教育実習先からの電話にたまたま気付かず、
「折り返す時って何て言って電話したらいいの…?」
なんて慌てている学生さん、
案外多いのではないでしょうか。
ここはひとまず落ち着いて。
実習先の先生に失礼のないように
こちらからかけ直す際のマナーをしっかり確認しておきましょう。
教育実習先の電話に出られなかった時は?
「実習先から電話がきてた!」
気付かないうちに着信が…なんてうっかりミスしてませんか?
「○時までに連絡ください」
なんて留守電が入っていて、その時間すら過ぎていたら…。
真っ青になって慌てる人も少なくないことでしょう^^;
実習前で連絡があるかもしれない時期に注意が足りなかったことは反省すべき点ではありますが、電話に出られなかったことは過ぎてしまったことなので、その後どういう対応ができるかであなた自身の評価が上がるか下がるかの決め手になると思います。
こちらから折り返すのは当然として、慌てて早口になったりだらだらと言い訳を並べるのは印象を悪くするだけです。アルバイトだったり移動中だったり、着信に気付かなかったその時の理由を簡潔に述べて、
「電話に出ることができず大変失礼致しました」
と、お詫びの言葉をきちんと伝えることができれば問題ありませんよ。
「またかかってくるかな~」
なんて向こうからの連絡を待っているのは論外です。
お世話になる実習先へ折り返しの電話をかけるのは当たり前のマナーであることを理解しましょう。
では電話をかける際の注意点についてご説明していきます。
教育実習先からの電話 折り返しする時の注意
着信にすぐ気付いた時には時間が経たないうちに折り返しましょう。ただ、外出先で人の多い場所にいた場合は一旦そこから移動して電話をかけることをおすすめします。
周りの話し声がうるさくて大事なことを聞き間違えることがあってはいけませんし、屋内でも建物の造りによっては声が反響して相手が自分の声を聞き取りづらいと感じることもあります。
はきはきと大きな声で喋っても問題なく、電話内容のメモをとることができるような場所が望ましいでしょう。
また、電話があったことに気付いたのが夜だった場合、遅い時間に折り返すのは常識としてあまりよろしくありません。
「じゃあ次の日の朝イチで!」
と考える人もいるかもしれませんが、どこの学校も朝の時間はバタバタしているので避けた方が無難ですね。
10~11時頃の午前中が比較的ベストな時間帯です。
事務員さんが電話を取ることがほとんどだと思いますので実習担当の先生に取り次いで頂くようにお願いしましょう。12~13時はお昼休みの時間ですので極力控えるように気を付けてください。
もし、運悪く連休を挟んでしまった場合は仕方ありません。
「〇日にご連絡を頂きました〇〇です。折り返しが遅くなり申し訳ございません」
など、まず一言謝罪を入れてから要件を伺うようにしましょう。
教育実習先への電話マナーとは
教員という職業は思っている以上に忙しいものです。
授業中でなくても会議に入っていることも多いですし、来客対応で席を外していることも当然あるわけです。
狙ったわけではないのにこちらが何度電話してもタイミングが悪く担当の先生とつながらない…なんてこともあるかもしれません。
そんな時、もし事務員さんが
「こちらから折り返すようにお伝えしましょうか?」
と言ってもらえたとしても、できるだけ担当の先生の手を煩わせることは避けた方が良いと思います。
「ありがとうございます。ですが、こちらからまた改めてお電話させていただきます。」
と返答できるとスマートですね。
電話があったことは事務員さんから先生宛に伝えてもらえるはずですので、念のため向こうからかかってきた時のことを考えて携帯電話を常に確認できるようにしておくことです。
まだ学生のうちは電話のやり取りに慣れない点も多いことでしょう。ですが完璧ではなくても何事にも真摯な態度で対応すれば相手方に不快な思いをさせることはそうそうないと思います。
電話対応は社会人としても必須スキルでもあります。
ひとつひとつ数をこなして電話のマナーをマスターしてきましょう。
まとめ
- 実習先からの着信に気づかなかった時は折り返し電話を入れて必ずお詫びすること
- 折り返しをする時は自分も相手も電話の声が聞き取りやすい場所に移動する
- 実習先の先生の負担にならないよう常に自分から動く姿勢を心がけることが大事
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