去年使い残した日焼け止め。
もったいないから使っちゃおうかな…なんて
考える人は多いと思います。
でもそれは子供にも安心して使えるものでしょうか。
大人の肌と違って敏感な子供の肌にどんな影響を及ぼすか
知らないままでいると思わぬ事態をまねくことも。
日焼け止めを使うにあたって
親として正しい知識をこちらで確認しておきましょう。
日焼け止め 去年のものを子供や赤ちゃんに使ってもいい？
「去年使った日焼け止めの残り、まだ使えるかな？」
紫外線が気になる季節の日焼け止めあるあるな疑問ではないでしょうか。
使い切れないまま、でも捨てるのももったいなくてずっと保管してた…という人は結構多いと思います。
そんな気になる日焼け止めの使用期限ですが、開封済の場合、1年で使い切るのが理想的。しかしこれは防腐剤が入っていればの話です。去年のものということはすでに1年は経過しているものが多いと思います。
紫外線を防止する効果そのものに問題はなくても乳液素材は確実に酸化が進んでいます。また、日焼け止めの容器が肌に触れ、そこから雑菌が繁殖し劣化している可能性もあるのです。
そんな状態の日焼け止めを子供や赤ちゃんの肌に塗ったら…と考えると怖いですよね。赤くなったりかぶれたりする原因になりますので去年の余り物を使うのは控えましょう。
子供に日焼け止めを使うにあたって、なるべく肌に負担のかからないものを選ぶお母さんが多いと思います。そういった防腐剤の配合が少ない、もしくは入っていないものの場合は開封してから半年以内には使い切るべき。開封していなくても使用期限は1年ほどしかもちません。大事にとっておいても結局使えないケースがほとんどでしょう。
肌を守るもので肌トラブルをおこしてしまっては本末転倒です。日焼け止めは毎年買いなおして新しいものを使うように心がけましょう。
日焼け止め 去年開封済でも使えるものもある？
日焼け止めは買ったその年のうちに使い切るのがベストですが、開封済でも問題なく使えるものもあります。
それはスプレータイプの日焼け止め。スプレータイプなら開封未開封関係なく使用期限は3年とされています。
なぜこんなに使用期限が長いのかというと、乳液タイプのものと違って密閉された容器に入っているのが理由のひとつです。
空気に触れることがないということは酸化しにくいということ。つまりは劣化しにくいということですね。
そしてスプレータイプのものは日焼け止め成分を噴射して肌につけることになるので容器が直接肌に触れず、雑菌も繁殖しにくいことも使用期間が長い理由としてあげられるのだと思います。
「長袖の季節になりそうだけど、まだ日焼け止め使うかも…」
といった場合は長く使えるスプレータイプのもので間に合わせるのもアリですね。髪にも使用できるスプレーもありますし、家に1本あると重宝するかもしれませんよ。
子供に使う場合はむせないように一度手に出してから塗るようにしましょう。
日焼け止め 去年のものでも未開封ならOK?
「去年買った日焼け止めだけど、まだ開けてないなら使えるかな？」
と、未開封の日焼け止めが家にあった…という場合もありますよね。シーズンオフのセールでつい買っちゃった…という人もいるのではないでしょうか。
未開封のものであれば3年はOKなので問題ありません。ただ、買ってから1年経過してることを考慮して使用期限は残り2年と頭に入れておきましょう。
製造年月日も確認した方が安心ですので、使用前にパッケージの説明を読んでおいた方がいいですね。
どちらにしろ開封してしまえばその日から1年で使い切ることが肝心です。前述したように、防腐剤の配合量が少ないものや無添加のものは劣化の進行が早いので開封したら半年以内には使い切ることを忘れないように。蓋を開けたその日の日付を油性マジックで容器に書いておくと使える期間の確認をしやすいと思いますよ。
子供や赤ちゃんの肌は大人と違ってとってもデリケートです。紫外線の強い時期には細心の注意を払ってお子さんの肌を守ってあげてくださいね。
まとめ
- 防腐剤配合の日焼け止めなら未開封のものは3年、開封済のものは1年が使用期限の目安
- 防腐剤無添加の日焼け止めなら未開封のものは1年、開封済のものは半年が使用期限の目安
- スプレータイプの日焼け止めなら開封未開封関係なく3年OK
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