違うかな…という神主さんのお考え。
じゃあどうしたらいいの!?と思うところですが、
- 今のこの状況がもっとひどくならないように
- これ以上悪いことが降りかからないように
そんな人向けの『災難除け』という祈願があるそうです。『厄年のお祓い』、『災難除け』とそれぞれ内容の違う祝詞ということですね。人それぞれの願いに特化した祝詞を読み上げてくれる…といったイメージだとわかりやすいでしょうか。
私がおたずねした内容でお悩みの方がこの神主さんの神社でも祈願の申込にいらっしゃるそうです。そんな時は受付の際にお話をよく聞いて、
『厄年のお祓い』と『災難除け』
どちらが自分の希望に沿うものであるかご案内をした上で本人に決めてもらうそうです。自分が願う内容の祝詞をあげてもらうことに意味があると思うので、もし祈願してもらいたいと考える人は受付の際に聞いてみるか、事前に電話で問い合わせておくか、きちんと確認しておくことをおすすめします。
お祓いを希望する神社で体調の悩みに関する祈願はできる?
「体調不良が長引くから厄払い受けておいた方がいいかな…」
健康に不安を感じる時も厄払いを思い浮かべますよね。こういった場合も前述したことと同じで、
厄払いの祈願が自分の希望に沿うものであるか?
まず、このことを考えてみることです。
- 体調が良くない
- 病気が長引く
こんな状況であれば『病気平癒』の祈願を考えてみてもいいかもしれません。読んで字の如く「病気が治りますように」といった内容の祝詞で祈願してもらうことができます。
出かけられるほど体調が思わしくない人もいると思いますので、そういった場合は代理の方が神社に出向いて祈願してもらうことも可能ですよ。
ついてないと思う時のお祓いなら神社の神主さんに相談しよう
「最近ほんとについてない…やっぱ厄除けのお祓い行っとくべき?」
ハイ、ここまで読んで下さった人はもうおわかりですね(笑)
ついてない = 厄?
まず、この考えをストップしましょう^^;
「ついてない」と感じる人は『除災招福(じょさいしょうふく)』といった祈願があるのでこちらを考えてみてもよさそうです。こちらも読んで字の如く「災いを除けて福を招く」といった内容の祝詞になります。
何でも厄除け祈願に結びつけるのではなく、今の自分に合う祈願はあるのか。
よく知られている家内安全や七五三、安産祈願といったメジャーなものだけではなく祝詞にはたくさんの種類があるのです。つまりいろんな祈願ができるということ。
当然ながら神主さんは様々な祝詞をご存知です。
神社によって考え方に若干の差はあるかもしれませんが、せっかく祈願を受けようと思うのなら、自身の現状を神社の方に相談してどんな祈願を受けたらいいのかを判断した方がいいと思いますよ^^
まとめ
- 厄年のお祓いは厄年にあたる人の為に用意された祝詞を奏上するもの
- 祝詞にはいろんな種類があって個人の心願に応じた内容で祈願をお願いできる
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