安産祈願って代理でしてもよいもの?
本人が参拝できない時はどうしたらいい?
遠方に嫁いだ娘を持つお母さんだったり
つわりがひどい妻の為に自分が、と思う旦那さんだったり
代理での祈願を希望される方もいらっしゃると思います。
ここでは代理で受ける安産祈願、
そして腹帯やお守りについてまとめてみました。
参考にしていただけたら何よりです。
安産祈願は代理で受けてもよいもの?
5ヶ月を過ぎた最初の戌の日に安産祈願を受ける人が多いと思います。(必ず戌の日に受けるもの、ということではないですよ)
ですが、妊婦さん本人ではなく『代理』で安産祈願を受けることはできるのでしょうか。
答えとしては、代理でも祈願できます。
本来は妊婦さん本人が受けるものということは覚えておくべきですね。お産するのは妊婦さんですから^^;
ただ、妊婦さんの体調だったり、何かしらの都合で本人が参拝できないという場合もあるのでそういった時に代理で祈願を受ける方がいらっしゃいます。
旦那さんだったり、仲の良い友人に頼む人もいるようですが、実家の母親に代理祈願をお願いする人がやっぱり多いようですね。
出産経験済の先輩でもありますし、やっぱり実の母親には色々と頼りやすいものです。
代理で安産祈願を希望する時は妊婦さん本人の現住所・名前を用意しておきましょう。ご本人の安産祈願ですので当然といえば当然です。
神主さんが読み上げる祝詞(のりと)の中で必要になりますので正確な住所とフリガナを記入するようにしてください。
いざ受付で
「住所何丁目だったっけ…?」
なんて、もたついてしまうと空いている日ならいいのですが、もし混雑している日だと他の祈願者の方に迷惑をかけてしまいます。
携帯に記録するかメモに書いておく等、きちんと控えを持っていくのを忘れないようにしましょう。
また、腹帯を持参して一緒にお祓いしてもらうこともできますし、神社でお祓い済みのものを授与していただくこともできます。祈願する予定の神社へ事前に問い合わせておくと良いでしょう。
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安産祈願に持参する腹帯はやっぱりさらし?
代理で祈願を受けられる方で、
「一緒にお祓いしてもらった腹帯を渡してあげたい」
そんな風に考える人もいると思います。
と、なるとやっぱり用意する腹帯はさらし?と首をかしげてしまう人も。
「今時さらしって使うのかな…」
「でも帯祝いするなら昔からのさらしだと思うし…」
色々考えが巡ってしまうと思いますが、ここは妊婦さんに聞いて確認するのが一番いいと思います。
確かにさらしはガードルや腹巻タイプのものと比べて使いにくいかもしれませんが、産婦人科によっては
「戌の日に病院で妊婦さんにさらしを巻くので用意しておくように」
とお伝えしているところもあるようです。今は巻き終わりの部分が伸縮性のあるゴム生地になっているものもあるので、昔ながらのさらしよりは使い勝手が良くなっているものも販売されています。
当然、普段使いしやすいガードルやベルトタイプのものがいいと言う妊婦さんもいるでしょうし、神社では基本的にどういった形のものでもお祓いをする上では問題ないというところが多いと思いますので、それならば本人の希望に沿う形が一番いい、ということです。
せっかくお祓いしてもらうのならば使ってもらえるものがいいですよね。もちろん本人が不要だと思えば、腹帯なしで祈願だけでも十分です。
腹帯を用意する場合は妊婦さんの希望を聞いて、本人に適したものを持参して安産祈願を受けてくださいね。
安産祈願した腹帯にお守りを縫い付けるのは?
安産守は様々な種類がありますが、神社やお寺によっては腹帯に縫い付ける専用の布でできたお守りもあります。
そういったお守りを直接腹帯に縫い付ける人もいれば、お守りのサイズに合わせたポケットを作り、それを腹帯に縫い付けてお守りを入れている人もいます。
代理でお母さんが祈願を受ける場合、もし妊婦さんが裁縫の苦手な人であればお母さんがお祓いして頂いた腹帯にポケットを縫い付けて贈ってあげる…
こんな贈り方もいいかもしれませんね^^
その時は縫い方が甘いと糸がほどけてお守りが落ちてしまうのでしっかり縫い込んであげてください。
ちなみに縫い付ける専用のお守りと違う普通のお守りを直接縫い付けるのはダメですよ!
ポケットを付けて腹帯を使う場合は洗濯の際にお守りを中から取り出すのを忘れないようにしましょう。
まとめ
- 代理でも安産祈願は受けられる(本人の現住所・名前が必要)
- 腹帯を用意するなら本人の希望を事前に聞いておくとよい
- 腹帯にお守り用のポケットを縫い付けるのも使い方のひとつ
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