紫外線が強くなる季節には欠かせない日焼け止め。
UVカット対策に抜け目のない人は
すでに春先から使用している人も。
でも…日焼け止めをおでかけの直前に塗ったりしていませんか?
それ、ダメなやつですよ!
日焼け止めの正しい使い方、
そして塗り方のポイントと持続時間についてまとめました。
今年は絶対日焼けしたくない人、必見です!
日焼け止めは何分前に塗るのがベスト?
お出かけ前の日焼け止め、何分前に塗ってますか?
玄関でささっと塗っていざ外出!なんてことしてませんか?
どちらかというと家を出る直前に日焼け止めを塗る人が多いのではないでしょうか。でも残念ながら、日焼け止めの効果を発揮させるにはあまりいい使い方とは言えないんです。
紫外線をカットするために、日焼け止めは肌の上で定着させる必要があります。
つまり肌になじんでいるかどうか。ここがポイントになってきます。
例えば、慌てて腕に塗った日焼け止めが肌になじむ前にドアにぶつかってべったり…なんて経験ありませんか?(私はよくやってました…笑)
もうその時点で日焼け止めは部分的にはがれてしまったりムラになっている状態です。塗ってすぐ外出して汗をかいたりしたら同じように流れ落ちてしまいます。
日焼け止めを塗ってから薄手のカーディガンを羽織る人もいますが、この場合もカーディガンとの摩擦で腕に残る日焼け止めは少なくなってしまい、結果、紫外線対策としては不十分なものに。せっかく日焼け止めを塗ってもその効果が発揮されなければ意味がありません。
日焼け止めが肌の上でしっかり密着するのにかかる時間は30分。
つまり逆算してお出かけの30分前を目安に日焼け止めを塗るように心がけましょう。
日焼け止めの塗り方のコツは?
日焼け止めを塗るのに最適な時間がわかったところで塗り方のコツについてご説明していきましょう。
日焼け止めの効果的な塗り方
- 説明書に記載されている量をきっちり使う
- 肌の上に『のせていく』イメージでたたくように広げていく
- のばしながら塗るのは厳禁
- 塗りムラのないように基本的に二度塗りを
- 日焼け止めは一箇所ではなく何箇所に分けながら肌の上に出して塗り広げる
確認しながら「ドキッ」とした点はありませんでしたか?
特に気をつけるべきは肌に塗る日焼け止めの量。少ない量を全体に広げようとのばすように塗りがちですが、薄くのびた日焼け止めでは十分な効果が得られません。せっかく日焼け止めを使っているのに白浮きを気にして十分な量を塗れていない人が大半です。
最近は白くなりにくいものも店頭にたくさん並んでいるので、よく吟味して自分の肌に合う日焼け止めをしっかり塗るようにしましょう。
日焼け止めを塗り忘れがちなパーツ
- 腕全体の内側
- 二の腕から肩にかけて(ノースリーブの場合)
- 首の後ろ側
- 耳の裏側
- 手足の甲
- 脚全体の内側
- 髪
目に見える箇所に関してはきちんと塗れていても、目の届かない裏側は忘れがちな人が多いので注意しましょう。
私はよく足の甲に塗り忘れてしまうので、サンダル焼けをしてしまいます…(笑)
違うサンダルを履いた時に日焼け跡がくっきりわかってしまい、なかなか恥ずかしいものです。スプレータイプの日焼け止めを常備していると髪や足元にも手軽に使えて便利ですよ。
日焼け止めの効き目が続く時間は?
日焼け止めを購入する時、よく『SPF』という文字を目にすると思います。これはSPF1で約20分日焼けをブロックしてくれるという目安なんですね。
わかりやすく例をあげてご説明しましょう。
【SPF30の日焼け止めの場合】
【SPF50の日焼け止めの場合】
こうして比較してみると、日常で使う分にはSPF20~30で十分と言えそうですね。
ですが、たくさん汗をかいたりタオルでこすったりすればSPFの数値は関係なく効果は半減してしまいます。どんな日焼け止めでも2~3時間でこまめな塗りなおしをするのが日焼け止めの効果を活かす大事なポイントです。
日焼け止めの特性をしっかり理解した上で正しく使いこなし、紫外線ダメージの少ない生活を送れるようにしたいものですね。
まとめ
- 外出する30分前に日焼け止めを塗ってしっかり肌になじませてからお出かけすること
- 日焼け止めは十分な量と目の届きにくい箇所にもしっかりと
- SPFの数値に関わらずこまめに塗りなおして日焼け止め効果を持続させよう
↓こちらもオススメ↓