「あなたの実家には帰省したくない!」
お嫁さんからのこんな一言に
戸惑っている旦那さんは多いのではないでしょうか。
嫁を置いて帰省するしかない?
でも実家の両親になんて言おう…。
まずは帰省を嫌がる理由を知る必要があります。
下手すれば離婚問題!?
その前に妻の気持ちをこちらでしっかり確認して下さい!
嫁だけ帰省しないってアリ?
「絶対帰省しないから!」
お盆や年末年始の帰省前に奥さんと喧嘩になったりしてませんか?
なぜ妻はそんなにも夫の実家を嫌がるのか。
結論はただひとつ、旦那さんに甲斐性がないからです。
旦那さんにとっては気の休まる実家でも、嫁さんにとってはそうではありません。それと同じように、旦那さんが嫁さんの実家に行ってくつろげることはそうないでしょう。自分の立場を逆転して考えればすぐわかることなのになかなか気づけない人が多いんですね。
しかも男と女ではいまだに扱われ方が違います。
嫁はあくまでも『嫁』として、義実家でも食事の用意をしたり掃除の手伝いをしたりと何かしらこき使われることが多いのに対して、旦那は嫁の家で何もしなくても特別何か文句を言われることもない。どちらかと言えばお客さん扱いですよね。でも『嫁』としての立場だとそうはいきません。もうこの時点で不平等なのです。
更に言えば、嫁さんは義実家の中でただひとりの『他人』なのです。家族なのは旦那さんだけ。他人に囲まれた中で家族である旦那さんに守ってほしいんです。
それなのに、帰省した旦那さんは実家でくつろいでゴロゴロ。生まれ育った家なのだからそりゃあリラックスできるでしょう。
こき使われ、ひどい場合は姑からいびられて、それでも旦那は味方にもなってくれないどころか実家で子供がえりしている姿を見て心底嫌気がさした嫁さんもいるはず。
そんな状況を理解しないまま、自分の実家への帰省を拒否する奥さんに対して
「嫁さんだけ置いて帰れるわけないじゃん」
「親になんて言えばいいんだよ」
なんて自分本位な言い訳で頭がいっぱいなら今すぐ考えを改めること。自分の両親への顔ばかり立てて嫁さんの気持ちをないがしろにしていることに気付いてください。
嫁さんだけ帰省しないにしても、両親への理由なんか嘘でも何でもいいから頭をひねればいくらでも考え付くでしょう。
「せっかくの休みだからゆっくり羽伸ばしておくといいよ」
それぐらい言ってあげられる旦那でいるべきです。むしろ今まで頑張ってくれたことに感謝の意を示すべき。
夫婦での話し合いは必要ですが、旦那と子供だけで帰省している家庭もあります。旅費も浮いて奥さんはゆっくり休むことができてwin-winです。
無理やり帰省を強行するのだけはやめておきましょう。ニコニコしながら不満がたまりにたまって限界を超えて、離婚を切り出される話なんてそう珍しいものではないですよね。
旦那さんが気付いた時にはもう、心は決まっている…そんな可能性もあり得ます。
もしそれが現実になってしまったら。そうなる状態まで気付けなかった、何もしなかった旦那さんにも原因があるのです。
今からでも遅くはありません。奥さんの気持ちにもっと寄り添ってあげること。
それこそお互いの夫婦生活もwin-winというものですよ。
帰省を嫁が嫌がる理由とは?
「うちの親は気を遣わないでいいから」
なんて本気で思っているのならアウトです。
「両親も妻も仲良くしてくれている」
「うちの親子関係は良好だ」
そんな風に思ってるの、旦那さんだけですよ。
もちろん義両親と仲良くしているお嫁さんも少なからずいると思います。でもそれは嫁さんの気遣いあってのこと。笑っていたとしても、とにかく周りに気を遣っていることを理解してあげるべきです。
義実家で心の底から笑っているお嫁さんが世の中にどれだけいるでしょうか。とにかくお嫁さんは気を張りつめていて体も心も休まる暇がないのです。
旦那さんにとっては実家だからこそ昔の友人にも会えるし、久しぶりに飲みに…なんて話にもなるかもしれません。
その間、奥さんはどんな気持ちでいると思いますか?
夫の実家でのお嫁さんはひとりぼっちにされてどれだけ心細い思いをしていることか。逆の立場だったらどう思うか考えてみてくださいね。
嫁さんが義実家への帰省を嫌がるのは生活スタイルの違いなど色々ありますが、主な理由としては常に家の手伝いをしないといけなかったり、姑からのいじめや悪口に耐えないといけなかったりと散々なのです。その上で常に気を遣わないといけないのだから、文句も言わず夫の実家に帰省するお嫁さんでもいたら国宝モノです。
それでも旦那さんが盾になってくれたら嫁さんとしても心持ちが全然違います。
どうしてもお嫁さんを連れて帰省しなければいけない時は常に奥さんに気を配って守ってあげること。ひとりにするなんて論外です。
もし嫁いびりされているのを目にしたら、自分の親でもガツン!と言うこと。口先だけの注意なら親にも嫁にも逆効果なので十分心得ておきましょう。
実家の親に親孝行するのも大事ですが、それよりも今の家族であるお嫁さんとの絆を深めていくことも大切です。
もう息子ではなく、夫なのですから。
まとめ
- 帰省を嫌がる嫁の気持ちをもう一度よく考えること
- 義両親と仲良くできている嫁でも気を遣っていることには変わりないことを理解する
- 嫁が不満を口に出した時は突然のことではなく今まで耐えてきたのだと心得よ
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