七五三のお参りは誰と行くべき?
そんな疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
「一応義両親にも声をかけておいた方がいい?」
「でも正直呼びたくない…」
ご家庭それぞれのお家事情があると思います。
自分達だけでお参りするのか
義両親もお誘いした方がいいのか
こちらで確認しておきましょう。
七五三 誰と行くもの?
「七五三のお参りってそもそも誰と行くものなの?」
七五三の時期が近づき、そんなふとした疑問が浮かぶ親御さんもいらっしゃると思います。
- 家族だけで行く
- 家族と義両親で行く
- 家族と実家の両親で行く
- 家族と両家全員で行く
パターンとして上記4つがあげられますが、結論としてはどの形でお参りしても問題ありません。
神職をしている友人にお勤めしている神社は毎年どんな様子なのか尋ねてみましたが、
「どちらかと言えばご夫婦と子供だけ、もしくは夫側の両親とご一緒されるご家族が多いように思う」
との意見をいただきました。嫁ぎ先のイベントとして考える人の割合が大きいということでしょうか。
ただ、地域ごとの風習にもよりますし、両親が遠方の場合もあります。すべてのご家庭をこのケースに当てはめて考えるのは難しいと言えるでしょう。ですので、
「こうしている人が多いからこうする」
といったことではなく、やはりご家庭それぞれの状況に合わせてどうするのがベストかをご夫婦で話し合うのがまず第一。
核家族化が進む近年、夫婦と子供だけでのお参りをするご家庭が多い風潮がありますが、可愛い孫のお祝い事に参加したいという祖父母の考えも尊重すべきポイントではあります。
義両親にも子供の七五三に参加してもらうべきか。このあたりについてもう少し掘り下げてご説明していきましょう。
七五三 義両親も呼ぶべき?
「旦那の親が一緒だと気を遣って疲れる…」
義両親を誘いたくない一番の理由はコレではないでしょうか^^;
かといって実家の両親だけに声をかけると角が立ってしまいますよね。
とはいえ両家どちらとも呼んだとしても余計面倒になる場合もあることでしょう。両家が仲良くお付き合いができている関係であればいいものの、不仲な関係のお宅も少なからずあるでしょうし、呼んでしまえばお嫁さんの立場にある人だと両家に挟まれて更に気疲れすることも多いと思います。
ですが義両親を立てるという意味から言えば、声かけだけでもしておいた方が無難かもしれません。
一緒にお参りするしないは別として、勝手に話を進めるとご機嫌を損ねて後々嫌味を言われる原因にもなりかねませんし、子供にとっては自分のおじいちゃんおばあちゃんであることに変わりありません。
何より七五三は子供のお祝い事ですので、子供自身にとって思い出に残るいい1日にしてあげることが大事ではないでしょうか。
ただ、残念ながら自分達夫婦と考えている常識とは違う物言いをする義両親がいるのも事実です。違う考え方があるのは当然といえば当然ですが、それがあまりにも度を過ぎているとさすがに歓迎できないと思うこともあるでしょう。
できるなら義両親を呼びたくない…。そんな時の対処法について続けてご説明していきます。
七五三 義両親を呼びたくない時の対処法
七五三に義両親を呼ばない場合、夫婦の意見が一致していることが肝心です。旦那さんには義両親との窓口になってもらう必要がありますからね。
では対処法とポイントについていくつか確認しておきましょう。
両家とも呼ばないと伝える
夫婦どちらの家も呼ばないことであくまでも家族だけでお祝いしたいというアピールを強めることができます。
どちらか片方だけを呼ぶともう片方に悪いのは当たり前にわかることですし、どちらも呼ぶとなると着物の着付けに加えて食事会やそれにかかる費用、場所探しやスケジュール調整など何かと大ごとになり、その分出費も増えるわけです。多少大げさな言い方をすることで納得してもらえる確率も上がることでしょう。
事前に伝えないようにする
お参りの日程が決まっていたとしても、
「夫の仕事が繁忙期なのでまだどうにも決められない」
と濁せばうまくスルーすることができます。スケジュールがわかってしまうと呼んでいなくても当然来訪…なんてことにもなりかねません。
神社でご祈祷を受ける場合、予約が必要か不要かは神社によって異なりますが、旦那さんのいつ取れるかわからない休みが確定しない限りは何も話が進められないと向こうも思うはずです。
「急に休みをもらったから家族でささっと行ってきた」
と口裏を合わせて後日旦那さんから連絡してもらうと良いでしょう。
事後報告は必ずしておこう
義両親を呼ばなかった場合、家が近くであればできるだけ早いうちに七五三を済ませたことの挨拶をしておきましょう。
電話やメールでも報告はできますが事務的で冷たい印象を受けますし、何より機嫌が悪くしてしまわないように家族でお訪ねして子供に会わせるのが場を無難に納める方法だと思います。もし七五三の記念写真があれば子供からおじいちゃんおばあちゃんへのプレゼントとしてお渡ししておくといいかもしれません。
お祝い事はこの先も続きますので、子供の為にもある程度距離を保ちながらつかず離れずのちょうどいい関係を続けられるようにしたいものですね。
まとめ
- 七五三は地域ごとの考えはあるものの『誰と行くもの』という厳格な決まり自体はない
- 両家のことを考えてどちらかに角が立つことのないように夫婦でしっかり話しあうこと
- 気疲れしてしまう行事でも子供のお祝い事であることは忘れないように
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