教員免許を持っていながら就職活動していると
なぜ教員にならないのか面接で問われることもあると思います。
でも、うまく答えられなくていつも不採用…
そんな悩みを抱えた学生さんは結構多いのではないでしょうか。
面接官を納得させられるような答えをこちらで確認して
堂々と面接を受けられる準備をしておきましょう。
教員免許持ちで就活する正当な理由とは
「どうして当社を希望されましたか?」
就職活動する上で必ず聞かれる質問だと思います。
志望動機として当然答えられますよね。ですが、
「教員免許を持っているのにどうして当社を希望されましたか?」
こう質問されると途端に返答しづらくなってしまうのではないでしょうか。
教員免許を持っている学生さんはこの問いかけに対して堂々と答えられる理由を用意して面接に臨まなければ、どの企業を志望したとしても内定を勝ち取るのは難しいでしょう。
ではどういった答えなら面接官を満足させられるのか。
そのポイントをひとつずつ確認していくとしましょう。
どうして教師にならなかったのかという質問
教員にならない理由を決してネガティブな言葉で伝えてはいけません。後ろ向きなイメージを与えてしまうことになり、良い印象とはかけ離れたものになってしまいます。
「教職のこういったところが自分には合わないと感じた」
なんて発言はもってのほか。実際そう思っていたとしても、
「本当にやりたいことを再確認できるいい経験をさせて頂いた」
と、あくまでも前向きに捉える返答を用意しておきましょう。
何を言っても言い訳のように聞こえてしまう…と不安な人は最初から教員免許を履歴書に書かないという手段も有効だと思います。
その時は大学時代に何に一番打ち込んできたか、代わりにアピールできるエピソードをいくつか考えておくことをおすすめします。
教員免許取得を強みにしよう
教員免許を持ちながらの就活を不利に感じる人もいると思います。ですが、教員免許を取った経緯の伝え方次第で印象の良し悪しは簡単に変わるものです。
むしろ教育実習を受けたことで、
- どんなことに気付くことができたか
- どんなことを吸収することができたか
これらを伝えることで、何事にも精一杯取り組む姿勢を持った誠実さをアピールできるでしょう。
その上で『教員を諦めた』のではなく、教育の世界を実際に目にしたからこそ自分の能力が活かせるのは教師ではなく○○であることに気付かせてもらえたこと。
○○としてのスキルアップを重ねて御社に貢献したい…という思いを自分の望む職種に重ねて面接官に伝えるのがベストではないでしょうか。
教員免許持ちで就活する時の面接対策
面接官が知っておきたいのは
- この会社が第一志望であるか(「やっぱり教員に」…となったら困る)
- 就きたい職種と方向性が会社の考えとマッチングしているのか
これに尽きると思います。
ただ単に、
「御社の〇〇に惹かれて志望しました」
とマニュアル通りなことを言われても、『どうして〇〇に惹かれたのか』という部分がすっぽり抜け落ちてしまっていますよね。
なぜ惹かれたのか尋ねられて何も答えられないのは、会社の目指している未来と自分が思い描いている未来が重なっていないから。
「いずれは御社のこの分野でこんなことをやっていきたい」
「そして会社と共に成長していきたい」
一緒にこの会社を盛り上げていくことができる、そういう熱意を持った人こそ会社が求めている人材です。
教員免許を持っている言い訳を気にするよりも、会社に対する思いをどれだけ具体的に伝えられるか。ここを一番大事に考えるべきだと思います。
緊張しない人なんていません。でも硬い表情はNGですよ^^
生き生きとした表情こそ何よりの印象アップにつながります。
この会社でしかできない仕事をしたい。
そんな思いの丈を全部届けられるように今まで積み重ねてきたことを信じて就職活動に励んでくださいね。
まとめ
- 教職を否定するような発言はNG
- 教員免許を取得できたからこその強みを逆に自己PRとして使う
- 会社の将来の方向性=自分のやりたいことに間違いないか再確認して面接に挑もう
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