新幹線自由席から指定席変更は乗車後可能？満席なら車両内で立つの？

購入していた新幹線の自由席特急券。
当日、自由席車両に乗ったけれどどこも満席…

「自由席から指定席に変更ってできないのかな？」

「乗車した後だし車内だと対応はしてもらえないかな？」

できることなら座りたい…そう考えるのは当然のこと。
移動距離が長ければ長いほど大変ですよね。

こちらで特急券の変更についての確認ができます。
新幹線乗車後にお困りの方はぜひご一読を。

新幹線の自由席から指定席への変更は乗車後でもできる？

「新幹線の自由席から指定席に変更するのは車内でもできるかな？」

当日乗車した自由席車両が混雑していた場合、手元にある自由席券から指定席券への変更はできるのでしょうか。

結論として、条件はあるものの変更はできます。
車掌さんに申し出れば、自由席券と指定席券の差額を支払うことで変更することが可能です。基本的に520円が必要になりますが、お盆や年末年始といった繁忙期には200円値上がりになり、逆に閑散期には200円割引になります（2018年5月現在）。時期によって変動があるということを覚えておきましょう。

そして前述した条件について。
支払いを終えて、車掌さんにもらった変更きっぷがあれば指定席車両の空席に座ることができますが、座っている席の指定席券を持っている人が乗車してきたらその席を譲らなければいけません。そのことは変更時に車掌さんからも説明を受けますし、その時に手渡された変更証明のきっぷにも記載があるはずです。座れる時は座れてラッキー、といった車掌さんによるお情け発行のきっぷみたいなものですね^^;
長時間移動になる人はそれでもありがたいと思う人も多いでしょう。運が良ければずっと座っていられることもありますので。

また、変更の手続きをしているならいいものの、最近では自由席券のまま「空いていたから座った」と我が物顔で指定席車両に乗車する困った人も増えているようです。そして正規の指定席券を持った人が来ても席を譲らないといったトラブルも。
車掌さんが出てきても移動しない場合は警察に突き出されるだけです。周りの迷惑にならないようにマナーある行動を心がけましょう。

新幹線の自由席が満席の場合は指定席もいっぱい？

自由席券から指定席券の変更についてご説明しましたが、場合によっては車掌さんが指定席への変更を認めない場合もあります。

というのは、自由席が混雑している時は指定席も混みあうことが多いです。大型連休の時期は特にそうですね。
自由席から指定席への変更は車掌さんの判断にゆだねられるのでその時の状況次第で変更できないことも…。

もし車掌さんの温情で変更手続きができたとしても、本来の指定席券を持った人は乗車してきたら席を譲るしかありません。別の席が空いていたらそちらに移動することは問題ありませんが、乗車する区間は人それぞれですので、座る為の席を求めてイタチごっこに似た状況になって落ち着かないかもしれませんね。変更してすぐは席が空いていたのに…と思ってもこればっかりは仕方ありません^^;

また、変更は1回しか対応してもらえないので気をつけてください。せっかく自由席券から指定席券に変更してもらったのに

「やっぱ自由席空いてきたんで戻ります」

というのはあまりにもわがままな行為です。
車掌さんも決められた時間の中で業務内容をこなしているので常識はずれな行動で手を煩わせるのは控えましょう。

新幹線の指定席車両かデッキで立つしかない？

自由席車両が混雑していて座れなかったから差額を払って指定席車両へ。ですが、移動した指定席車両でも立ち席になってしまうことはあります。運の悪い人は支払い損という悲しい現実が待っているんですよね…^^;

だからといって自由席車両にしろ指定席車両にしろデッキでぎゅうぎゅうの状態を耐えるのはつらい…そんな時に使える別の手段をご紹介します。

新幹線のグリーン車デッキに移動する手もアリ

グリーン車はグリーン券を持っている人のみが乗車できる車両です。自由席、指定席に比べて快適なスペースを約束されているのでその分支払う料金も高くなります。

グリーン券を持っていない人はグリーン車のデッキに入ることも許されていません。だからこそ自由席・指定席車両、どちらのデッキ共混雑していたとしてもグリーン車のデッキはガラガラ…なんてことはよくあります。ですので立ち席であることには変わりないとしてもある程度のゆったり感は保つことができるわけです。

「多少の出費は痛いけれど、寿司詰め状態でいるよりはマシ！」

と考える人には使える手段かもしれませんね。
長時間移動の場合、あまり無理をすると体調を悪くしてしまうこともありますのでいざという時の手段として頭に入れておくと良いでしょう。

まとめ

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