年賀状で結婚報告をしようと思っていたところ
喪中になってしまった…
年賀状は出せないけれど
クリスマスカードなら結婚報告を兼ねて送ってもいい?
結婚式の写真は載せてもいいもの?
その他結婚報告についてのマナーについて
まとめてみました。
結婚報告を考えている方の
参考になりましたら幸いです。
喪中の結婚報告にクリスマスカードはOK?
「喪中だから年賀欠礼の喪中はがきを出すべきだけど、結婚報告はどうしよう…」
そんなお悩みでお困りの方もいらっしゃると思います。
しかし、喪中はがきで結婚報告をすることはマナー違反といわれています。
- 慶事 = 結婚、お祝いごと
- 弔事 = 喪中、おくやみごと
慶事と弔事を一緒にしてはいけないのです。
「じゃあ、クリスマスカードなら結婚報告しても大丈夫?」
と思う人もいるでしょう。
マナー違反ではありませんが送る相手とカードのデザインには気を配るべきですね。
親しい友人や普段から仲良くしている人であれば、クリスマスカードを利用するのもいいと思います。ただ、送る相手の方がキリスト教であれば少し考えた方がいいかもしれません。
日本でのクリスマスはパーティー色の強い、冬を代表するイベントです。
特別、宗教的な考えでクリスマスカードを用意する人は少ないと思いますが、本来クリスマスはイエス・キリストの誕生日であり、キリスト教の人にとっては大事なイベントになります。
送った本人に悪気はなかったとしても少し違和感を感じる人もいるかもしれないので、この辺りは注意が必要です。
また、上司や年配の方には風習を重んじる方も多いので、クリスマスカードではなく
- 寒中見舞いで控えめに報告するか
- 寒中見舞いとは別に、喪が明けてから改めて結婚報告はがきを送るか
どちらかの方が無難ですね。
↓こちらの記事で詳しく解説しています↓
以上のことをふまえて、お付き合いしている人との距離感を考えた上でクリスマスカードを利用するようにしましょう。
check! クリスマスカードを送る時は12月上旬に届くように用意しましょう。喪中の結婚報告に写真を使うのはアリ?
「結婚報告としてクリスマスカードを利用する時、結婚式の写真を使ってもいいのかな?」
この疑問に対して言えるのは、あまりおすすめはできないということ。
結婚の記念としてたくさん写真を残されたと思いますし、その中にお気に入りのものもあるでしょう。
せっかくだから使いたいという気持ちはもちろんですが、やはり喪中であることには変わりありません。
普段着ることのないドレスやキレイに整えた髪型はどうしても華やかな印象を与えてしまいます。
喪中はがきを送っていればなおさらです。
「悲しみがまだ癒えていない為、新年のご挨拶をご遠慮させていただきます」
という意味の『年賀欠礼』の案内を出しているのであれば、お祝いの席での写真は控えた方が賢明です。
カードのデザインも落ち着いた色合いのものを選び、派手なデザインのものは避けるようにしましょう。
「どうしても写真を使って結婚報告したい!」
と考える人もいると思いますので、そういった場合はクリスマスカードや寒中見舞いではなく、自身の喪が明けてから結婚報告用のはがきを改めて用意することをおすすめします。
クリスマスカードを喪中に送るならどんな文例?
市販されているクリスマスカードにはあらかじめメッセージがプリントされているものが多いですが、
「Merry Christmas!」
と書かれたものは選ばないようにしてください。
『Merry』は「楽しい」という意味を持ち、キリストの生誕を祝う言葉でもあります。喪中であるならばこれらの言葉を使わないようにするべきです。
気にしない人は気にしませんが気にする人は気にするものなので、念のため^^;
そしてカードのデザインも落ち着いたものを選ぶように、カードに書く内容もできるだけ控えめにしましょう。
あたたかい祝福をありがとうございました。
近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
素敵な家庭を築いていきたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。
カードの隅に一言添え書きしてシンプルに仕上げるといいですね。
喪中であるために色々な制限がありますし、用意する時間と手間もかかります。
クリスマスカードにこだわる必要はありませんが、結婚報告をする際はご家族とよく相談されてから利用するようにしてくださいね。
以上、参考になりましたら幸いです^^
まとめ
- 結婚報告にクリスマスカード使用はOK、ただし送る相手を考えること
- 喪中はがきには年賀欠礼の案内のみ
- 喪中はがきとクリスマスカードは別のものとして考える(クリスマスカードに欠礼案内は書かない)
- 写真は使わない方が無難、イラストも文章も控えめにする
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